JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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Now You Know / 小曽根 真

9月の初めに小曽根真の初期作品4枚がリマスターされ再発された。
「OZONE」(1984年) 
「After」(1985年) 
「Spring Is Here」(1986年)
「Now You Know」(1986年)

発売当時、友人にダビングしてもらったカセットテープでずっと聴いていた4枚目の「Now You Know」を購入。再発をずっと待ち望んでいた。


メンバーは、
Makoto Ozone(Piano)
Steve Kjara(Flute)
John Abercrombie(Guitar)
Marc Johnson(Bass)
Peter Erskine(Drums)

とっかかりは、小曽根のリーダーアルバムというよりも、ジョン・アバークロンビーのギター・トリオ+小曽根というイメージで聴き始めた。
それだけこのギター・トリオ(ジョン・アバークロンビー、マーク・ジョンソン、ピーター・アースキン)に熱を上げていた。

Current Events (1985)
Getting There (1987) このトリオ+マイケル・ブレッカー
John Abercrombie/Marc Johnson/Peter Erskine (1988) ライヴ・イン・ボストン 等

このトリオの特徴はダークかつ繊細、内に秘めた炎が時々激しく炸裂する。ピーンと張り詰めた空気が時に背筋を凍らせるような緊張感がある。
このトリオ+マイケル・ブレッカーでのヴァンガードでのライヴLDもよく見てた。マーク・ジョンソンのリーダー・アルバム『ベース・デザイアーズ』収録の「Samurai Hee-Haw」では日本人を小馬鹿にしたような映像が挿入されており、これも必見かと。「Live at The Village Vanguard」という名前でDVD化されてます。

話が逸れてしまったが、この「Now You Know」は全くダークではありません。むしろ爽やか系?
ジョン・アバークロンビーの色が薄いため最初聴いたときはアレ?と思ったほど。
ポイントはチック・コリアとも共演しているスティーヴ・クジャラ(フルート)の存在。フルートが入っているため、とてもクラシカル&ラテン系の香りがする。ダークかつモーダルなアバークロンビーとクラシカルなスティーヴ・クジャラの取り合わせ。これが本作の見所。
当時25歳の小曽根氏はどういう理由でこのメンバーを集めたのかは不明だが、ジョン・アバークロンビーのトリオを選んだあたり、コンテンポラリーで刺激的なサウンドを目指していたに違いない。
一見クセの強そうなミュージシャン達をまとめているのがプロデューサーのゲイリー・バートン。実に上品に仕上がっていると思います。

------------------------------

01. Watch What I'm Gonna Do
演奏時間10分にも及ぶ大作。フルートがテーマを執るサンバタッチのナンバーでチック・コリアを連想させる。「フレンズ」のジョー・ファレルのイメージ。
クジャラ→小曽根→アバークロンビーと素晴らしいソロが続く。特に小曽根氏のソロが絶品!
幻想的な中間部を経てマーク・ジョンソンのソロ→アースキンのソロ。この曲でのアースキンのプレイは恐るべしカッコよさ。この1曲目が本作のベストか。

02. Might As Well
一転繊細なワルツナンバー。ピアノ・トリオ(小曽根、マーク・ジョンソン、アースキン)での演奏でビル・エヴァンスの香り。これも小曽根氏のピアノが素晴らしい!
2002年のアルバム「Treasure」で再演されている。(ゲイリー・バートンとのデュオ)

03. Endless Season Part 4
クジャラのフルートがテーマをとるクラシカルなナンバー。
ピアノ、フルート、アコースティック・ギターによるトリオの演奏。
このアルバムのトータルイメージになっている室内楽的な三重奏です。

04. This Little Piggy Tells Time
フルートを除いた4人で演奏されたスイングナンバー。
ジョン・アバークロンビーの内に秘めた炎的なソロあり。

05. You Are In Love
ピアノトリオによる美しいバラード。

06. As Is
個人的に本作のメイン。ダークかつモーダルなナンバー。
小曽根氏がジョン・アバークロンビーのトリオをイメージして作ったと思われるハードな曲につき、勿論フルートは入っていない。ギタートリオ+ピアノの演奏。

07. Passage
最後はフルートとピアノのデュオ。二重奏形式によるクラシカルなナンバー。
後半二人が自由な感じで演奏している部分が素晴らしい。


「お気に入り度」 ★★★★★


# スティーブ・クジャラが参加していたチック・コリアの「Again And Again」。フルートとサックスをクジャラが両方吹いていたはずだが、カセットテープを紛失。CDを探しているけれども、なかなか見つからない。再発に期待!





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186:
こんにちは。

now you know、昔、カセットで
聞いていました。近々入手
しようと思っています。

again and againもいいですね!!!
再発希望、同感です。
187:
猫ケーキさん、コメントありがとうございます。
「now you know」を聴いておられたんですね。今回の再発はヒット!でした。
「Again and Again」も待ち望んでいるんですけどね。あの時期のElektraレーベルは特に思い入れが強いです。

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