JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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FRIENDS / CHICK COREA

ドラムをやってると何回も壁にぶち当たります。その一つがサンバキック。ドン スドド スドド スドド っていうバスドラムのフレーズなんですが、これをマスターするまでに結構時間がかかります。
ペダルの上で足を滑らせてドドッと踏むスライド奏法、ひざが上昇する際に足首を使ってショット、ひざから踏みこんでショット、この組み合わせにより連続打ちをするダウンアップ奏法があります。ひざの上下が1回の間に2回音を出すわけです。サンバキックは自分でコントロール出来るまでに相当の時間を費やす初心者最大の壁であります。(太ももがひきつります)

今日紹介するのは、CHICKCOREAの「FRIENDS」です。STEVEGADDの高速サンバキックが聴けます。とにかくGADDのタイコがキレまくってることで有名なこの作品、GADDの最高傑作。


Chick Corea(Fender Rhodes Piano, Steinway Acoustic Grand Piano)
Joe Farrell(Reeds And Flute)
Steve Gadd(Percussion)
Eddie Gomez(Acoustic Bass)

「1978年1月録音」


チックコリアの作品中一番の人気盤。題名のとおりフレンドリーでリラックスした雰囲気がその人気の所以でしょう。前回レビューした「THREE QUARTETS」の3年前の作品。サックスがジョー・ファレルで他のメンバーは「THREE QUARTETS」と同じです。ジョー・ファレルの参加がリラックスの素なんですが、残念ながら1986年に他界。もうこのメンバーでの演奏は聴けません。3年後の「THREE QUARTETS」に繋がる愛らしさと激しさが共存した名盤です。

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1. The One Step(6:06)
爽やか~♪
チックのRhodesが気持ちいい~♪

2. Waltse For Dave(7:37)
デイヴ・ブルーベックに捧げられたワルツの曲。
ジョー・ファレルのフルートが良い。
ゴメスのベースソロもいいですぞー

3. Children's Song No.5(1:15)
ピアノ、フルート、ベースのトリオでの小品。
次の「samba song」への序章か。嵐の前の静けさです。

4. Samba Song(10:10)
高速サンバキック炸裂です。後半、CHICKのモントゥーノにあわせて怒涛のドラムソロがあります。GADDのピリピリした気迫が漲った本作のベスト。いやースゴイわ。ベロベロのバリバリです。
(クスリの影響という話もありますが。。。)

5. Friends(9:20)
「Samba Song」の後にこのリラックス。ジョー・ファレルのフルートが心地良すぎです。
ミディアムテンポのサンバ。

6. Sicily(6:19)
マイナー調で早いテンポのサンバ。
ドラムマガジンにこの曲のドラム譜が載った回数は数知れず。GADDが確立したルーディメントドラムの基本型がここにあります。16分音符の裏に全て入るハイハットを聴いてみてください。ウチウチウチウチ鳴ってる部分です(笑)。後半のカウベルを絡めたドラムもカッコイイですなー

7. Children's Song No.15(1:12)
一転怪しい雰囲気に。
何でこの盤に入ってるのか不明。
雰囲気の異なる曲が混在しているので、トータルアルバムというより愛すべき小品集という感じになってるのがこの「FRIENDS」の特徴でしょうか。

8. Cappucino(8:42)
「THREE QUARTETS」を彷彿とさせる4ビートの激しい曲。CHICKとGADDの激しい応酬に注目!!
1:00すぎから始まるドラムソロ、滅茶苦茶かっこ良い。GADDには失礼ですが、カリウタっぽいフレーズのソロですね(笑)
サックスソロの部分ではまさに「THREE QUARTETS」、ENDINGもカッコイイんですよ。本作の裏ベスト。

「お気に入り度」 ★★★★★

○国内盤ジャケットはカエルの鳥獣戯画ver.、輸入盤はスマーフ君人形ver.です。当初スマーフ君を無断使用しており原作者からクレーム→発売停止という事件があったため、2種類のジャケットが生まれました。

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21:
お邪魔します。
この作品、買おうと思いなかなか手に出来ない(しない)アルバムでした。当然、聴いた事がありません(恥)。しかし・・・貴兄のレヴューを読んで強烈に惹かれました。やはり、手元において置かねばならない一枚ですね。
エレクトリック・バンドとRTFにどうしても手が伸びてしまっていた自分に反省(汗)
22:出ましたね・・・。
こんばんは。
素晴らしいレヴューに感激です。
先日はネタばらしのようになってしまって、すみませんでした(笑)
本当に大好きなアルバムです。
ガッドのドラミングの凄さは聴いていても分かるのですが、
記事を読ませて頂いて一層その凄さを認識しました。
懲りずにTBさせてもらいました。
23:コメントありがとうございます。
>FUSION様
なぜか買えない名盤って絶対ありますよね。どうしても買えないっていう・・・。
ちなみに、エレクトリックバンドの1stに入ってる「GOT A MATCH?」、あれはジョー・ファレルに捧げた曲です。(購買を後押し)
今を逃すとまた買えなくなりますので、是非お買い求めください(笑)

>kaz-shin様
先日「FRIENDS」の記事を執筆中に偶然TBをいただいた日以降、かなりのプレッシャーを
感じつつ、何とか書き上げました(笑)
この盤は緊張とリラックスの差が激しすぎるところがいいですね。再トラバ感謝いたします。
66:Samba Songでアミーゴ
Friendsは4~6の流れが大好きです。

Samba SongのGaddは、いわゆるGod状態ですね。
反応しまくりって感じ。

彼は確かアメリカ人だったと思いますが、DNAはきっと
「南国育ち」ですよ(笑)
67:「南国育ち」に反応しました。
4~6はまさに蝶が飛び立つごとく。。。
まさにキュイン状態ですね(笑)
すばらしい盤だと思います。

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CHICK COREA_FRIENDS

休日前夜、ついつい夜更かしをして気が付けば真夜中。早起きの心配も無い。そんなリラックス・ムードで聴きたいアルバム。1978年に録音されたものだが、チック・コリアがReturn To Foreverとは違った顔を見せてくれるアルバムである。アルバム・タイトルからもわかるように
  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
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