milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

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HEADS / BOB JAMES

2006.11.11 (Sat)
今日は少しFUSIONの歴史について考えてみます。
まずFUSIONの歴史を語るとき外せないテキストがあります。音楽ライターの熊谷美広氏のサイト「くまがでるぞ!!」のコンテンツ内にある「FUSION年表 1967~1996」です。
クリード・テイラーがCTIレーベルを立ち上げ、『ア・デイ・イン・ザ・ライフ/ウェス・モンゴメリー』が発表された1967年をフュージョン元年と設定、その後の30年間のFUSION界の主な出来事・代表作品がまとめられたものです。シンプルな構成ですが、とてもわかりやすく、かつ内容の濃い年表でFUSIONの歴史が一発でわかります。

この年表にはかなり個人的に思い入れがあります。ジョン・コルトレーンが死去しクリード・テイラーがCTIをスタートさせた1967年、私milkybarはこの世に生を受けました。それからFUSIONの輝かしい歴史とともに私も小さく成長し、マイク・マイニエリが「FUSIONは終わった。」と語った1995年の翌年、私にも息子が生まれ、そしてこの年表が終わっています。
ただならぬ運命を感じます(笑)

なぜ今FUSIONの歴史かといいますと、あと2ヵ月足らずで2007年、FUSION元年の1967年から丁度40周年を迎えることになるわけです。私も40歳ということに(涙
息子も10歳になりました。熊谷美広氏には年表の1997年以降の10年分を更新してほしい。是非、よろしくお願いしま~す!!


今日紹介するのは今さら説明不要の超有名盤BOB JAMES「HEADS」です。
ボブ・ジェームスがCTIから独立して立ち上げたタッパンジーレーベルの第1弾。
これが発売された1978年はFUSION(クロスオーヴァー)界が最も華やかな年でした。「FUSION年表 1967~1996」でも怒涛の23行扱いです。(本年表中最多)
勿論この盤も<この年の主なアルバム>に載ってますが、他にも『スタッフ・ライク・ザット/クインシー・ジョーンズ』、『虹の楽園/ジョー・サンプル』、『ヘヴィ・メタル・ビ・バップ/ブレッカー・ブラザーズ』他という超豪華さ。
その上、ウェザー・リポート来日、ニューヨーク・オールスターズ日本ツアーって。。。当時の日本はとんでもない事になってたんじゃないでしょうか(笑)

「HEADS」を聴きながらそんな時代に思いをはせる秋の夜長であります。

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ボブ・ジェームス(kbds)
ランディ・ブレッカー(tp,flh)
デイヴィッド・サンボーン(as)
マイケル・ブレッカー(ss,ts)
グローヴァー・ワシントンJr.(ss,ts)
エリック・ゲイル(g)
スティーヴ・カーン(g)
リチャード・ティー(p)
マイク・マイニエリ(vib)
ウィル・リー(elb)
アルフォンソ・ジョンソン(elb)
スティ-ヴ・ガッド(ds)
ラルフ・マクドナルド(perc)
パティ・オースティン(vo) 他

1977年5月~9月 NYC録音

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1. Heads
キンコンカン♪ キンコン カンキン コンキンコン♪
このシンセの音が好きですね。何故か落ち着きます。
中間部のボブ・ジェームスのピアノソロがいい。
ホーンの鋭いキメが入る部分のガッドの“トコロテン×2”も気持ちよい。

2. We're All Alone
ボズ・スキャッグスの大ヒットナンバーをアレンジしたクロスオーヴァーの代表作品。ランディ・ブレッカー、ジョン・ファディスのTpのキレ具合、マイニエリのVib、ボブ・ジェームスのローズソロ等超豪華。ガッド先生のブラシワークも必聴でございます。

3. I'm in You
CTIっぽい。今聴くと少し笑ってしまう古さがある。
若き日のサンボーンが聞けます。この頃からすでにサンボーン節が回ってる。

4. Night Crawler
本作での一番のお気に入りがコレ。
フルート&フレンチホルンの響きが哀愁を掻き立てます。
サンボーンのソロの後、ホルンによるテーマ部、そしてエリック・ゲイル登場!このギターソロ聴いてみてください。絶対に泣けます。
(泣けなかったらスイマセン)

5. You Are So Beautiful
ビリー・プレストンの曲で、今は亡きグローヴァー・ワシントンJr.の美しすぎるソプラノサックスが聴けます。コーラス隊にパティ・オースティンも参加。ここでもエリック・ゲイルが泣いている。

6. One Loving Night
イギリスのクラシック作曲家、ヘンリー・バーセルの曲。
この美しくも悲しい曲、ボブ・ジェームスの音楽的ルーツが垣間見れます。

7. Foot Fetish(日本盤ボーナストラック)
全編ボブ・ジェームスのローズが美しい。ただ、このアルバムは「One Loving Night」で終わらないとダメなので、あんまり聴いてません。


「お気に入り度」 ★★★★★


○レコード時代の見開きジャケットは高級感(お得感)がありました。
○「We're All Alone」のライブ音源もあるようなので是非聴いてみたい。

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コメント

お邪魔します。
ご無沙汰しておりました。
相変らずセンスの良いアルバムをチョイスされていますね。
実は私、この作品を未だ聴いた事が有りません。存在は勿論知っていましたが・・・何故か手にしなかった一枚なんです。今回のレヴューを読んで強烈に聴きたくなっています(笑)

それと熊谷さんの件でTBさせて頂きました。ボブ・ジェームスと関係ないですがお許し下さい。
FUSION様 コメント&TB ありがとうございます。
「HEADS」はやはり古くて笑える部分もありますが、泣ける部分もあります。(特にエリックゲイル)

熊谷氏のFUSIONガイドブック、激しく欲しいです。入手困難なんでしょうか。
再びお邪魔します。
熊谷氏のFUSIONガイドブック、大型書店なら購入可能だと思います。もしくはこちらまで
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4401616499/sr=1-13/qid=1163756825/ref=sr_1_13/503-3122045-2206367?ie=UTF8&s=books

「HEADS」ですが、探したらコンピ盤で1.2.3.4.5は聴いていました(苦笑)・・・でもやはりこのアルバムは欲しいですね。milkybarさんのコメントにもある様に タッパンジーレーベルの第1弾ですから・・・ネ。
うわ!amazonで入手可能なんですね。即注文します(笑)
少し前に検索した時、出てこなかったので諦めてました。わざわざありがとうございました。

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