JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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JOHN PATITUCCI/ JOHN PATITUCCI

"6弦エレキベースをウクレレみたいに弾く男"JOHN PATITUCCIの1988年発売のデビューアルバム。プロデューサーがチックコリア。

パティトゥッチは1959年ニュ-ヨ-ク、ブルックリン生まれ。1985年にチック・コリアのエレクトリックバンドに参加、アコ-スティックとエレクトリック両方のベースを完璧にひきこなすテクニシャン。EKBの1stでの「GOT A MATCH?」のユニゾンプレイには度胆を抜かれました。ウエックルも凄かったけど、パティトゥッチのインパクトも強烈でした。
彼の魅力は、やはりエネルギッシュなプレイ。映像作品で見られる6弦ベースをブリブリ弾き倒す様は圧巻です。

チックのEKBで乗りに乗ってる頃の作品で、マイケルブレッカーも4曲に参加。そして本作のキモは3人のスーパードラマー(デイブ・ウエックル、ビニー・カリウタ、ピーター・アースキン)の聴き比べ。
これが実に三者三様で素晴らしいです。ベースプレイヤーのリーダーアルバムですが、ドラマー3人の個性が浮き彫りになってるドラムショウケース的な一面があり、”いかにも”って感じのプレイが随所に聴けます。「この曲はウエックルがいい。これはアースキンだな。」って感じで録音メンバーを決めて作ってる感じです。それがまたバッコシはまってるんですよねー。
GRP独特の分離の良い音でパティトゥッチの表情豊かなベースプレイが聴けます。アルバム全体の印象として、意外にもシンプルなところがとても気に入ってます。

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1. Growing
John Patitucci (Lag bass,Smith/Jackson 6-String Bass)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Witham (Synthesizers)、Dave Weckl (Drums,Percussion)、Rick Riso (Vocals)

イントロのウエックルのフィルから引き込まれまくり。
リードを全部ベースでとってます。こういうのはあまり聴いたことがない。Rick Risoのスキャットが気持ちよい。ブラジルの風を感じます。

2. Wind Sprint
John Patitucci (Lag bass,Smith/Jackson 6-String Bass)、Michael Brecker (Tenor Saxophone)、Dave Witham (Synthesizers)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Weckl (Drums,Percussion)

これは最初からウエックルに叩かせるつもりで書いたような気が(笑)
マイケルブレッカーとパティトゥッチのソロの応酬が聴きものです。
最後はウエックルのソロで満足。

3. Searching Findings
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、Michael Brecker (Tenor Saxophone)、Chick Corea (Acoustic Piano)、Dave Witham (Synthesizers,Synthesizers Bass)、Peter Erskine (Drums)

これはモロにアースキンです。
ゆったりと自由なフィールの4ビート。ブレッカーとチックコリア、そしてパティトゥッチが素晴らしい。
アースキンの雲をつかむようなタイコが暴れてます。

4. Baja Bajo
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、Chick Corea (Acoustic Piano)、Dave Witham (Synthesizers)、John Beasley (Synthesizers)、Vinnie Colaiuta (Drums,Percussion)

本作のベストか?
パティトゥッチとチックの共作。
チックの壮大な世界観の中に少しウエザーリポートが混ざってる感じの曲でやたらカッコイイですね。ビニー・カリウタの激しいドラムは、ブルーノート東京でのチックコリア・アコースティックバンドのLIVE「TUMBA」に繋がってる気がします。

5. Change Of Season
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、Dave Witham (Acoustic Piano、Synthesizers)、John Beasley (Synthesizers,Synth Bass)、Vinnie Colaiuta (Drums)

Dave Withamのアコースティックピアノがテーマ&ソロをとる落ち着いた雰囲気の曲。後半ベースソロのバックでカリウタが暴れ出します。

6. Our Family
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、Chick Corea (Synclavier Percussion)

チックとパティトゥッチのデュオ。といってもチックはパーカッションなので、実質パティトゥッチの独奏。6弦ベースの広い音域をたっぷり使ったふくよかなプレイ。

7. Peace And Quiet Time
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、Michael Brecker (Tenor Saxophone)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Witham (Synthesizers)、Peter Erskine (Drums)

ブレッカーのハートフルなソロが聴けるバラードです。アースキンのタイコに乗っかってパティトゥッチもリリカルなソロ。

8. Crestline
Chick Corea (Acoustic Piano)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Witham (Synthesizers)、Vinnie Colaiuta (Drums)

いきなりカリウタ節が炸裂してますが。。。
途中チックが弾きはじめると一気に曲が締まるというか、全部持っていかれる感じがします。
パティトゥッチもソロでスゴイ早弾き。最後もやはりカリウタ節が炸裂しつつフェイドアウト。

9. Zaragoza
John Patitucci (Acoustic Bass)、Chick Corea (Acoustic Piano,Synthesizers)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Witham (Synthesizers)
Dave Weckl (Drums)

チックコリアの曲。いかにもチックらしい独特の世界です。
パティトゥッチがアコースティックベースを弓弾きしてます。

10. Then & Now
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、Michael Brecker (Tenor Saxophone)、Dave Witham (Acoustic Piano)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Weckl (Drums)

本作に参加してるブレッカーのテイク全部いいです。
途中STEPS AHEADの「TRAINS」を彷彿とさせる部分があります。

11. Killeen
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass,Acoustic Bass)、Chick Corea (Acoustic Piano)、Peter Erskine (Drums)

ピアノトリオ形態で。
6弦ベースでソロを弾きまくるパティトゥッチをチックとアースキンがGOODなサポート。アコースティックバンドみたいにソロの応酬に走らせないあたりが、本作におけるパティトゥッチのポリシーのようです。
(この時点ではまだAKBは結成してないか。。。)

12. The View
John Patitucci (Smith/Jackson 6-String Bass)、John Beasley (Synthesizers)、Dave Witham (Synthesizers)、Vinnie Colaiuta (Drums)

静かな感じで本作品は終了します。
前半はド派手に後半はしっとりと。。。って感じです。


「お気に入り度」 ★★★★★


公式サイトもセンスいい(奥様も超美人)
○3rdアルバムの「SKETCHBOOK」もいいのでいつかレヴューしたいです。

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28:
お邪魔致します。

この作品、私も大好きです。やはりこの方のベースは素晴らしいの一言ですね。実に多彩なプレイとフレーズは絶品ですね。特にウッド・ベースが素晴らしいですね。
この作品と、ジョンとウェイン・ショーターとのプレイが私的には鮮烈にです。
29:
FUSION様、コメントありがとうございます。
この盤もお持ちでしたか。
この時期のGRPはいい作品が多いですね。


>ジョンとウェイン・ショーターとのプレイが私的には鮮烈
パティトゥッチが何かのインタビューで、最も尊敬するミュージシャンとしてウェイン・ショーターを挙げていたのを思い出しました。今度探して聴いてみます。

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