JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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JUST THE TWO OF US / Ralph MacDonald

パーカッション奏者として、またプロデューサーとして数々の名曲を生み出してきたラルフ・マクドナルド。彼が過去に提供してきたヒット曲を新しいアレンジで“セルフ・カヴァー”したアルバム、1996年発売の「JUST THE TWO OF US」。

この人はただのパーカッション奏者ではありません。グローヴァー・ワシントンJr.の<ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス><ミスター・マジック>やロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイの<ホエア・イズ・ラヴ>、渡辺貞夫の<フィル・アップ・ザ・ナイト>等のヒット曲は、全てこのお方の曲です。コンポーザーであり、超売れっ子プロデューサーであります。

ナベサダのライヴで何度も来日したり、ドリカムの吉田美和と共演したりしてるので結構有名かも。見た目、いつも汚い格好でパーカッション叩いてる脳天気なオッチャンに見えますが、このお方がプロデュースした作品は全くのハズレ無し。出すアルバム全部ヒットですからムチャクチャ金持ってるハズです(笑)

個人的には80年代前半のナベサダ作品が印象的です。ラルフ・マクドナルドがプロデュースした「FILL UP THE NIGHT」とか「RENDEZVOUS」の頃。特にロバータ・フラック参加の「RENDEZVOUS」は絶品でした。当時は日本公演の模様を毎年のようにテレビで放送してて、録画したビデオでガッドとラルフ・マクドナルドのドラムス&パーカッションソロを何度も見てました。そのビデオテープも月日が経ってダメになってしまいましたが。。。

本作は大ヒット曲<ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス>ほか全11曲。優しい南の風を感じる暖かいサウンドが心地良いです。ミュージシャンもマイケル・ブレッカー、トム・スコット、スティーヴ・ガッドほか超一流どころが参加。ラルフ本人による各曲のライナーノーツも実に興味深い。夏に聴くと最高に気持ちいいアルバムですが、秋冬に聴いてもいい(笑) まさに“COOL BREEZE”で“HERE'S TO LOVE”な一枚であります。

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○参加ミュージシャン
ラルフ・マクドナルド(perc)
スティーヴ・ガッド(ds)
クリス・パーカー(ds)
エイブラハム・ラボリエル(b)
アンソニー・ジャクソン(b)
ロブ・マウンジー(key)
ジェフ・ミロノフ(g)
トム・スコット(sax)
グローヴァー・ワシントンJr.(sax)
マイケル・ブレッカー(sax)
デニス・コリンズ(vo)
ナディラ・シャクール(vo)
ほか

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01. Angel
(Featuring: Grover Washington Jr.,Alto Saxophone)

いきなりの気持ちよいココナッツブリーズ。
グローヴァーの柔らかいアルト最高。

02. Just The Two Of Us
(Featuring: Dennis Collins,vocal)

このイントロのベースフレーズは永遠ですね。
グラミー賞2部門受賞の不朽の名作。あえてグローヴァーでは無くトム・スコットがYAMAHA WX7でメロウなソロ。スティールドラムがいい味。

03. Charade
(Featuring: Tom Scott,Yamaha WX7)

ナベサダ風の爽やかサンバ。
ここでもRobert Greenidgeのスティールドラムが南国の風を運んでくれます。

04. You Do Me So
(Featuring: Nadirah Shakoor,vocal)

素晴らしく気持ちいいレゲエ。
幻のバンド“ガッド・マクドナルド・プロジェクト”の作品。
ガッドとの共作。

05. Where Is The Love
(Featuring: Dennis Collins & Nadirah Shakoor,vocal)

ロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイのデュエットで大ヒットした名曲。マイケル・ブレッカーのソロが聴けます。

06. Ativa
(Featuring: Ralph Macdonald,Yamaha Electric Drums)

ラルフの息子、アティバ・マクドナルドの名前から取った。
ブレッカーのソロがいい。本アルバムで唯一色の違うクールな曲。
クリス・パーカーがドラム叩いてる。

07. With You In My Life
(Featuring: Dennis Collins,vocal)

作曲にビル・ウィザースが一枚噛んでいる1970年代の作品。
今まで日の目を見ていないが「ワインライト」用に書いたものかもしれないとのこと。

08. J'ouvert Jam
(Featuring: Grover Washington Jr.,Soprano Saxophone)

グローヴァーのソプラノが美しいグルーヴナンバー。
ガッドのタイコが気持ちよく。

09. Fill Up The Night
(Featuring: Nadirah Shakoor,vocal)

渡辺貞夫の1983年「Fill Up The Night」のタイトルチューン。
もともとはジルベルト・ジルをアメリカで売り出すために用意された曲とのこと。今回は女性版ですが、80年代ライヴでのウィル・リーのヴォーカルを思い出します。

10. Take A Holiday
(Featuring: Robert Greenidge,All Steel Drum)

これもジルベルト・ジルのために用意された曲。
スティールドラムとコーラスの絶妙なアンサンブルが南の島の楽園に連れて行ってくれます。

11. Mister Magic
(Featuring: Tom Scott,Tenor Saxophone)

グローヴァーでお馴染みですが、あえてトム・スコット。
最後はキッチリとタイトに決めてくれます。ジェフ・ミロノフのギターソロもCOOL!!やっぱり名曲です。


「お気に入り度」 ★★★★★


○ラルフ・マクドナルドのキャリアの集大成的作品。
○この冬、暖かい飲み物と一緒にリラックスして聴きたいですね。

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