milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

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Re-Cool Reflections / 寺尾聰

2007.01.06 (Sat)
1981年に165万枚を売り上げたモンスターアルバム「Reflections」を完全リメイク、当時とほぼ同じメンバー、曲順も同じという寺尾聰の新作。
発売前から気になっていましたが、ADLIBの1月号(表紙がジャコ)の記事を見て即買いしました。LAセッション時の写真が載ってて、寺尾、アレンジャーの井上鑑、そしてヴィニー・カリウタがとてもいい雰囲気で写ってる。今年の一発目はこの作品で。

「Reflections」はかなり聴き込んでました。当時自分は中3、中学校の担任の方針でクラス内での交換日記が流行ってました。生徒の間で日記をぐるぐる廻すのでは無く、書いてきた人はまず担任に日記を提出、担任がコメントを書いて次の人に廻すというシステムでした。教師と生徒とのコミニュケーション・ツールみたいなものだったんでしょうが、寺尾聰が「ザ・ベストテン」に毎週出てた頃で、日記の中でも「Reflections」は当然話題になっていたので、同じ班の人間はみんなコレを聴いてた。収録曲の感想を思い思いに書いていたと思います。明るめの「渚のカンパリソーダ」が1番人気でした。(中学生らしくて良い)

やはり今思うに「Reflections」は“オトナの音楽”であり、寺尾聰の世界は当時中3の自分には全く理解出来ていなかった。なんだか悲しげで孤独な男の歌というイメージはあったと思いますが。。。
ただ、165万枚という空前のヒットはこの孤独な雰囲気が当時の日本人に受け入れられたのは間違いない。このアルバムのおかげで同時期に発売された大瀧詠一の「ロング・バケイション」は最後までチャートのトップに立てなかったとADLIBの記事にあります。カラッとした大瀧サウンドもいいですが、こういう哀愁モノが日本人は好きなんでしょう。

そして25年の時が流れ、「Reflections」が新しいアレンジで聴けます。ポイントはやはりカリウタの参加。思いっきりそそられます。プロデュース&アレンジは前作と同じ井上鑑(key)。今剛(g)、高水健司(b)の3人が固定メンバー、東京セッションとカリウタが参加してるLAセッションがあります。前作のアレンジで演奏されたスタジオ・ライヴ「ルビーの指環1981」の収録もうれしい。
前作を聴き込んでる人はとりあえず買い!でしょう。前作より全体的に明るめのサウンドに仕上がっていると思います。

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01. Re-Cool HABANA EXPRESS
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、ヴィニー・カリウタ(ds)、アレックス・アクーニャ(per)、エリック・ミラー(steel pan)

これいきなり超カッコイイ。一瞬スティングバンドか?と錯覚するようなイントロ。シングルカットされてるだけあって本作の目玉であります。カリウタはこの曲を含め2曲でプレイ。


02. Re-Cool 渚のカンパリ・ソーダ
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、山木秀夫(ds)、三沢またろう(per)、ゴスペラーズ(back ground vocals)

これは明らかに大瀧詠一へのリスペクト。
チャート首位独占のお詫びか?
ゴスペラーズが参加してます。もろビーチボーイズ風のコーラスアレンジ。


03. Re-Cool 喜望峰
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、鶴谷智生(ds)、三沢またろう(per)、山本拓夫(wood winds)

パーカッションをベースにレゲエビートの喜望峰。オリジナルに忠実に。本作全体に言えることですが、寺尾さんの歌声が変わっていない。25年経ってるとは思えない。


04. Re-Cool 二季物語
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、鶴谷智生(ds)、山本拓夫(wood winds)、スティーヴ・マディオ(flugelhorn)

叙情派の私としては、前作ではこれが1番好きでした。リズムチェンジの部分もお気に入りでした。今回はリズムチェンジ部分が4ビートのアレンジに変更。確かにRe-Coolされてて悪くはないんですが。。。


05. Re-Cool ルビーの指環
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、山本拓夫(ts)、西村浩二(flugelhorn) 、村田陽一(tb)、ヴィニー・カリウタ(ds)、アレックス・アクーニャ(per)

ホーンセクションが入り、クルセイダーズ風の“黒いルビーの指環”に仕上がってます。有名すぎる曲だけに、かなり意識してリ・アレンジされるかと思いきや、あくまでオリジナルに忠実に。そこがまたいい。


06. Re-Cool SHADOW CITY
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、林立夫(ds)、三沢またろう(per)、藤原道山(尺八)

林立夫のドラムと今剛のギターソロがポイント。ライナーには林立夫CAとクレジットされてます。CAとはクラウンアンバサダーの略らしいですが何でわざわざ。。。


07. Re-Cool 予期せぬ出来事
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、鶴谷智生(ds)、三沢またろう(per)

中間部のブリッジのアレンジがカッコイイです。
本作の中ではかなりのお気に入り曲です。


08. Re-Cool ダイヤルM
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、林立夫(ds)、三沢またろう(per)、山本拓夫(ts)、スティーヴ・マディオ(flugelhorn)、

前作のような電話の演出は無し。いくぶんカラッとしたダイヤルMです。
陽気なダイヤルMですね(笑)


09. Re-Cool 北ウィング
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、山木秀夫(ds)、山本拓夫(wood winds)、アレックス・アクーニャ(per)

このイントロのアレンジはスティーリー・ダン?ジェイ・グレイドン風といえるかも?ほぼオリジナルどおり。
今剛のギターソロが激渋です。ギターの音色に厚みが増している。


10. Re-Cool 出航 SASURAI
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、金原千恵子(strings)

ストリングスをバックに寺尾風ハードボイルドの世界です。
25年前の自分に一気に引き戻されます。本作のベストかもしれない。


11. ルビーの指環 1981
寺尾聰(vo)、井上鑑(key)、今剛(g)、高水健司(b)、山木秀夫(ds)、三沢またろう(per.vib)

1981年当時のアレンジのまま録音されたスタジオライヴ。
やはりギターのオブリの部分が懐かしいです。


「お気に入り度」 ★★★★☆

# ジャケットやライナーの写真が素晴らしいです。
# 前作を聴いてた人が昔を思い出してコレを買う。そうすれば165万枚も夢では無い。




1/2放送のNHKでのスタジオライヴ凄かった!YOU TUBEで見れます。
特に「Re-Cool HABANA EXPRESS」、中間部のギターのアルペジオ風ソロからのキメ、カリウタかっこよすぎ!
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コメント

音楽同好会(名前検討中
昔 リフレクションズ 持っていました 渋い曲ばかりだった最高です。新しいのも あるんですね。

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