JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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MASTER PLAN/ DAVE WECKL


会社勤めを始めてから17年、転勤による引越しを5回。その都度不要品は処分してるはずなのに、なぜか物は増えていくばかり。梱包したままのダンボールを解かずにそのまま次の転居先へ送ってるものもあったりして。その間、結婚し子供も2人生まれ、もはや手のつけられない状態へ(笑)

そんなワケで、この3連休を利用し家財道具を大量処分&大掃除をすることにしました。"何でも屋"みたいな業者に発注し、メインのちゃぶ台、タンス×2、物置になってる息子の勉強机、折りたたみベット、座椅子×3、石油ファンヒーター、BSチューナー、スカパーのアンテナ、果ては壊れたノートパソコンやプリンターまで。。。

1個 @500円で引き取ってくれました。
おかげでスッキリ。部屋がスカスカに。

掃除の最中、懐かしい物が出てきました。
DAVE WECKLEの教則本「DAVE WECKL CONTEMPORARY DRUMMER +ONE」です。
テープ付でA面はドラム入り、B面はドラム無しのマイナスワン。テープは紛失してましたが、教則本と付属の楽譜が残ってました。"Island Magic"や"Garden Wall"の譜面です。

plusone.jpg


(クリックで拡大)
islandmagic.jpg


このマイナスワンテープ付教則本は、DAVE WECKLの1stソロ「MASTER PLAN」発売の3年前、1987年にDCIから発売されました。収録曲は、

1. Garden Wall
2. Spur of the Moment
3. Island Magic
4. Again and Again
5. Rainy Day
6. Pretty Girls
7. Love Me A Little Bit
8. Sports Car Jingle
9. Angel Fire/ And Through The Lens

「MASTERPLAN」収録曲が2曲含まれています。テープを紛失していますので、はっきりとは言えませんが、アレンジはほぼ「MASTERPLAN」と同じだったと記憶しています。Wecklの盟友keybordのJay Oliverが完全参加してるこのテープ、これを持って練習スタジオへ行けば、"Island Magic"でJay Oliverと共演できたワケです。
それだけではありませんぞ。他にもChick Corea, Michael Brecker, Steve Lukather,John Patitucciが参加。ピアノトリオの曲(4. Again and Again)が収録されてまして、Chick Coreaのピアノ、John Patitucciのベース、ドラムが俺(笑)
"CHICK COREA AKOUSTICBANDに加入した気分"を味わえます。まさに奇跡のテープでした。

(元CASIOPEAのドラマー熊谷徳明氏がアマチュア時代、このマイナスワンに自分のプレイをオーバーダブ、デモテープをCASIOPEAの事務所へ送ったところ、そのプレイが認められCASIOPEAに加入したとの噂があります。)

少し調べてみたら、この教則本、CD2枚付きで再発されてます。
GOOD JOB!
楽譜オンラインショップ di-arezzo



前置きがかなり長くなってしまいましたが、DAVE WECKL「MASTER PLAN」はインパクトありまくりの作品です。GRP独特の音の粒が分離した録音で、すごく華やか。DAVEの激しくも流麗なタイコがきれいに聴こえます。「Festival de Ritmo」や「Island Magic」等、ラテン・ファンクと呼べる曲は1990年当時あまり聴いたことが無く衝撃的でした。今聴いても全く古さを感じさせません。
Chick Corea、Michael Brecker、Steve Gadd他サポートメンバーも豪華。FUSION史に燦然と輝く名盤です。

------------------------------

1. Tower of Inspiration(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards (organ solo), guitar programming,
additional synthesizer horns, sound effects
Tom Kennedy : bass
Jerry Hey : trumpet (lead&parts)
Bill Reichenbach : trombone (lead&parts)

Jay Oliverのハモンドソロがやたらカッコイイ。
ポップな曲調ながらキメはビシバシ。
いきなり1曲目から魂を奪われます。

2. Here and There(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards
Anthony Jackson : bass
Eric Marienthal : soprano saxophone, alto saxophone
Peter Mayer : guitar

ハーフタイム・シャッフルから16分のファンクへリズムチェンジする部分がゾクゾクします。このリズムチェンジ法は「メトリックモジュレーション」と呼ばれているトリッキーなものですが、すごく音楽的です。

