JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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Spectrum / Billy Cobham

2008年12月号のドラム・マガジンに“クアドラント4”の完コピ譜が載っていたので久しぶりに聴いた本作、ビリー・コブハムのファースト・ソロ・アルバム「スペクトラム」(1973年)

ここ数日やたら寒くて、この3連休は家に引きこもっていたけれども、これを聴いて体が熱くなりました。

メンバーは、
Billy Cobham ( Drums, Percussion )
Jan Hammer ( Keyboards, Piano, Synthesizer )
Tommy Bolin ( Guitar )
Leland Sklar ( Bass )
Jimmy Owens ( Trumpet, Flugelhorn, Horn )
Joe Farrell ( Flute, Alto Sax, Soprano Sax )
John Tropea ( Guitar )
Ray Barretto ( Percussion )
Ron Carter ( Acoustic Bass )


まずこの見開きジャケットが良い。
自分はレコードしか持っていないが、この迫力はレコードならでは。fibesのクリアシェルのドラムを叩いているコブハムが神々しい。
この時代の空気、1973年のジャズロックの匂いを感じられるのはやはりCDでは無く、プチプチと針音ノイズが混じったアナログだ。

spectrum_mihiraki.jpg


HMVのアルバム・レビューより)
トミー・ポーリン(g)ヤン・ハマー(kb)をフィーチャーしたプログレッシヴ・フュージョンの典型的な作品。
蛸足ドラマーの名を冠して最高のテクシャンとして君臨したビリー・コブハムが、ヤン・ハマー、トミー・ポーリンといういずれ劣らぬ手数巧者と真っ向から対決する熱い作品。
ジョー・ファレルも負けじとハードブロウする、この時代の音楽への一つの答えが凝縮された、いま聴いても熱くなる作品!ディープ・パープル・ファン、ヤン・ハマー・カルトファンに贈る史上最高のロック・フュージョン・アルバム!
CD化進行の中で各国で発売され、いまや、この手のアルバムの中では名盤となってしまった。
ジャズ・フュージョン・ファンには、トミー・ボーリンに尻を叩かれながらも次第に陣地を取り戻していくをビリー・コブハムが楽しく聴こえるだろう!パープル・ファンも必聴!


とにかく超ハイテンションなので、この寒い時期に聴くと最高です。
ヤン・ハマー&トミー・ボーリンがアツイ!勿論コブハム先生も。

------------------------------------

01. Quadrant 4
アルバムの冒頭からいきなり、テンポ♪=247の超高速ブギナンバー。
イントロからコブハムの炸裂するツーバスをバックに、ヤン・ハマーのフレーズが涙モノ。
元ディープ・パープル、今は無きトミー・ボーリンのギター・ソロが続く。これも泣ける。
エンディング前、キーボード、ギター、ベース、ドラムの順で徐々にフレーズを重ね合わせていくところが70年代ジャズロックの様式美。テンポが速いため、ドラマガの譜面を追っていくのがやっとだったが、随所に散りばめられているとても緊張感の高いコブハムのフレーズが超カッコイイっす!

02. Searching for the Right Door / Spectrum
コブハムのソロから7拍子の「Spectrum」へ。
ジャズロック風の曲調だが、テーマにジョー・ファレルのフルートとジミー・オーナーズのフリューゲル・ホルンをフィーチャーしているので、どこかしらフュージョンの香り、CTIの匂いがする。
ヤン・ハマーのエレピに乗っかってジョー・ファレルがソプラノ・サックスで素晴らしいソロを吹いている。ハード・ブローと言ってもいいだろう。
続くジミー・オーナーズのフリューゲル・ホルンのソロも超クール!名演!

03. Anxiety / Taurian Matador
再びコブハムのソロから複雑なキメのテーマによる「Taurian Mata」へ。
冒頭から繰り広げられるトミー・ボーリンとヤン・ハマーのバトルが聴きもの。
これはディープ・パープルだ。

04. Stratus
ここからB面。
イントロはムーグシンセの打ち込みをバックに強烈なコブハムのソロ。恐ろしき手数。
ファンキーなテーマ部からトミー・ボーリンの魂のギター・ソロへ。コレがすごい。
続いて若干間抜けな入りのシンセ・ソロだが、途中から大変なことに。無茶苦茶カッコイイソロに変化!
フレーズのリフレインをバックにコブハムのドラム・ソロ。叩きまくり!

05. To the Women in My Life/Le Lis
この方々には似合わないメロウ・バラード「To the Women in My Life」を経て、ミディアム・テンポのファンキーなグルーヴ・ナンバー「Le Lis」へ。
「Spectrum」同様、テーマがジョー・ファレル&ジミー・オーナーズのホーンセクション入りのため、とてもメロウなジャズ・ロック。ロン・カーターとコンガのレイ・バレトが紡ぎだすこの雰囲気・ゆるやかなビートは大好きです。これは気持ちいいぞー!

06. Snoopy's Search/Red Baron
意味不明な早回しのコンピューターミュージック系「Snoopy's Search」から、これまたクールなグルーヴ・ナンバー「Red Baron」。これもコブハムの代表曲で近年もライヴで演奏されている。
中間部でヤン・ハマーの飛び気味のシンセ・ソロがおもしろい。
途中の印象的なキメの部分は聴き覚えがある。誰か他のミュージシャンがカヴァーしてたような気がするが思い出せない。。。
どっしりとしたグルーヴ感はとても気持ち良い。


「お気に入り度」 ★★★★★

# とても熱くて気持ちよいアルバムである。意外と耳に優しく、聴きやすいのがポイント。

# 自分の持っているのはUS盤レコードでクレジットも最小限の記載のため、参加メンバー他大きな勘違いをしているかもしれませんが。

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468:
お邪魔します。
おっと!このアルバムが登場しましたか!しかもLPの見開き・・・カッコイイ!!!私も大好きなアルバムです。仰る様に本当に体が熱くなる一枚ですネ。ハイテンションとはまさにこのアルバムの為に在る言葉かのようですネ(笑)。"あのギタリスト”が影響を受けたという理由もうなずけます。
余談ですが、このアルバムに参加されているギターのトミー・ボーリンですが、同じくドラマーのアルフォンス・ムザーンの「マインド・トランスプラント」でのプレイも必聴かと存じます。
469:コメントありがとうございます!
"あのギタリスト”とは誰でしょうか。ジェフ・ベックかな?
アルフォンス・ムザーンの「マインド・トランスプラント」ですか。リトナー&ジェイ・グレイドン参加のアルバムですね。聴いた事無いので是非入手したいです!

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