JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Bill Evans At The Montreux Jazz Festival / Bill Evans

邦題は「モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス」。
1967年にスイスのモントゥルーで始まったモントゥルー・ジャズ・フェスティヴァル。その第2回のステージを記録した本作は同祭が生んだ初めてのジャズ・ライヴ・アルバムらしい。
モントゥルー郊外のレマン湖畔に建つシヨン城がジャケットに使われており“お城のエヴァンス”として親しまれている。



(パーソネル)
ビル・エヴァンス(ピアノ)
エディ・ゴメス(ベース)
ジャック・ディジョネット(ドラムス)

○1968年6月15日 スイス、モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルにてライヴ録音


一年中、家の中では音楽が鳴っているわけだが、季節によって聴くものは変わってくる。
春夏はフュージョン系とかロック系をよく聴くが、秋冬は女性ヴォーカルものやピアノトリオ等 比較的落ち着いたものを選ぶことが多い。ここ10年くらいはずっとそんな感じ。
やはりこの時期はピアノの繊細な音が心に染みてくる。ビル・エヴァンスとかキース・ジャレットの初期のスタンダーズトリオをよく聴いてるかな。
日本人だから季節感というものを大事にしてます(笑)

今日は自分が始めて聴いたビル・エヴァンスのアルバム「モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス」。
いつかはスイスのレマン湖畔に行ってみたいと思いながら20年近く聴いている。

有名な作品なので今までいろいろ語られているが、ビル・エヴァンスのアルバムの中でもかなり激しい演奏が繰り広げられているのが本ライヴ。
特にドラムがうるさい。ベースもベンベンうるさい。でも、そこがいいのだ。

1番のお気に入りは冒頭のメンバー紹介のアナウンスから始まる「01.One for Helen」
これのイントロのピアノ、そしてエディ・ゴメスとジャック・ディジョネットが入ってくる部分、しびれる~!途中のピアノソロは全部唄えてしまうほど聴きすぎた。

マイルスのオリジナル「04. Nardis」も迫力の演奏で本作のメイン。
エディ・ゴメスの素晴らしいソロの後、ビル・エヴァンスの奇跡のソロあり。このピアノ・ソロがかっこいいのなんのって。
その後、ザーツクザーツクで始まるディジョネットのロングソロも感動的。ストーリーを感じるソロとはこんなソロを言うのだろう。(一般的にはうるさく聴こえるようですが。。。)

このアルバムがいいのは「One for Helen」「Nardis」とか「Walkin' Up」等の激しい曲に挟まれたバラードがこれまた素晴らしい事。
激しい「Nardis」の後に入ってるビル・エヴァンスのソロピアノによる「05.I Loves You, Porgy」とか、エディ・ゴメスのソロをフィーチュアした「07. Embraceable You」、あまりに美しすぎる「10. Quiet Now 」など。
若い二人に触発されたビル・エヴァンスのはつらつとしたプレイが光るグラミー賞受賞作。当然の必聴盤。

----------------------------------------

01. Introduction / One for Helen
ビル・エヴァンス・トリオのマネージャー兼プロデューサーのヘレン・キーン(女性)に捧げた曲。
超クールなテーマのジャンプナンバー。エディ・ゴメスの激しいソロあり。
恐ろしくカッコイイ大好きな演奏!

02. Sleepin' Bee
いかにもエヴァンスという感じのナンバー。
この曲もゴメスが目立っている。このアルバムを通してゴメスの凄さを思い知ることが出来る。
一般的にはベースがうるさいという評価らしいが、自分は大好きです。

03. Mother of Earl
邦題は「伯爵の母」。作曲者のアール・ジンダーズが自分の母親に捧げた曲。
自分のお母さんが伯爵って。。。想像出来ない世界ですが、曲はすばらしい雰囲気のバラード。
伯爵の優雅さがにじみ出ている。
こういうバラードはほんとにエヴァンスはいい!

04. Nardis
本作のメイン、3人が素晴らしいプレイを繰り広げている。
ゴメス→エヴァンス→ディジョネットと奇跡的なソロを展開。
とにかくエヴァンスのソロが素晴らしい!大名演!!

05. I Loves You, Porgy
ジョージ・ガーシュインの名曲をビル・エヴァンスのソロピアノで。
文句無しです。ピアノの音もすごくいい音で録れてる。

06. Touch of Your Lips
これも冒頭のソロピアノが素晴らしいリリカルなナンバー。
ビル・エヴァンスの独壇場。

07. Embraceable You
ジョージ・ガーシュインのナンバー。
エディ・ゴメスのソロを大フィーチュア。エディ・ゴメスについて比較的地味な印象を持ってる人はこのアルバムを聴くと考えが変わるのでは?
それだけ弾きまくっている。

08. Someday My Prince Will Come
このいつか王子も美しい。
これを聴いてるとキース・ジャレットのスタンダーズトリオを思い浮かべる。
スタンダーズっぽい展開の演奏と言えるかも。

09. Walkin' Up
1回目のアンコールナンバーか?
激しくスインギーな曲。エンディングはエヴァンスらしくリリカルにしめくくる。

10. Quiet Now
CD化の際に追加収録されたアンコールナンバー。
ビル・エヴァンスのソロピアノでしっとりと。


「お気に入り度」 ★★★★★


# 死ぬまでに一度はレマン湖畔に建つシヨン城を見に行きたい。
# ポンタボックスがモントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルに出演した時のビデオを見る度に行きたくなってくる。(“For Bill Evans”と題して「Nardis」を演奏してる。シヨン城の中を散歩してる画像もあり。)


スポンサーサイト
178:
今、聴いております(笑)
「あちら」でご紹介していただいて
購入したお宝です。

One for Helenは渋いです!
ゴメスのベンベンの後、戻ってくる感じがいいです。
Nardisのピアノは痺れますねww
エヴァンスかっこ良過ぎです(笑)
179:
タカさん、コメントありがとうございます。
「あちら」を覚えていただいてましたか。

>Nardisのピアノは痺れますねww
後ろの→wwが微妙に気になるんですが(汗)
Nardisのソロ、あまりカッコよくなかったですかね?(笑)
180:
>後ろの→wwが微妙に気になるんですが(汗)

すいません。誤解を与えるような書き方で
本来の「笑」の意味ではなく「ー」の意味で
声高に絶賛していることを表してます。
キャーーでもなくキャ~~でもなく
キャww みたいな感じです(~_~メ)
本文最後の(笑)も、あきれるくらいに
カッコいいってことですから。

基本的にエヴァンスのソロは長くなっても
飽きないというか、上品で繊細な感じが
ずっと保たれていますよね。
181:
そういう意味だったんですね。よく知らなくてすいませんでした(笑)

>基本的にエヴァンスのソロは長くなっても
飽きない
全く仰るとおりですよね。上品で繊細です。
182:
このアルバムでエディゴメスが好きになりました!ディジョネットもカッコいいし、もちろんエヴァンスのピアノも。Nardis最高。です。
183:
猫ケーキさん、コメントありがとうございます。
このトリオはやはり特別な気がします。この3人での映像があれば是非見たいです。

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示を許可する
  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
  • first / 夜総会BAND (03/23)
  • ブラームス 間奏曲集他 /グレン・グールド (03/04)
  • プロフィール

    milkybar

    Author:milkybar
    GOGOランプを愛しています!

    最近の記事+コメント

    最近のトラックバック

    カテゴリー

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    RSSフィード

    amazon

    FC2カウンター

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。