JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

30th anniversary LIVE! [HOMECOMING 2007] / PRISM (DVD)

最近気になる音楽DVDが発売ラッシュ。
CDも聴きたいのが山ほどあって、金がいくらあっても足りない状況で困りものだが、どうしても見たいDVD3点をHMVで予約。

PRISM / PRISM 30th Anniversary Live
TRIX / TRIX Live
STUFF / Live At Montreux 1976

CDも2点注文した。
School Of The Arts / School Of The Arts
Anna Maria Jopek / Upojenie
(年末ジャンボが当たる予定なので大人買い状態)

DVDについてはPRISMが11/21発売、TRIXとSTUFFが12月下旬発売予定のため、同時発送にしてしまうとPRISMのライヴが12月末まで見れない事になるので分割発送に。
送料はかかるがPRISMの30th Anniversary Liveはどうしても早く見たかった。その最大の理由は、“SURPRISE”収録の「Upside Down」が見れるため。
1980年発売の“SURPRISE”は、ずっとカセットテープで聴いており、数年前やっとヤフオク(かなりの高値だったわ)で入手した超愛聴盤。現在も入手困難な状態が続いている。
この超難解でソリッドな曲がライヴではどうなってるのか?これが最大の注目点。

2007年7月7日、新宿のFACEでのライヴ。当日のメンバーは、
PRISM:和田アキラ(g)、木村万作(ds)、岡田治郎(b)
ゲスト:久米大作(key)、佐山雅弘(key)、中村哲(sax)、新澤健一郎(key)、中島オバヲ(perc)

演奏曲目は初期の曲が中心。
1st「PRISM」より4曲
2nd「SECOND THOUGHT SECOND MOVE」より2曲
3rd「PRISMⅢ」より2曲
「SURPRISE」より3曲、「COMMUNITY ILLUSION」、「∞(永久機関)」、最新作「blue...」より各1曲づつ。全14曲入りの2枚組。
個人的に注目はやはり佐山さんが参加してる「SURPRISE」からの3曲、Full Moon ~ Upside Down ~ Karma。

PRISMのライヴ映像を見るのは初めてだったけれども、やはりアキラさんのギターが強烈でした。左手の運指が速すぎて俺には見えない(汗)
特に「Tornado」と「Memory of The Moment」のギターソロが良かった。
そして佐山さんの存在。参加している曲では明らかにバンドの空気が変わってる。
「Upside Down」のソロが強力。

2枚組を見終えた全体的印象は「何だかまったりしてる?」
PRISMの印象はソリッドで攻撃的なイメージを勝手に持っていたけれども、すごくホンワカしたライヴ。多分、中村哲さんのサックスが主要因か。
録音の状態も影響していると思うが、各楽器があまり前に出ないようにバランス重視でミキシングされている感じ。もっとガッツンガッツンの音で聴きたかったかな。
阪神淡路大震災の1年前、倒壊前の神戸チキンジョージで行われたライヴ盤「PRISM JAM」があるが、ああいう荒っぽくてガッツリしたのを想像していたので少し残念。
(自分の聴いてるAVシステムがショボイだけかも。。。)

---------------------------------

[Disc-1]
01.風神 (1979「PRISMⅢ」)
久米さんのオリジナル。複雑な曲構成による初期プリズムの代表作。
プログレ+フュージョン。

02.Tornado(1977「PRISM」)

この曲を聴くといつもレインボーの「バビロンの城門」を思い出す。
様式美ロック+フュージョン。ギターソロが超カッコイイです!

03.Dancing Moon(1977「PRISM」)
まったり感~。
中村哲さんはキーボードのイメージしかなかったけれども、何でサックスなのかな。
キーボードで参加してほしい。(キーボード4人はきついのかな。。。)

04.Crystal Night(1978「SECOND THOUGHT SECOND MOVE」)
この曲も中村哲さんのソプラノ、テナーをフィーチャーしたサンバフィールナンバー。

05.Full Moon(1980「SURPRISE」)
ここから注目の3曲。
このイントロのシンセのフレーズ、ギターによる荘厳なテーマ、泣ける。
ただ、この曲でのアキラさんは調子が今一歩か?ギターソロはすごくカッコイイのだが、最後キメのフレーズが飛んでる部分あり。

06.Upside Down(1980「SURPRISE」)
今時、このような難解なナンバーをライヴで演ってるバンドがあること自体が奇跡的!
何拍子でどういう譜割りになってるのか。

upside_down.jpg

(↑↑クリックで拡大↑↑)

ドラムマガジン№14(スーパードラマー研究:青山純)に載ってる譜面によると、4/4 + 3/4 + 3/4 + 6/4 = 16/4の構成。
解説譜EX.1-aのように聴こえるフレーズが実は1拍目の頭からではなく、最後の16分音符から始まっているため超難解に。。。
16/4拍子だから4分音符をしっかり意識して、超スローテンポからやっていけば、いつかはコピー出来るかも。
ただ、解説文中にあるとおり、“ちょっとやそっとで真似できるものではない”とのことです(涙)