3. Festival de Ritmo(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards, additional synthesizer horns
Anthony Jackson : bass
Eric Marienthal : alto saxophone solo
Jerry Hey : trumpet (lead&parts)
Bill Reichenbach : trombone (lead&parts)

いきなり本作のメイン。
バリバリのラテンファンク。 Jerry Heyのきらびやかなホーン。
DAVEの流れるようなソロ。素晴らしすぎます。

4. In Common(mayer/guth/mayer)
Dave Weckl : drums, nrush overdub
Jay Oliver : keyboards
Anthony Jackson : bass
Eric Marienthal : soprano saxophone
Peter Mayer : guitar

少し休息。
エレクトリックバンドで一緒のEric Marienthalのソプラノが印象的。
Peter Mayerのギターソロもいい。

5. Garden Wall(mayer/guth/mayer)
Dave Weckl : drums, percussion programming
Jay Oliver : keyboards, programming
Anthony Jackson : bass
Chick Corea : synthesizer melody & solo
Michael Brecker : tenor saxophone

Chick Corea&Michael Brecker参加。
派手さは無いものの、ある意味DAVEの凄さを一番感じれる曲。
各パート毎に表情を変えていくドラミングは必聴。
「CONTEMPORARY DRUMMER +ONE」では譜面付でDAVEの解説が見れます。

ちょっと紹介しますと、
バスドラムを抜いたAメロの部分
gardenwall_a_melo.jpg

バックビートを加えたBメロの部分
gardenwall_b_melo.jpg


以後、チックのソロでも表情豊かに。
素晴らしすぎ。

6. Auratune(oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards, rhythm section programming, synthesizer solo
Peter Mayer : vocal
Scott Alspach : trumpet

打ち込みをベースに、無機質な感じのDAVEが聴けます。
Scott Alspachのtpが印象的。

7. Softly, As in a Morning Sunrise(romberg/hammerstein)
Dave Weckl : drums
Ray Kennedy : piano
Tom Kennedy : bass

硬質なスタンダードの解釈。
4ビートのwecklもいいです。

8. Master Plan(corea)
Dave Weckl : drums (left channel)
Steve Gadd : drums (right channel)
Chick Corea : acoustic piano
Jay Oliver : synthesizers
Anthony Jackson : bass

タイトルチューン。左チャンネルにweckl、右チャンネルにgadd。
このGADDすごいです。90年代のBESTプレイか?気合入ってて無茶苦茶いいです。
Anthony Jacksonのウネウネも聴き応え充分。

9. Island Magic(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums, timbales, percussion programming
Jay Oliver : keyboards, programming, synthesizer melodies
Anthony Jackson : bass
Chick Corea : synthesizer solo

7/8拍子のラテンファンク。カッコよすぎて文句無し。
「ワン、ツー、スリー、エン、ワン、ツー、スリー、エン」とカウントします。

7/8で怒涛のドラムソロ。理解不能です(笑)


「お気に入り度」 ★★★★★


○ウエックルとカリウタを比べると、やっぱりウエックルが好き。
○秋の夜長はラテン・ファンク!!

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26:
お邪魔します。御無沙汰しています。

ウエックル・・・実に素晴らしいドラマーですね。彼のアルバムはエレクトリック・バンドからソロまで殆ど聴いていますが、なかなかリスナーを飽きさせないドラマーというよりも今や確固たるミュージシャンですね。
TBさせて頂きました。ご了承下さい。

>ウエックルとカリウタを比べると、やっぱりウエックルが好き。

私は、どちらも大好きです(笑)
27:コメントありがとうございます。
FUSION様もREVIEWされてたんですね。しかも完璧に。。。(汗)
同じ素材を使ってもなぜこんなに違うんでしょうか?そこがまたおもしろい所ではありますが、やはり根本的に脳の構造が違うような気が(涙)

「MASTERPLAN」や「HARD WIRED」は今聴いてもゾクゾクきます。もちろん叩けませんが(笑)

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検体番号49 <MASTER PLAN(マスター・プラン)>

今回解析するのは「Dave Weckl (デイヴ・ウェックル)」の<MASTE
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