JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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スイングジャーナル休刊

sj-1985-3.jpg

「スイングジャーナル」の休刊が発表され、最近は古いSJをペラペラと読み返し。
「ADLIB」の休刊から間が無かったので、セットで休刊することがすでに社内で決まっていたような印象を受けました。よほど切羽つまっていたのかなと。
80年代はよく読んでましたが、いつしか立ち読みすらしなくなったSJ。広告収入の減という報道がされていましたが、ジャズ界のネタ切れによる販売部数の減少に歯止めがかからなかったということでしょう。「表紙に故人をどれだけ登場させれば気がすむの?」みたいな事も言われてたようですし・・・

自分がSJを読み始めた頃の85年3月号、マイルスが表紙です。生きてます(笑)
マイルスが三楽の焼酎「Van」のTV-CMに出てた頃で撮影時の様子が記事になっていました。
その他はマンハッタン・ジャズ・クインテットの1stが大ヒットした話、キース・ジャレットのスタンダーズの最初のビデオが発売間近など・・・今読んでもワクワクするような当時の様子がうかがえます。
CDが普及し始めた時期で、雑誌の中の広告もアナログプレーヤーあり、カセットテープあり、CDプレーヤーありと音楽業界も盛り上がっていたんだろうなぁ・・・と誌面からもその熱気が感じられます。

“MJQ全解剖”という特集記事もおもしろい。
SJ誌とキング・レコードの発案により生まれたMJQですが、1stが大ヒットした後、“身内しか知らないウラ話”を当時の編集長中山康樹氏が語っています。リーダーのデビッド・マシューズについて、

「実は、MJQのピアニストは、レコーディング当日も当日、数時間前まで決定していなかった。企画段階では、小曽根真に白羽の矢が立てられたが、(小曽根氏が)米CBSとの最終的な契約交渉段階にあっただけに、小曽根のマネージャーは“No”を出した。2番手として候補にあがったのは、ジョン・コーツ。ぜひ1度、コーツのバップ・ピアノを聴いてみたいという欲求があったからだ。しかし、どうしても連絡がつかず、気がついた時は7月11日になっていた。レコーディングは、その夜に行わなければならなかった。当初はプロデュースと編曲だけの参加だったマシューズがピアニストとしての腕も発揮するようになったのは以上のような経緯があったからである。そのマシューズは、〈枯葉〉の編曲に取りくんだが、レコーディング前日に出来上がってみると、どこでどう間違ったのか〈サマータイム〉になっていた。だから「マンハッタン・ジャズ・クインテット」は秋に発売されたにもかかわらず、A面1曲目を〈サマータイム〉が飾り、“幻”となった〈枯葉〉は2作目に収録されることになるのだった。」


私も大好きなアルバム「マンハッタン・ジャズ・クインテット」のイメージは、冒頭の〈サマータイム〉で静かなイントロ部分から突然繰り出されるルー・ソロフのハイ・ノート、 パラパラパラッ♪、スチャー(ガッドのシンバル)だと思うのですが、マシューズの勘違い?があって本当に良かったと思います。A面1曲目はやはり〈サマータイム〉でないと。2ndは〈枯葉〉よりも〈Recado Bossa Nova〉の方が好きですし。
SJ誌を始め日本のファンに支えられたMJQですが、結成されて4半世紀が過ぎてもなお存続しています。東京JAZZに出演した時も、デビッド・マシューズが日本のファンに対してお礼を言っていましたね。「長い間、レコード・CDを買ってくれてありがとう。」みたいなことを。息の長い日本のジャズ・ファンの暖かさが感じられたひとコマでした。

スイングジャーナル休刊について、息の長い日本のジャズ・ファンはどう感じているのでしょうか?復活があるのか無いのか、しばらく静観というところでしょうか。SJ社も一度リセットして、現在作戦タイム中といったところではないかと個人的には思っています。


MJQ.jpg

Lew Soloff(tp)
George Young(ts)
David Matthews(p)
Charnett Moffett(b)
Steve Gadd(ds)

01. Summertime
02. Rosario
03. Milestones
04. My Favorite Thing
05. Airegin
06. Summer Waltz

.
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594:電子書籍
milkybarさん、こんにちは。

Adlib誌の休刊でショックを受けていたんですが、その本体も続いて休刊ですね。会社そのものの存続も、ちょっと心配です。

iPad発売の盛り上がりを見ていて、ふと思ったんですが、経費があまりかからない「電子書籍」として復刊できないものかなぁと・・・・・?

日本からジャズ発信の本拠地がなくなることだけは、なんとか避けなければいけないと思います。
595:電子書籍いいかも
Apollo様、コメントありがとうございます。

スイングジャーナルの衰退は、大口広告主であるレコード会社の意に沿った記事ばっかり書いていたからファンに見捨てられたというのが本当のところだと思います。
電子書籍の収益の仕組みはよくわかりませんが、広告主の意向に左右されない辛口の雑誌として生まれ変わってほしいです。
SJが電子書籍化されるならipad買うかもしれません(笑)
625:音楽同好会(名前検討中
ジャズ たくさん ありますね どれが いいのだろうか
どれが 私にあう曲かなぁ 難しいです。

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