JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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School Of The Arts / School Of The Arts

Tラヴィッツを中心に結成されたバンド「スクール・オブ・ジ・アーツ(SOTA)」
まずこのメンバー構成がそそられる。

T Lavitz (Piano)
Dave Weckl (Drums,Percussion)
Frank Gambale (Acoustic Guitar)
John Patitucci (Acoustic and Electric Bass)
Jerry Goodman (Violin) on 02,05,08
Steve Morse (Acoustic Guitar) on 03,04

Weckl、Gambale、Patitucciのチックコリア・エレクトリック・バンド軍団。元マハヴィシュヌ・オーケストラのヴァイオリニスト、ジェリー・グッドマン。
そしてディープ・パープルのギタリスト、スティーヴ・モーズが参加。
一体どんなサウンドなんだろうと。

リーダー格のTラヴィッツについて自分の持ってるアルバムは2枚のみ。
○ジェフ・バーリン「チャンピオン」 [Jeff Berlin(b),Scott Henderson(g),T Lavitz(kbds),Steve Smith(ds)]
○プレイヤーズ「プレイヤーズ」 [チャンピオンと同メンバー]

最近はスコヘン系はあまり聴いていなかったけれども、今回このアルバムを購入したキッカケは、最近お世話になっているTさんのサイト「Swingroove Review」内のブログ「Swingroo_blog 2007」で紹介されていたから。

聴く前の予想では、アコースティックであること、エレクトリックバンドの主要メンバーが参加していることから、エレクトリックバンドの3rdアルバム「EYE OF THE BEHOLDER」のようなサウンドではないかと思っていた。

全く予想が外れてました。。。
エレクトリックバンドでもなく、プレイヤーズ風でもなく、HMVの紹介記事「室内楽」風でも無かった。
新しい感覚のコンテンポラリー・フュージョン・バンドの誕生と言えるかも。

ボトムがパティトゥッチ&ウェックルだから超安定感がある。
特にパティトゥッチはアコベとエレベを両方曲によって使い分けており、これがまた良い。
ウェックルもパーカッションソロ&ドラムソロを一人で叩き分けていたりして、久しぶりに叩きまくっているアルバムではないかと。
ジェリー・グッドマンは初めて聴いた。ギャンバレは個人的にあまり好きではなかったが、今回のアルバムを聴いて少し見直した。いいプレイが随所にあり。

そしてリーダー格のT Lavitz。全曲彼のオリジナルでプロデューサーも兼ねている。
参加してるメンバーからどうしてもチック・コリアと比べてしまうが、なかなか良い。チックのような仰々しい感じではなくインテリ系。
複雑な構成の曲もあるが、メンバーがメンバーだけに実に上品に仕上がっている。
T Lavitzも全曲ピアノをプレイしているように、あくまでアコースティックにこだわった音作り。(ディープ・パープルのスティーヴ・モーズにアコースティックギターですから)
個人的にはウエックルが叩きまくってくれているのがGOOD!これからも、自分のバンドだけでなく、90年代の頃のようにもっといろいろなセッションに顔を出してガッツンガッツン叩きまくって欲しい。

