JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Love Song - Live At Bravas Club '85 / 渡辺 貞夫 (DVD)

渡辺貞夫さんが、"もっとリラックスして音楽を聴ける場を"と、クラブ形式の公演を企画、1985年から始まったイベント「ブラバス・クラブ’85」から、フュージョン・セッションの模様を収めた映像作品。
このイベントはブラバス・クラブ→キリン・ザ・クラブ→キリン・ラガー・クラブ→・・・(以後知らない)・・・と名前を変えて現在も継続中とのこと。

この「ブラバス・クラブ’85」では、アルバム「マイシャ」のメンバーを集めたポップな「セッションA」と、スタンダードジャズを演るワンホーンカルテット「セッションB」が行われた。セッションAが今回紹介する「Love Song」というDVDに、セッションBは「パーカーズ・ムード」という名前でCD、DVDが発売されている。

セッションAのメンバーは、
渡辺貞夫 ( Alto Saxophone,Sopranino )
Don Grusin ( Keyboads )
Russell Ferrante ( Keyboads )
Carlos Rios ( Electric Guitar )
Jimmy Haslip ( Electric Bass )
Ricky Lawson ( Drums )
Laudir De Oliveira ( Percussion )
Brenda Russell ( Special Guest Vocal )


貞夫さんのライヴは毎年NHKで放送されており、85年以前は武道館でのコンサートだった。アルバムで言えば「フィル・アップ・ザ・ナイト」や「ランデブー」の頃で、スティーヴ・ガッド&ラルフ・マクドナルドのソロ・コーナーはビデオに録画したものを何度見たことか。。。(今でも家宝)

大きいホールからライヴハウス形式へと変わった85年のこのライヴも「渡辺貞夫'85」として先ずNHKで放送され、これもまた死ぬほど見た。レーザー・ディスク作品「Love Song」として発売されたのはかなり後だったと記憶している。
このDVDは1985年6月25日の映像だが、NHK放送分は翌日6月26日の映像。スマートでタイトな25日の演奏に対して、26日はメンバーの手数も多く暴れ気味。タバコをふかしながらカウンターの中で踊っている店員の様子が映っているなど、TV放送分はカメラワークも臨場感がある。自分もそっちの映像に思い入れがあるので、後でレーザーディスクを見た時は違和感を感じたものです。

そのNHK放送分がYouTubeに!
これは必見。

まずカルロス・リオス&ジミー・ハスリップの2人のレフティが渋い!
動くカルロス・リオスが見れるのはコレだけという説もある。
そして“グルーヴ・ポケットを持つ男”、ドラムのリッキー・ローソン。特に「What's Now」のプレイは鳥肌モノです。吸い付くようなバスドラム、ラッセル・フェランテのキーボード・ソロのバックでのウネリ具合。
「こんなドラムが叩けたら。。。」まさに憧れです。

------------------------------------

01. What's Now
この気持ち良さは尋常ではない。
ハイハット、スネア、ベードラの素晴らしき関係。ジミー・ハスリップのベースとの絡み具合。
とにかくベースがカッコイイ!

SADAO WATANABE "WHAT'S NOW"(TV放送版)

「What's Now」のプレイはDVD版、NHK版とも激オススメなのでYouTubeだけ見ていては「ブラバス・クラブ’85」は語れません。今すぐクリック!

02. Good News
この曲もTV放送分がYouTubeに。
ジミー・ハスリップのベース・ソロ等見どころが満載。DVD版ではベース・ソロが奥に引っ込んだミキシングとなっており少し不満。

03. Tip Away
スペシャル・ゲストのブレンダ・ラッセルを迎えて「マイシャ」収録のナンバー。
当時貞夫さんの音がNYからLAのサウンドへ変化した象徴のような曲。

04. My Dear Life
貞夫さんの代表曲をブレンダ・ラッセルのヴォーカルで。
カルロス・リオスの泣きのギター・ソロが必見。これもこのDVDの売りの一つ。
貞夫さんのソプラニーニョは素晴らしい!

05. Maisha
この曲も大好き。「マイシャ」のアルバムジャケットに写ってる女性が思い浮かぶ哀愁のナンバー。

06. Call Me
「オレンジ・エクスプレス」収録のバラード。
ドン・グルーシンのシンセの響きが切なすぎて。。。

07. Samba Em Praia
明るいタッチのサンバ。
カルロス・リオスがシェイカーを振り、リッキー・ロウソンがサンバ・ホイッスルを吹きながらドラム・ソロ。
ジミー・ハスリップが若干お疲れ気味で、やる気が無いのが気になるが。。。

08. California Shower
レゲエアレンジの「カリフォルニア・シャワー」
リッキー・ロウソンのエレドラを使用したフィルやドン・グルーシンのローズソロがおもしろい。

09. Love Song
エンド・ロールが流れるバックで貞夫さんの短いソロ。
ライヴ映像は無いが当日アンコールで演奏されたものかも。


「お気に入り度」 ★★★★★

# セッションBの「パーカーズ・ムード」もいいですよー
# ブラバス・クラブでのライヴ盤・映像作品はKARIZMAやトッキーニョ、ジョー・クールなど名盤がいっぱいあります。
スポンサーサイト
300:
マイシャは昔聴いたことあるのですが
ブラバス・クラブのことは知りませんでした。

