milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

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What is Fusion(visual edition) / 本田雅人 (DVD)

2006.07.29 (Sat)
元T-SQUAREのサックス奏者、本田雅人の2000年のライブDVD。
1998年T-SQUAREを退団後、2002年に塩谷哲(key)、青木智仁(b)、沼澤尚(ds)とFOUR OF A KINDを結成するまでの丁度中間時期、ソロ活動が最も充実していた頃のライブ映像です。

本田雅人を知ったのはやはりT-SQUAREの「NEW-S」。1曲目の「MEGALITH」を聴いた時、いきなりイントロで拍を見失いました(笑)

「すごいサックスが入った」

カミソリみたいなキメ、シーケンサーと同期した分厚いサウンド、明らかに新生SQUAREの誕生でした。この激しい「MEGALITH」の後、2曲目の「ガーティの夢」が良くてねー
(NEW-S のレビューはまたいつかすることにして)

本田氏の作る曲の特徴として、キメは頭抜き(拍の頭から始まるフレーズ無し)、そのままスリップ(拍がずれてるように感じる)、小節またぎは日常茶飯事。POP路線で人気を得ていたSQUAREが、彼の参加でテクニカルな路線にシフトした時期でもありました。

そんな激しい本田氏、このDVDで初めて彼の肉声を聞くことが出来たんですが、
イメージとのあまりのギャップに驚かされます。
国立音大サキソフォン科を首席で卒業、書く曲はバリバリで唐沢みたいなルックスでしょ。すごいクールなキレ者ってイメージだったんですが、

それが、実際は、


「ほげーーーーーー」(イメージ)
「だらだらーーーー」( 〃  )
こもった声で「ぼそぼそぼそぼそ~」(ゴメンナサイ)


本人のインタビューや曲解説がとてもおもしろく、ボケまくりなんですが、ぼそぼそ言ってるから聞こえないっていう・・・
大音量で聞くことをオススメします。(いやー本田さんおもしろすぎですわ。)

演奏は勿論スゴイんですが、全曲本人&参加ミュージシャンの解説付き。今は亡き青木智仁(b)氏のバリバリのプレイ&トークが見れます。
一部収録曲が異なる同名のCD「What is Fusion - sound edition」も発売されており、こっちも買っちゃいました。
CDの方に入ってる激しい2曲「TRAFFIC JAM」「GOOD MOON」も同じ日に演奏していることを考えると、参加ミュージシャンにとって、ものすごいハードなステージであることが想像できます。
則竹氏が本番前に気絶しそうになったり、梶原氏が生まれて初めて腱鞘炎になったりするのも頷けます。(インタビューより)
DVD版とCD版の両方を聴くとその強力度がわかると思います。2000年12月8日、渋谷ON AIR EASTにて収録。


本田雅人(saxophones,EWI)
梶原順(g)
松本圭司(key)
青木智仁(b)
則竹裕之(ds)


-----------------------------------------

1. 放課後は日曜日
のっけから激しいキメの軽快なナンバー。
後半、ギターソロに本田氏のスキャットが絡む部分が最高。

2. AFTERNOON
本田氏がEWIに持ち替えてのミディアムテンポの曲。スクエアっぽいかな。
ハードな曲はサックス、メロウ系はEWIと吹き分けてる感じします。
梶原順(g)のソロがいいですね。

3. BLUE BLACK
今は亡き青木氏のノリノリのスラップが聴けるJAZZFUNK。
見せ場は梶原氏のカッティングソロ。

4. GRAND BLUE
ソプラノサックスのバラード
ここまであまり目立ってなかった松本圭司(key)のきれいなソロがいいですねー

5. INTERMISSION~INTERVIEW
参加ミュージシャンが"本田雅人について"を語ってます。
そして、
ある意味本作の最大の見せ場、本田雅人の生の声が聞けます。
"今回のライブについて"語ってます。

「ぼそぼそぼそ~」

6. BAD MOON
で、インタビュー明けでいきなりこの激しさです。
そのギャップに唖然。青木智仁(b)の激しいソロが聴けて涙モノです。もう2度と生で見れないわけですから。
本田と則竹の長いDuoも見どころ。

7. JOY
アルトを吹きながら、スタンドにセットしてあるバリトンも時折吹いてしまう本田氏。
どのサックスも軽くこなしてます。(国立音大主席卒だから当然か)
客席に近づいてソロをとる青木氏。
青木氏のソロと本田氏のバリトンのユニゾン部が本曲のメイン。
お客さんとの対話もあり。

8. サックスのためのソナタ第18番「おはこ」
ソプラノ→アルト→バリトンを次々に吹き分けるサックスのためのソナタ。
スカ風→4ビートと曲想が変わるたびに3種類のサックスを行ったり来たり。
曲芸っぽくならないのはやはり確かなテクとセンスということになるんでしょう。

9. MEGALITH
ご存知本田雅人の代表曲。
文句無し。

10.夏のサンタクロース
EWIによるしっとりしたバラード
「あー激しかった。おやすみなさい。」


「お気に入り度」 ★★★★★


○演奏終了後、クレジットロールが流れ終わって、本人&メンバーによる全曲解説が始まります。
○ある意味、松本圭司(key)氏のインタビュー風景が必見です。

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