JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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クラムチャウダー / 井上陽水 

日産セフィーロのCM「みなさん、お元気ですか~」でお馴染み?の井上陽水が1986年6月15、16日 NHKホールにて収録したライヴ盤。

当時は、安全地帯に詞を提供した「ワインレッドの心」や「恋の予感」、中森明菜に詞・曲を提供した「飾りじゃないのよ涙は」、自身の「いっそセレナーデ」がヒット。1984年発売のアルバム『9.5カラット』が1985年のアルバム年間売り上げ1位を獲得、陽水にとっては『氷の世界』以来2作目のミリオンセラーとなりました。安全地帯とのジョイントコンサートを神宮球場で行なうなど、「第二次陽水ブーム」と呼ばれてた時期の作品。

2001年にデジタルリマスター化され再発。収録曲の多い映像版もありますが、残念ながらビデオとLDのみでDVDは発売されていない。ほんとはそっちを見て欲しいし、レヴューも映像版のほうで行ないたいんですが入手困難ということで。。。

まずこの作品のポイントが超豪華なバックメンバーの顔ぶれ。

井上 陽水 : Vocal,Guitar
大村 憲司 : Guitar&コンサートアレンジ
浜口 茂外也 : Percussion,Flute
村上"ポンタ" 秀一 : Drums
高水 健司 : Bass
中西 康晴 : Piano
小林 武史 : Keyboard

この「クラムチャウダー・ツアー」は、今は亡き大村憲司氏がGuitar&コンサートアレンジで参加している点、ミスチルのプロデュースで有名になる前の小林武史氏の参加がポイントでしょうか。しかし当ブログ的に一番のポイントは、村上"ポンタ" 秀一氏が著書「自暴自伝(文藝春秋)」の中でこのツアーをこんなふうに語ってます。

「空中を漂うような気分で演奏できたなんて後にも先にもこのツアーの時だけ。」
「我ながら自分に翼が生えたみたいだった。」
「俺が今までやってきた数あるツアーの中でも、五本の指、それどころか三本の指に入りますよ。」

さらに陽水のツアー中のコメントとして、

「しかしポンタ君もなんだね。上手になったね。」
「空を飛行機で揺れてるって曲のニュアンスを、ドラムで表現できるようになったんだね。」


どうですか?
どう考えても必聴盤でしょう(笑)

陽水の優しくふくよかな声が心に染みてくる。間違いなく感動します。
いろいろな意味で井上陽水のスゴさがわかる超愛聴盤です。やっぱり映像を見て欲しい。DVD化が強力に待たれます。

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1. 帰れない二人
作詞・作曲/井上陽水、忌野清志郎 編曲/大村憲司

清志郎との共作で有名なこの曲。
大村憲司のアルペジオから陽水の歌が入ってくる。優しい陽水の声に一気に引き込まれます。

2. ミスコンテスト
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

浜口茂外也氏のタンバリンをベースに。ポンタ氏はエレドラで味付け、途中でシェイカーも振ってます。現代版千利休といった風情のポンタ氏の衣装、ポンタ氏を後ろから撮った映像が素晴らしい。制作会社のビデオアーツはセンスが良すぎる。キースジャレットのスタンダーズの諸作でもおなじみですね。浜口茂外也氏は大作曲家浜口庫之助さんのご子息です。


3. 娘がねじれる時
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

これも浜口氏のパーカッションとポンタ氏のドラムがメイン。この曲で使用してるポンタ氏のドラムは皮だけの薄型タイプ。パーカッションかな?レゲエっぽい歯切れのいいビート、アレンジがイカシてます。詞の内容はドロドロですが。。。


4. ミスキャスト
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

大村憲司のギターがメイン。ヘビーなアレンジです。
ギターソロが超カッコイイです!!小林武史もシンセで自己主張。


5. 新しいラプソディー
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

これも大のお気に入り。ポンタ氏のタイコが素晴らしく気持ちいい。
映像版で見てもらいたい。しびれます。
中西康晴のカッチリしたピアノ、後半のスキャット部分での大村憲司のギターがたまらなくいい味。


6. 灰色の指先
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

本作のメインと勝手に位置づけてます。陽水の歌が泣けます。
イントロのドラムロールが激渋。ジャズっぽいアレンジでポンタ氏のブラシワーク、中西康晴の叙情的なピアノ、小林武史の浮遊感あふれるシンセ。うたポンのレヴューでも触れましたが、必聴の名演です。


7. ジャスト・フィット
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

ポンタ氏曰く、当時はまだ「屈折しまくりの若造」だった小林武史のシンセが切れまくる。大村憲司のソロも聴き所。アウトする箇所が超COOLです。アップテンポのアレンジでポンタ氏も燃えてます。
ミスチルとかマイラバの小林武史しか知らない人には是非聴いてほしいテイクです。


8. ワインレッドの心
作詞/井上陽水 作曲/玉置浩二 編曲/大村憲司

安全地帯でお馴染み。
高水健司のイントロのベースソロ聴いてみてください。浜口茂外也のフルートソロも絶品。間違いなく感動します。ピアノソロも泣ける。何回聴いたかわからないほど聴いた曲。
映像版ではこの曲の後、甘い口づけ~♪ とくる「いっそセレナーデ」が始まるんですがCDでは未収録。残念!!


9. 結詞
作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司

最後は大村憲司のギターが泣きまくりの「結詞」
奇跡の名演の幕が下ります。あー気持ちよかった。


「お気に入り度」 ★★★★★


○ポンタ氏の著書「自暴自伝(文藝春秋)」おもしろいので激オススメ
○次回のレヴューは、同書の中でポンタ氏が「ニセガッドとして自分が叩いてます」と暴露した問題作、カーラブレイ「ディナー・ミュージック」を徹底検証します(笑)



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40:楽しみです
お邪魔します。
私もこの映像は発売されてからしばらくしてレンタルして見ました(苦笑)。私もともとフォークソング少年だったので陽水さん大好きなんです。借りて見るまでこのメンバーだとは知らなかったのでビックリしました。
このビデオは本当に印象に残っていました。後にポンタさんが絶賛しているのを読んで納得した次第です。「空中を漂うような気分で演奏できたなんて後にも先にもこのツアーの時だけ。」 本当に私もそう思います。あの浮遊感はたまらない魅力ですね。
「自暴自伝」私も大好きで何度繰り返し読んだ事か・・カーラブレイ楽しみにしています。

41:フォークソング少年だったんですね
FUSION様、コメントありがとうございます。

陽水さんは元メタルゴッド少年の私にも心に染みます。日本の至宝だと思います。

「自暴自伝」もチェック済みでしたか。カーラブレイについてはどういうレヴューにしようか思案中ですが、あんまり期待しないで下さい(笑) プレッシャーかかります。

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玉置浩二

玉置浩二玉置 浩二(たまき こうじ、1958年9月13日 - )は、歌手、俳優。北海道旭川市神居町出身、血液型はA型。所属レコード会社はソニー・ミュージックエンタテイン

井上陽水

井上陽水| School_background = 福岡県立西田川高等学校卒業| Died = | Origin = 福岡県| Instrument = ギター| Genre = フォークソングニューミュージック| Occupation = シンガーソング
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