6分あたりから、仕事人がそれぞれ渋くて
めちゃくちゃかっこいいです。
骨太のリズムを刻む、ジミー・ハスリップと
リッキー・ローソン素晴らしい!
301:
タカさん、コメントありがとうございます。

>6分あたりから、仕事人がそれぞれ渋くて
そうなんですよ。メンバーのクレジットが流れるあたりからが超強力です。このリズム隊素晴らしいですよね!
302:
すばらしい情報ありがとうございます。
この面子も最高ですね。
貞夫さんは地元でのコンサートが最後ですが。
もう20年くらい前かな、、、
このときは日本人がバックを固めていましたが
ドラムだけはグルーブが満足できないということで外人でした。
やはり本場のグルーブは最高ですよね。
303:
bonejiveさん、コメントありがとうございます。
当時(80年代初め頃)は海外の一流ミュージシャンがテレビで見れるのは貞夫さんのライヴくらいしかなかったような気がします。BS見れる家もそんなに多くなかったですし。。。
毎年、貞夫さんのライヴは楽しみにしてました。
304:
80年代後半までの貞夫さんの
春と秋のツアーは、
「今度は誰を連れてきてくれるんだろう?」と楽しみにしてました。

自分も、ベースのハスリップが
やや不調なのかな?とも思いますが、
2曲目のソロ前では、ベースのヴォリュームをいじったりしてたので、
機材的に問題があったのかもしれません。

あと、この作品で残念なのが、
レーザーディスクとかVHSとかの
規格に収めようとしたためなのか?
演奏に編集が加えられて、
短くなってしまってる点です。

アルバムではフルートでやってた
「マイシャ」を、アルトで演ってる
素晴らしいバージョンも、
本来は、ドン・グルーシンのシンセソロも
入ってたはずです。

編集前のマスターがもう無いのかもしれないけど、無編集でちゃんとした完全版に
してもらいたいですね。

milkybar様にご相談させて頂きたいことがありますので、
よろしければ、お手数ですが
メール頂ければ幸いです。

宜しくお願い申し上げます。
305:
Tさん、コメントありがとうございます。
このライヴは編集でカットされてる部分があるんですね。全く気づきませんでした(笑)
このDVDはあまり音がよくないので少し残念です。貞夫さんのMCとか聴こえませんし。。。
機材的に何か問題があったかもしれないですね。

後ほどメールを送ります。
こちらこそよろしくお願いします。
306:
この頃は、毎年ナベサダのライブのバックバンドに誰が来るのだろうと楽しみにしてました。それにしても、カルロスリオスは最近はどうしているんでしょうか。ジョークールも懐かしいです。確か一枚しかでなかったアルバム(「パーティーアニマル」というタイトルだったか?)、CDとかにはなってないですよね??
返信
307:
猫ケーキさん、コメントありがとうございます。
「パーティー・アニマル」はレコードしか見たことがないですねー。ミルク瓶みたいなジャケットのやつですよね。
ジョー・クールはブラバス・クラブでのライヴLDを持ってます。

カルロス・リオスがチックのエレバンで弾いてる映像とか見てみたいんですけどね。1stに参加してるのでどこかにありそうなんですが。
返信
308:
ジョークールの「パーティー~」ですが、
一応、一度だけCDにはなってます。
以前、ヤフオクに出てましたが、
LPで持ってるものをCDRにしたものを
持ってるんで入札を断念しました。

チックのエレバンの件ですが、
カルロスは、スタジオのみで、
一緒にツアーに出たという記録がないので
ライブの映像はないと思います。

フランク・ギャンバレ以前で、
エレバンのツアーに参加した
ギタリストは、スタジオ盤にも
参加していたスコット・ヘンダーソンと、
エレバン初来日時に同行していた
ジェイミー・グラッサーの2人だけでは
ないでしょうか。
返信
309:
Tさん、コメントありがとうございます。

「パーティー・アニマル」もお持ちですか。さすがです。
カルロス・リオスのエレバンライヴは無いようですね。少し期待していましたが残念です。
ジェイミー・グラッサーはライブアンダーの時のギタリストですね。ランブルの最初のギターがおいしい部分でミスってた気が。。。
返信
310:
パーティーアニマル、またCD化してくれないですかねえ。
でもまったく売れなそう(笑)メンバーが渋過ぎですし。

