JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

SOME SKUNK FUNK/ Randy Brecker with Michael Brecker

2003年11月、ドイツで行われたジャズフェス「LEVERKUSENER JAZZTAGE」にブレッカーBros.とドイツのビッグバンドWDR BIG BANDが出演した時のLIVE盤。
アルバムタイトルが「SOME SKUNK FUNK」、収録曲がタイトル曲を含め、「SPONGE」「STRAP-HANGIN'」「SONG FOR BARRY」と来たら当然の買いなんですが、映像盤が出るとの噂から、しばらく買い控えてました。
ブレッカーBros.にピーター・アースキン?どんなサムスカンクになるんだろう?興味は尽きませんでしたが、一向に映像盤が発売される気配も無いのでCD買っちゃいました。

コレがまたいい(笑)

ブレッカーのタイトな曲に、ある意味マイルドなピーター・アースキンのタイコがかみ合うのかな?という思いがありましたが、全然良かった。
ランディブレッカー名義ではありますが、この作品は基本にWDRビッグバンドがあり、これにブレッカーが参加してると考えれば自然。ピーター・アースキンはスタンケントン楽団出身、ジャコパスのビッグバンドのバンマスとフルバンは得意中の得意。アースキンの参加は必然だった。

新旧のブレッカーBrosの名曲がフルバンの迫力あるサウンドで聴けます。ライナーにもあるとおり「SPONGE」はオリジナルの1st、テリーボジオの「HEAVY METAL BEBOP」のバージョンよりもいい。アースキンのセンスが感じられます。

ドイツのフルバンWDR BIG BAND(指揮:ビンスメンドゥーサ)も統制のとれたいい演奏。ギターが所々で目立ってますが、日系人の方らしく少しうれしかったりします。

マイケルブレッカーが病魔に倒れる前の演奏ですが、各曲で長いソロを取ってはいるものの、どことなく元気がないような気がしないでもない。ランディは相変わらずバリバリです。最近マイケルの復活ライブの記事を見ましたが、1日も早い完全復活を期待してます。

○personel
Randy Brecker(Tp),Michael Brecker(Ts),Jim Beard(Key), Will Lee(B), Peter Erskine(Ds), Marcio Doctor(Per)

○The WDR Big Band
Vince Mendosza(Cond, Arr),Heiner Wiberny(As), Harald Eosenstein(As), Oliver Peters(Ts), Rolf Romer(Ts),Jens Neufaug(Bs), Andy Haderer(Tp), Rob Bruynen(Tp), Klaus Osterloh(Tp), Rick Kiefer(Tp), John Marshall(Tp), Dave Horler(Tb), Ludwig Nuss(Tb), Bernt Laukamp(Tb), Mattis Cederberg(Btb), Paul Shigihara(G)

Recorded live November11,2003,in 24.Leverkusener Jazztage, Germany

----------------------------------

1. Some Skunk Funk(6:26)
ブレッカーBrosと言えばこの曲。
まずいいのがウィル・リーのベースのうねり。さすがにオリジナルメンバーだけあってカッコイイ。
マイケル→ランディとソロ、最後のキメの部分で音を引っぱってENDING。迫力の演奏です。

2. Sponge(6:46)
アースキンのしなやかなドラムに乗っかってランディがいいソロを吹いてます。WDR BIG BANDの音圧もすごい迫力。
ギターのオブリガードをバックにアースキンのソロ。素晴らしい。

3. Shanghigh(6:26)
ランディブレッカーのソロアルバム「34th N LEX」収録。
WDRのメンバーがソロをとる実にフルバンっぽいラテン風の曲。
ホーンセクションを呼び込むアースキンのフィルが絶品!

4. Wayne Out(4:56)
ウェイン・ショーターへのトリビュートナンバー。
ランディブレッカーの「HANGIN IN THE CITY」に収録。
ウエザーリポート風の曲で、ランディブレッカーがソプラノサックスみたいな音でソロをとってます。

5. And Then She Wept(6:07)
「OUT OF THE LOOP」収録のバラード。実はこの「OUT OF ~」ほとんど聴いてない。全く面白みを感じられなくて。「RETERN OF ~」は「ABOVE&BELOW」という超カッコイイ曲を中心によく聴いたんですが。。。

6. Strap Hangin'(8:19)
往年の名曲です。
オリジナルアルバムの「BATHSHEBA」や「NOT ETHIOPIA」とかよく聴いてました。
本LIVEも落ち着いたいい感じ。後半マイケルとランディのソロの掛け合いが聴きモノです。

7. Let It Go(8:02)
ランディのソロ「34th N LEX」収録。
ウィル・リーのベースがファンキー!
ジム・ビアードのオルガンソロもファンキー!

8. Freefall(6:17)
BBらしからぬ4ビートの曲。
しかしピーターアースキンはこういう早い4ビート叩いたら天下一品ですねー。バンド全体が強力にドライブしてます。
素晴らしい!

9. Levitate(4:58)
オリジナル1stに収録のバラード。
しっとりと聴かせます。

10. Song For Barry(10:32)
最後に10分超の大熱演。オリジナルは「RETURN OF THE BRECKER BROTHERS」の1曲目。

マルシオ・ドクターのコンガから始まり、アフリカを感じさせる印象的なリフへ。
テーマ後のマイケルのソロでバックが盛り上げる。ランディのソロもいい。その後、WDR BIG BANDのギタリスト、日系人Paul Shigihara氏の激しいソロとともに大盛り上がりのままENDING。


「お気に入り度」 ★★★★★


○最後のブレッカーBros.作品にはならないでほしい。
○早く映像作品が見たいものです。(何かYOU TUBEにそれっぽい動画がUPされてるけどDVD出てるのかな?)

スポンサーサイト

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示を許可する
  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
  • first / 夜総会BAND (03/23)
  • ブラームス 間奏曲集他 /グレン・グールド (03/04)
  • プロフィール

    milkybar

    Author:milkybar
    GOGOランプを愛しています!

    最近の記事+コメント

    amazon

    FC2カウンター