JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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TRIO 64 / Bill Evans

1月13日はマイケル・ブレッカーの一周忌でした。
マイケルの作品を何か記事にしなくてはと思い、「Nearness of You~The Ballad Book」についてつらつらと書いておりました。
この「Nearness of You」は、選曲が通好みというか割とマニアックなバラード集となっているのが魅力。ジェイムス・テイラーの「ワン・マン・ドッグ」とかパット・メセニーグループの「カルテット」など出典元の関連アルバムをいろいろ聴いているうちに、そっちのほうへ入り込んでしまった。その他にもコルトレーンの「バラード」やマイルス&ギルの「マイルス・アヘッド」とかも聴き出して、全くまとまらない状況に。。。

そんな感じで今回は「Nearness of You」に収録されている「Always」をビル・エヴァンス・トリオが演奏しているアルバム「TRIO 64」を。(関連性が薄いですが)

Personnel:
Bill Evans(p)
Gary Peacock(b)
Paul Motian(ds)


1963年12月18日、ニューヨーク、ウェブスター・ホールにて録音


録音時期が12月のクリスマス前ということもあり、「04.サンタが街にやってくる」を演奏している。一般的にエヴァンスのクリスマスアルバムと言われている作品です。
年も明け、注連飾りも撤収、成人式も終わったこの時期にクリスマスアルバムを紹介するのはいかがなものかとは思いますが、またそれも一興でしょう(笑)

「サンタが街に~」やTV漫画のキャラクターを題材にした「01. Little Lulu」など、とても親しみやすい内容となっている。各曲の長さも短かめ、エヴァンス特有の研ぎ澄まされたような精神性は抑え気味で、愛すべき小品集といった趣。

ベースにゲーリー・ピーコックが参加していることが大きなポイント。
キース・ジャレット・トリオのイメージが強い彼ですが、エヴァンスとの共演はこのアルバム1枚のみ。ゲーリー・ピーコックの参加によりシリアスなもの(場合によってはフリー?)になりそうだが、全くそのようなことは無い。あくまでもクリスマスアルバムですから、どちらかというとハッピー系。

個人的な事情から「クリスマス時期にクリスマスアルバムなんか聴きたないワイ!」という方もたくさんいらっしゃると思うので、季節はずれの今の時期にエヴァンスの「TRIO 64」はいかがでしょうか。隠れ名盤的な地味目の作品ですが、心に染みるかも。。。

-----------------------------

01. Little Lulu
愛らしくスインギーなナンバー。
ゲイリー・ピーコックのベース・ソロがやはり耳に残ります。ポール・モチアンのブラシも心地良い。

02. Sleepin' Bee
「モントゥルージャズフェスティバルのビル・エヴァンス(お城のエヴァンス)」でよく聴いていたこの曲。こちらはかなり落ち着いた演奏。同じピアノ・トリオでもメンバーが変わると色が全然違うのが面白い。

03. Always
今回の記事のキッカケとなったマイケル・ブレッカーのバラード集にも収録されているワルツナンバー。美しいメロディの曲でエヴァンスのソロが素晴らしい!

04. Santa Claus Is Coming to Town
「サンタが街にやってくる」です。
生真面目なイメージのエヴァンスが楽しそうに笑って弾いていそう。
ゲイリー・ピーコックのソロもいい。

05. I'll See You Again
ゲーリー・ピーコックが大活躍。
このアルバムを通してピアノ・トリオにおけるベーシストの重要性をつくづく感じさせます。

06. For Heaven's Sake
しっとりとしたスローバラード。大音量で聴いてます。
エヴァンスのピアノが心に染みる。

07. Dancing in the Dark
この07~08は大好きな流れ。
モノラル録音なので左のスピーカーからゲイリー・ピーコック、右のスピーカーからポール・モチアン、センターからエヴァンスが聴こえてくる。迫力の演奏です。

08. Everything Happens to Me
この曲はキース・ジャレットの演奏が特に印象に残っている。
いろいろなピアニストが取り上げているが、このエヴァンスも実に素晴らしいです。


「お気に入り度」 ★★★★☆

# クリード・テイラーがプロデュースしている点もポイント。
# 別テイクを収めたコンプリート盤も発売されている。

 

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241:
間の抜けた時期になってしまい
大変に恐縮ですが…本年もどうぞよろしくお願いいたします。

マイケルのバラードアルバム、いいですねぇ。
マイケルのソロアルバムは、
個人的には、後にも先にも、ファーストソロの
「マイケル・ブレッカー」しか無いと
思ってるんですが、その次くらいに好きなものです。

ただ、バックがレギュラーグループだったら
もっと良かったと思いますが。
パットのギターはいいとしても、
ハンコックのありきたりというか手癖全開の
バッキングが、今の言葉でいえば「ウザい」です。
「良い歳のとり方」をしてたマイケルの
滋味溢れるテナーに専念したいのに、
空気を読めない「無粋」なピアノが
突っ込んでくるような。

最終的には何かハンコックとマイケルは、
妙な「宗教友達」になっちゃったようですが、
演奏の相性に関しては、個人的には、
あんまり良いように思いません。
なんかこう、「ぶつかって」互いに押さえ合ってるようなストレスを感じます。

このバラード作も、最初にレギュラーグループのほうよかったのでは?と言いましたが、
ハンコック抜きのカルテットでも良かったかもしれません。
242:あけましておめでとうございます。
Tさん、コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
マイケルのバラードアルバムのレヴューを途中まで書いていましたが、お蔵入りになりそうな感じです。なかなか捉えどころが難しいアルバムのような気がして来ました。

ハンコックとマイケルの相性は仰るとおり、いまひとつかもしれないですね。
マイケルの遺作「Pilgrimage」でハンコックのセットとメルドーのセットを聴き比べたとき、そのような印象を確かに受けました。過去にもチックコリアの「マッド・ハッター」でも主役を食ってましたし、ハンコックはKYかもしれないですね(笑)

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