話それますが、カルロスリオスというとやはり、
GバネリのBrother to Brotherの名演を思い出します。
返信
311:
>>ジェイミー・グラッサーはライブアンダーの時のギタリストですね。ランブルの最初のギターがおいしい部分でミスってた気が。。。

日テレでオンエアされたソースが手元に
ありますんで、チェックしてみます。
エレバンのキメやユニゾンは、
相当、タイトなんで、かなりリハを重ねていないと、プロでも「ツボり」ますよね。
やはり、その辺が原因で、すぐに
「クビ」になって、フランク・ギャンバレの
加入となったんでしょう。

カルロス・リオスの出世は、
やはり、ジノ・バネリでしょうね。
「ブラザー~」は名盤ですね。
タイトル曲をはじめ、
「アプルーザ」「アイ・ジャスト・ワナ・
ストップ」とか、収録曲も名曲ばかり。
カルロス・リオスだけでなく、
ベースのジミー・ハスリップの
タイトな演奏も忘れられません。
返信
313:
ジノ・バネリは「ナイトウォーカー」しか持ってないので「ブラザー~」は聴いてないです。カルロス・リオスやハスリップも参加してるんですね。
これはすぐに買いに走らねば。。。
返信
314:
いや~「ツボ」突きまくりの
レスポンス、うれしくなります。

「ナイトウォーカー」も良いですよねぇ。
こっちのリズムは、
マイク・ミラー=ヴィンス・カリウタ=
ニール・ステューベンハウスですよね。
特に、ここでのヴィンスの演奏が、
光ってますね。


返信
315:ありがとうございます!
買いに走りました!

「Brother to Brother」無茶苦茶カッコイイです。(感動)
1曲目のアパルーサのイントロからカルロス・リオスが来てますね。カッティングもカッコイイし。

2曲目これ「KYLYN LIVE」でキリンバンドが演ってる曲じゃないですか。。。

「ラヴ&エモーション」やタイトルチューンの「ブラザー~」もギター・ソロが痺れます。カルロス・リオス弾きまくってますね。
猫ケーキさん、Tさん、いいアルバムを紹介していただきありがとうございます!

ライナーで紹介されてましたが、カズ松居プロデュースによるカルロス・リオスのリーダー作も是非聴いてみたいです。
返信
316:
brother....は、初聞きの時はそれはブっとびました。こんなカッコイイ歌モノがあるのかと。(当時はフュージョンインストばかり聞いていたので。)ちなみに「ナイト~」は未体験なので、また聞いてみたいです。

リオスのリーダー作というのがあるんですね~。どんな音楽なんでしょうか。
返信
317:
カルロス・リオスのリーダーですが、
厳密には、
松居和プロジェクト・フィーチャリング・
カルロス・リオスというクレジットだったはずで、音楽の基本コンセプトは、
松居和のものだったように記憶しています。
返信
318:
情報ありがとうございます。
松居和プロジェクトということは、スムース・ジャズ系なんでしょうね。
弾きまくりということではなさそうですね。
返信
319:
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u14752265

もう入札は終わってますが。。。

「スムースジャズ」というよりも、
82年作なんで、「フュージョン」ですね。

10年ほど前に、
インディー系からCD化されてまして、
数年前まで、タワレコの店頭長期在庫で
残ってましたが、
さすがに、もう見かけなくなりました。

ジノ・ヴァネリのバンドに起用される
きっかけになったのが、
「ギターのカルロス」とメッセージを
残したところ、てっきり、ジノは
「カルロス・サンタナ」だと思いこんで、
呼んでみたところ、あらわれたのが
「カルロス・リオス」で、
試しにオーディションしたところ、
殊のほか素晴らしい演奏だったので、
そのまま雇った云々、
という半分冗談のような記事を目にしたことがあります。

ラリー・カールトンのお弟子さんの中で、
リオスの存在が一番光ってますね。
返信
320:
Tさん、またまた貴重な情報ありがとうございます。かなりフェミニンなジャケですね。
この二人はLA繋がりのコラボなんでしょうね。

ジノ・ヴァネリはサンタナと間違えてたんですか(笑)
ジノ・ヴァネリの作り出すある意味壮大な音楽は、サンタナのそれとはマッチしない気がしますけど、とてもおもしろいエピソードですね。
返信

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示を許可する
  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
  • first / 夜総会BAND (03/23)
  • ブラームス 間奏曲集他 /グレン・グールド (03/04)
  • プロフィール

    milkybar

    Author:milkybar
    GOGOランプを愛しています!

    最近の記事+コメント

    最近のトラックバック

    カテゴリー

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    RSSフィード

    amazon

    FC2カウンター

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。