JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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2 X 4(Two By Four) / Marc Johnson

前回に引き続きドラム教室関係の記事。今回は自分が通っていたドラム教室の話をば少々。

93年、当時の日本はJリーグの発足で沸きに沸いていた。(今から15年前)
カズ、ラモス、北澤、武田などスター選手を擁するヴェルディ川崎が圧倒的な人気でTVでもそんな話題ばかり。
その日も会社の独身寮近くのお好み焼き屋で“肉玉そば”を食べながら、Jリーグの試合結果を見ていた。
満腹でその店を出た後、以前から気になっていた近くのジャズ喫茶へ。いつも店の前を通るとジャズが聴こえていたのでいつか行ってみようと思っていた。

店内に入ると何だか変な雰囲気。怪しげなマスターが出て来た。
「あの...コーヒーを...」
とりあえず注文。

「はぁ?コーヒー?」
「ここは喫茶店じゃありませんよ。」

「え? ス、スイマセン


そこはジャズ喫茶ではなく、音楽教室だった。
その怪しげなマスターが先生をしているピアノ教室だったのだ。
店内にはドラムセットも置いてあり、自分もドラムをやっている事など、いろいろ話をしている内に先生から「ドラムの事もある程度わかるのでよかったらココで習いませんか?」とのお話が。

ジャズ喫茶だと思ってフラリと入った店で、ピアノの先生にジャズドラムを教わることになりました(笑)

寮に帰ってからも、「何か妙なことになったなー」と思いながらも、これも何かの縁だろうと。
他の生徒さんは全員ピアノ。当たり前だよな、ピアノ教室なんだから。
先生はグレン・グールドが好きで、生徒さんもクラシック系の音大生が多かった。結局、その教室には引越しをするまで1年半近く通った。とにかく楽しかったから。

前置きが少し長くなったけれども、今日紹介する盤がこの音楽教室での最初の教材。
ベース・デザイアーズ以外では、マーク・ジョンソンの最初のリーダー・アルバムとなる「2 x 4 (Two By Four)」。マーク・ジョンソンが4人のミュージシャンとデュエットしている作品で、「2 x 4」というわけ。

デュオのメンバーは、

ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン
ルーシー・クレーン : ヴォーカル
小曽根真 : ピアノ
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ



ドラムレスの作品集なので、「これにあわせて自由に叩いてください。」というレッスン。
スタジオ内にこのテープを流しドラムを叩く。先生も時折ピアノで参加する。そういうレッスンを繰り返していた。このアルバムの他にもジム・ホールの「ジャズ・ギター」とかロン・カーターとのデュオ「アローン・トゥゲザー」などドラムレスの作品を教材に。
レッスン中はドラムについて細かい指示はなかったけれども、「とにかくまわりの音を聴きなさい。」ということを言われた。ドラムの人に習うよりも別の楽器の先生に教わることで得るものは大きかったと思う。
うまくなったかどうかは全くの別問題ですが(汗)。。。

-------------------------------------

01. Killer Joe (B.Golson)
02. スパルタカス~愛のテーマ (A.North)
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ

03. Dinner For One Please,James (M.Carr)
04. One Finger Snap (H.Hancock)
05. Miss Teri (M.Johnson)
小曽根真:ピアノ

06. Monk's Dream (T.Monk)
07. Gary's Theme (G.Mcfarland)
ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン

08. Beautiful Love (H.Gillespie,V.Young)
09. Ain't Misbehaven (F.Waller)
ルーシー・クレーン : ヴォーカル

10. Time Remembered (B.Evans)
ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン

11. Goodbye PorkPie Hat (C.Mingus)
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ


「お気に入り度」 ★★★★★

# 選曲されたスタンダードが絶妙!ビル・エヴァンス・トリオの名曲も!
# 若干入手困難かもしれないが、見つけたら是非聴いてみてください。
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376:
>ジャズ喫茶だと思ってフラリと入った店で、
>ピアノの先生にジャズドラムを教わることに
>なりました

二十三重に可笑しいです。

ピアニストに習って、ドラマーに習うのとは
また違った世界が見えたというのは興味深いお話ですね。
377:
猫ケーキ様、コメントありがとうございます。
ピアノの先生なので、右手がどうで左手がどうでとかは全く無しでした。一緒にセッションして気持ちよいかどうかで判定されるので、ドラムの先生に習うよりある意味キツイです。
「オマエとは演りたくない」と言われれば終わりですからね。
378:
お邪魔致します。
このピアノの先生はなかなかの人だとお見受けしました。このレッスン方法はいいですね。もちろん細かいドラムのテクニック的なことも大切だと想いますが、ドラムに限らず、人の音を聴く事って出来そうで、かなり難しいですよね。
379:
ayuki様、コメントありがとうございます。
ドラムを習ってたというよりセッションをしに行ってたような感じで楽しかったです。
教則本もありましたが、ほとんどやってません。イメージトレーニングが主体でしたね(笑)

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