テクニカルなんだけど上品。とりあえず要注目のバンドが出て来たのは間違いない。

-----------------------------------

01. Fairweather Green
パティトゥッチのウッドベースから始まる1曲目。
途中いろいろな表情を変える美しい曲。デイヴ・グルーシンっぽいか?

02. No Time Flat
ジェリー・グッドマンのヴァイオリンがテーマをとる6/8拍子のスパニッシュ系。
ヴァイオリンが入っていることで、とても上品かつクールな印象となっている。

03. On Fire
ピアノ&ギターのリフのボトムを支えるパティトゥッチ&ウェックルのリズム隊のキレが素晴らしい。
かなり複雑なピアノとギターのユニゾンプレイあり。

04. Portrait
途中曲調がラテン風に変化したところでウエックルのドラムソロ&パティトゥッチのベースソロあり。
爽やか系のT ラヴィッツのピアノソロも良い。

05. Like This
ジェリー・グッドマン&Tラヴィッツのユニゾンテーマが印象的なファンキーな?ナンバー。
ジェリー・グッドマンのソロを大きくフィーチャーしている。ヴァイオリンはフュージョンに合いますね。

06. High Falutin' Blues
4ビートっぽいアプローチの曲。
エレクトリックバンドで聴かれるようなギャンバレの高速プレイあり。(ピアノ、ベースと恐るべしユニゾンで)

07. Gambashwari
曲名からもギャンバレをフィーチャーして作られたものか。
曲調はウエックルがブラシをプレイする静かな曲だが、ギャンバレの高速ピッキングが聴ける。

08. Dinosaur Dance
爽やかなクラシック調からラテン系へ。
複雑なリズムアレンジだが、ボトムが安定しているため安心して聴ける。
T ラヴィッツのクールなピアノソロは必聴。

09. Teaser
チック・コリアの香りがする4ビートっぽいナンバー。
ピアノとギターのユニゾンプレイが随所に出てくるがメロディがきれいなので全く嫌味を感じない。

10. Little Mouse Music
本作で1番のお気に入り。ウエックルの一人ドラム・ソロ&パーカッション・ソロの聴けるラテンナンバー。

11. Maybe Next Time
最後はこのバンドのリーダー、T ラヴィッツのピアノソロ。
意外と黒っぽいソロ。


「お気に入り度」 ★★★★☆


# ライヴ盤や映像が見てみたいバンドです。
# 自分の買ったCDだけかもしれないが、1曲目にノイズが入ってる(CDも停止したほど)。全体の出来が良かっただけに残念。
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212:新感覚♪
これも年末大人買いリストに入りそうです

>新しい感覚のコンテンポラリー・フュージョン・バンドの誕生
それは楽しみです。Weckl、Gambale、Patitucciとくれば
milkybarさんのご専門なので、全幅の信頼をおきたいと思います。

1曲目のノイズがちょっと気がかりですね
213:
何とか、「お気に召して」頂けたようで、
紹介させて頂いたものとして、
なにより、ひと安心致しました。

昔のジェフ・バーリン、スコット・ヘンダーソン、スティーヴ・スミスを迎えて
つくった「プレイヤーズ」もそうですが、
このTラヴィッツという人の音楽というのは
「地味に」ユニークですよね。

ジャズだけにどっぷり浸かってない人なんで
その辺で、音楽のベクトルが外向きに感じるのでしょうか。
214:
>さりちゃん
年末大人買いリスト入りを是非検討してみてください。このバンド、エレクトリックバンドの新機軸といった雰囲気がミソではないでしょうか。

>Tさん
良い作品を紹介いただきありがとうございます。
Tラヴィッツは目立たない存在ですが、いろいろなスタイルを模索しつつも息の長いミュージシャンのような気がしますね。
これからもいろいろと教えてください。よろしくお願いします。
215:
ご無沙汰してました。

本編とは少しそれますが、【GROOVE DYNASTY 2001 LIVE】 の動画をYou-Tubeにて発見!もっともmilkybarさんはご存知かもしれませんが・・・(汗)

贅沢なメンバー、贅沢な5ドラムス、そしてなるほどなと思えたゲスト!参考までにURL添付しておきます。

http://jp.youtube.com/watch?v=Oo_qPPyJsu8&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=uv2Eua56uoU&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=8tCcOy2UvCo&feature=related

ゲスト編
http://jp.youtube.com/watch?v=FijNp-tnDps&feature=related(吉田美奈子)
http://jp.youtube.com/watch?v=NXB3ISjXgSw&feature=related(角松敏生)
216:
いっぽ!さん、お久しぶりです。
そして貴重な情報ありがとうございます。早速見て&落としております。
GROOVE DYNASTYの存在はドラムマガジンの記事で知っていましたが映像があったんですね。実に贅沢な5ドラムスです。
ゲストの吉田美奈子の「Liberty」が圧巻ですね!
217:
喜んでいただけて何よりです♪
ゲスト含めた出演者は何かしら繋がってますね!5名のドラマーの方々は雑誌等で良く名前は拝見してました。何気に真矢がいたのは意外でしたね。どうせならこれに「まこと」を足して欲しかったかも?(ダメですか?)

つくづく思うのはブッチャーさん(故浅野祥之)は二度と見られなくなったと思うと残念で仕方ありません。そして吉田美奈子さん・・・なんだか魔女みたいでした(笑)

milkybarさんはドラマーのようですので
こんなのも添付しておきます。
http://jp.youtube.com/watch?v=OnvwvPzNX4M(元ALFEE長谷川浩二)

そして今は亡き角松バンドの天才ベーシスト青木智仁編
http://jp.youtube.com/watch?v=fnG8ExP5Kic
218:
いっぽ!さん、続いてありがとうございます。
真矢はポンタ氏の弟子みたいな人なので参加してると思われますが、まこっちゃんはダメです多分(笑)
この映像を見ているとブッチャーさんが偲ばれますね。

長谷川氏は髪がキレイですね。ツヤツヤのさらさらで驚きです。
対する青木さんはアディダスのジャージがいい味出てます。長谷川氏と好対照なので笑えました。
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