佐山さんのシンセソロが超クールです!
万作さんのキメの合間を縫うようなシャープなタイコも最高!
見れて良かった。

07.Karma(1980「SURPRISE」)
プリズムの中で1番好きな曲がコレ。泣ける。
中間部の佐山さんのソロがこれまた泣ける。
岡田さんのベースソロから炎のギターソロへ。

08.Shadow of The Jungle Gym(1983「∞(永久機関)」)
永久機関はずっと探しているけれども未だに入手出来ず。(ヤフオクでも法外な値が付いており手が出ない)
万作さんがフロントラインに出てきてブラシとスティックでボサ。
会場がとてもいい雰囲気に包まれている。

[Disc-2]
09.Memory of The Moment(1981「COMMUNITY ILLUSION」)
「COMMUNITY ILLUSION」は大好きなアルバムで、特にこの曲はオリジナル盤のギターソロも最高。本ライヴでもアツイソロが聴けます。

10.Memories of You(1979「PRISMⅢ」)
渡辺建さんのオリジナル。
自分の中でプリズムのベースと言えば建さん。(本ライヴには残念ながら不参加)
「Unforgettable」と「Memories of You」は特に彼のイメージが強い。
このギターのテーマは何度聴いても泣ける。

11.Beneath the Sea(1978「SECOND THOUGHT SECOND MOVE」)
コンサートもいよいよ佳境に。これぞプログレというべきプリズムの代表作。
中盤、岡田さんの4ビートのベースラインに乗っかった佐山さんとアキラさんのソロが素晴らしい!

12.絆 ~ Affection(2007「blue...」)
新作「blue...」より。
岡田さんのベースソロからアキラさんの泣きのギターソロへ。
初期の作品からの演奏が多い中、一際目立っている美しいバラード。

13.Prism(1977「PRISM」)
ここからアンコール。
1stアルバムから「Prism」。
激しいキメとユニゾンプレイの連続ワザ。伝説はここから始まった。

14.Love Me(1977「PRISM」)
ポイントは3人のキーボーディストのソロ回し。
プリスムの歴史を作ってきた3人。中村哲さんも一時代を築いたキーボーディストだと思うが、なぜサックスで参加してるのか?
最後はアキラさんのソロで感動的にENDING。


「お気に入り度」 ★★★★☆


# 初回特典として30周年記念ゴールドギターピック付き携帯ストラップが封入されてます。
# バックステージでのメンバーへのインタヴューも興味深い。

スポンサーサイト
202:
お邪魔いたします。
私はあまりプリズムは聴かないのですが、それでも“SURPRISE”までは良く聴いていました。ですから佐山さんが居るライヴは見てみたいですね。でも渡辺健さんが居ないのがやはり寂しいです・・・。
「Upside Down」の拍子が良く解りました!16/4で、しかもベースの頭が付点八分食っていたのは初めて知りました。分析しようと想って真剣に聴かないと解らないわけですね。
203:
ayukiさん、コメントありがとうございます。
今回のライヴは佐山さんの参加が重要なポイントだと思いました。存在感が特別でしたから。
「Upside Down」は驚異的でした。どうやって16分音符食った頭を合わせてるのか謎です(笑)
204:
ご無沙汰しております。
自分はプリズムをあまり聴いたことはないんですが、
松岡直也グループでの、和田アキラさんの演奏が強烈に印象に残っています。
なにより衝撃だったのが、テレビで見た「'86別府国際ジャズフェスティバル」
曲は『A FIRST FLIGHT』でした。
ラスト、他のパートの演奏が終了してからのギター弾きまくりが圧巻!
その日以来、自分の中では和田アキラ=日本の誇る速弾きギタリスト
というイメージが刷り込まれてしまいました。
205:
もくまおうさん、コメントありがとうございます。
別府国際ジャズフェスティバルはテレビ放送してましたね。城島ジャズ・インという愛称でしたっけ。よく見てました。
私も和田アキラ=速弾きのイメージです。速弾きギタリストとしてギネスブックにも載っておられたと思います。
210:
milkybarさん、こんにちは!
Anna Maria Jopek / Upojenie 注文されたのですね。聴かれたら是非感想を。
私も欲しいCD、DVDが山のようにあって大変。もう2度と聴かないだろうなあっていうのはオークションで売ったりしてそれでまた新しいのを買っています。宝くじあたったら1000枚くらい大人買いしたいなぁ。
211:
risaさん、コメントありがとうございます。
Upojenieの記事をrisaさんのところで見てHMVに注文しました。
が、現在品切れで入荷の目途が立ってないとHMVからメールが届きました~(涙)
amazonもダメですし、田舎に住んでるのでほぼ入手が絶望的な状況です。
ヤフオクをこまめにチェックしかなさそうです。。。

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示を許可する
  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
  • first / 夜総会BAND (03/23)
  • ブラームス 間奏曲集他 /グレン・グールド (03/04)
  • プロフィール

    milkybar

    Author:milkybar
    GOGOランプを愛しています!

    最近の記事+コメント

    最近のトラックバック

    カテゴリー

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    RSSフィード

    amazon

    FC2カウンター

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。