JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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SLIT / 安部恭弘

80年代ジャパニーズ・シティ・ポップの旗手、安部恭弘の“早すぎた名盤”1984年発売「SLIT」を紹介します。
約20年ほど前、大学生の頃に女子の先輩の間で安部恭弘がやたら流行ってました。大学の音楽サークルの中で安部恭弘を演ってるバンドが2つもありました。今考えるとあり得ない流行っぷりだったと思います。
この盤の一つ前に発売された「MODERATO」収録の<TIGHT UP>とかコピーしてる男中心のファンキーなバンドと、より洗練された「SLIT」を愛してる女子が多い叙情派のバンド。自分は勿論「SLIT」チーム所属ですが(笑)

<My Dear>の片手チクチクハイハットを随分と練習しました。(16ビートの高速片手チクチクはドラマーの壁の1つです)。 その他は<砂色の夜明け>とか、本作には入ってませんが、安部恭弘が稲垣潤一に提供して大ヒットした<ロングバージョン>とか。。。どろどろの叙情派だったですね。

本作はアレンジャーに清水信之氏(「部屋とYシャツと私」で有名な平松愛理さんの元旦那)、デヴィッド・フォスターの影響を色濃く受けた「アイリーン」が収録された日本CITY-POP界の超重要盤なんですが、なぜかいつも入手困難。
一時期ヤフオクでもスゴイ高値で取引されていましたが、2004年にリマスター化され再発!GOOD JOB!!自分もテープしか持ってなかったので、この再発時にリマスター盤「MODERATO」と「SLIT」の2枚を購入しました。しかしまたもや製造中止か?。。。何でこんな名盤が売れないのかさっぱりわかりません。

安部恭弘氏の魅力はソフトで甘いボイス、そして洗練された音楽性です。「MODERATO」ではジノ・ヴァネリの「ナイトウォーカー」のサウンドを目論み、アレンジャーにチャーリー・カレロを起用、ドラムもビニー・カリウタを全面起用という徹底したこだわり。本作もデヴィッド・フォスターを意識した本格派の洋楽サウンド。当時の日本は杉山清貴とか安全地帯がブレイクしてた頃。あまりにも“早すぎた”ということでしょうか。

アレンジャーの清水氏が全楽器を担当してる曲が3曲、その内、本人が生ドラムを叩いているハードなナンバー「6.Heart Trick」が新鮮です。他の参加ドラマーが青山純氏、ポンタ氏、山木氏ですから、その荒削りなドラムサウンドがすごく目立ってます。素人っぽい(スイマセン)ですが、とても生き生きしたプレイだと思います。1曲目の「Thrill Down」のドラムも清水氏っぽい。すごいマルチプレイヤーです。

シティ・ポップ系はあまり持ってないですが、これは頻繁に聴いてます。安部恭弘氏の甘い歌声は切ない。この季節にぜひオススメであります。

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1. Thrill Down(詞:康 珍化/曲:安部恭弘)

2. アイリーン(Irene)(詞:康 珍化/曲:安部恭弘)

3. My Dear(詞:吉田美奈子/曲:安部恭弘)

4. New York Night(詞:康 珍化/曲:安部恭弘)

5. Double Imagination(詞:松宮恭子/曲:安部恭弘)

6. Heart Trick(詞:康 珍化/曲:安部恭弘)

7. 'Cause I Love You(詞:康 珍化/曲:安部恭弘)

8. 砂色の夜明け(詞:大貫妙子/曲:安部恭弘)

9. 君の愛がすべて (詞・曲:安部恭弘)

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Drums : Nobuyuki Shimizu、Jun Aoyama、Shuichi"Ponta"Murakami、Hideo Yamaki
Bass : Nobuyuki Shimizu、Kenzi Takamizu、Yasuo Tomikura、Chiharu Mikuzuki
Guitars : Nobuyuki Shimizu、Shigeru Suzuki、Takayuki Hijikata、Yasuhiro Abe
Keyboads : Nobuyuki Shimizu、Hiroyuki Nanba
Synthesizers : Nobuyuki Shimizu
Synthesizers programming : Hideki Matsutake、Jun Tohyama
percussions : Nobuyuki Shimizu
Horn Section :
Trumpet : Shin Kazuhara
trombone : Shigeharu Mukai
Saxophone : Jake.H.Concepcion
Strings : Asuka Kaneko Team
Chorus: Kiyoshi Hiyama、Yasuhiro Kido、Yasuhiro Abe

All Instrumental by Nobuyuki Shimizu(on-5,6,8)


「お気に入り度」 ★★★★★


○今聴いても全然古くない。名盤!!
○吉田美奈子、大貫妙子の作詞にも注目です。

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32:CITY POPの名盤ですね。
こんにちは。
一体このアルバムを何回聴いた事か・・・(笑)
今でも安部さんのアルバムで1番好きなアルバムは?と
訊ねられたら間違い無くこのアルバムを選びます。
それまで松本隆さんの詞がほとんどでしたが、このアルバムでは
多彩な作詞家陣を迎えているのも凄く新鮮で良かったと
思っています。
そして清水信之さんのアレンジも素晴らしいですよね。
当時まだ24~25歳位で既にこんなにも完成度の高いアレンジを
していたのが驚きです。

TBさせて頂きます。
33:
kaz-shin様、コメント&TB ありがとうございます。

このアルバム、秋冬は特に泣けますよね(笑)
清水信之氏のアレンジについては、「Thrill Down」のイントロ、「Double Imagination」のイントロがいいですね。すごく印象に残ってます。

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安部 恭弘_SLIT

CITY POPの代名詞的アーティスト・安部恭弘の3枚目のアルバム。1984年にリリース。1982年のデビューだが、デビュー以前に竹内まりやに楽曲を提供していた。安部恭弘の特徴は、都会的で洗練されたPOPなメロディー、独特な声であろう。特に声は1度聴けば忘れられないもの。ア
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