milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

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Flower Bed / 渡辺美里

2009.12.27 (Sun)
Flower_Bed.jpg

渡辺美里の89年のアルバム「Flower bed」。ロス、N.Y.、東京での録音。
先日NHK-BSで、ばんばひろふみ司会の「BSまるごと日本のポップ&ロック大全集」を見た。懐かしいバンドのライヴ映像などが生放送で4時間たっぷり見れて、なかなか感慨深かった。80年代以前が中心で、40代以上向けの番組だったかな。(特にレベッカの「Love Is Cash」の映像は泣けた!)
最近はその影響で80年代のJ-POPをよく聴いている。
この渡辺美里のアルバムも、参加ミュージシャンやスタッフがスゴイことになっているということで、当時結構聴いていた。

まず、日米ドラム合戦の様相を呈しているドラマー陣。
(米)
ビニー・カリウタ
リック・マロッタ
ジェフ・ポーカロ
スティーブ・フェローン

(日)
村上“ポンタ”秀一
山木秀夫
青山純


「どんだけ集めれば・・・」

当時のバブリーな音楽業界が垣間見える作品だといえそうです。
そして1曲のみ「01.NEWS」の参加だが、タワー・オブ・パワーのホーン・セクションを召集。
この曲が無茶苦茶にカッコいい! Horn Arrengement by グレッグ・アダムスです。

あとマニアックなところでは、ミキサーにニール・ドーフスマンを起用。
STINGの「Nothing Like The Sun」のプロデューサーで、フル・デジタル・レコーディングの達人と言われていた人。
キラキラと透明感のあるサウンドは、「Nothing~」に通じるものがあります。

豪華なミュージシャンを集めたアルバムですが、サウンドのキーマンはアレンジャーの清水信之氏。
クレジットには、“Sound Cooking Consultant”と記されていますが、上品かつ洗練されたサウンド作りは清水さんのアレンジに負うところが大きいと思う。

他にも聴きどころはたくさんあって、
小室哲哉氏が提供した「05.ムーンライトダンス」がいい。80年代だからまだ“小室ファミリー”の呼び名が無かった頃のコラボです。切ない楽曲で、山木さんのドラムもいいですー

ポーカロ兄弟(ジェフ・ポーカロ(ds)&マイク・ポーカロ(bass)が参加している「07.パイナップルロマンス」も必聴!
特にジェフのものすごいハードなプレイが聴けます。“ダカドコドコ、ダカドコドコ、ダッ”も炸裂します。

何れにしても、製作費がものすごい額になっていると思われますが、サウンドが上品なので嫌味が全くない。
バックの録音が上質なので、美里さんの歌唱力がより引き立つ形になっている。80年代を代表する名盤だと思います。
amazonなら1円、Book-Offでも250円でゲット出来ます!


01. NEWS
02. やるじゃん女の子
03. 一瞬の夏
04. 跳べ模型ヒコーキ
05. ムーンライト・ダンス
06. 彼女が髪を切った理由
07. パイナップル□ロマンス
08. グッドバイ
09. 冷たいミルク
10. ホワイト・デイズ
11. すき

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Souvenir ~ Mariya Takeuchi Live / 竹内まりや

2009.12.16 (Wed)
souvenir.jpg

ジモティーの星、竹内まりやさんが2000年7月、実に18年ぶりに行ったライヴの模様を収録したアルバム。
バンマス山下達郎のほか、伊藤広規(Bass)、青山純(Drums)、土岐英史(As,Ss)、佐々木久美(Cho)等、超強力メンバーが参加したライヴ盤。

竹内まりや(Vo,G)
山下達郎(G,Key,Per,Cho)
佐橋佳幸(G)
伊藤広規(B)
青山純(Ds)
難波弘之(Acp,Elp)
重実徹(Syn,Org)
土岐英史(As,Ss)
佐々木久美(Cho)
国分友里恵(Cho)
三谷泰弘(Cho)


先日、ドラムマガジンのバックナンバー約90冊をオクで購入。総額3,000円だったので一冊あたり33円となかなかいい買い物でした。送料のほうが高くつきましたが、単身赴任生活の暇つぶしに夜な夜な読みふけっております。
2001年2月号の特集記事“歌とドラム”の中で、青山純さんと山下達郎さんのインタヴューが載っており、発売間もないこのライヴ盤「Souvenir」について、18年ぶりのライヴに向けてのリハの様子や達郎さんと青純さんの歴史について語られていました。
このアルバムは聴いたことが無かったので、早速近くのCDショップへGO!
(置いてなかったので、CDレンタルしました。)

「08.プラスティック・ラブ」~「09.駅」の流れが良かったー♪
特に「プラスティック・ラブ」の後半、コーラスがリードをとる部分でタツローさんが出てくるところがこのアルバムのハイライトでしょうか。土岐さんのソプラノ・サックスのソロなど、タツローさんの2枚組ライヴ盤「JOY」のバージョンと聴き比べるとより楽しめます。
「駅」も泣けますー。この曲も土岐さんのアルトのソロが素晴らしいです。

そして、青純さんのドラム。
ドラマガの記事によると、「バンドとしては特別変わったことはあまりしていないけれども、ミックス・ダウンの段階で、スタジオで録ったものと差がないっていうクオリティになっていることがわかって、逆にあまりにも色気がないっていうんで、オーディエンスの歓声をちょっと上げたりしたくらい。ステージ上でレコーディングしたっていう感じ。」という信じられないようなコメントが(笑)
「JOY」もそうでしたが、ライヴのガサガサした部分が無い、とてもしっとりと落ち着いたライヴ盤でした。
このライヴを生で観た人はどれだけ幸せな時間を過ごせたことでしょう。

まりやさんにはこれからも地元の星として頑張ってほしい。
たまにはタツローさんと共に里帰りライヴもお願いしたいです。

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01. アンフィシアターの夜
02. 家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
03. Forever Friends
04. マンハッタン・キス
05. 五線紙
06. 元気を出して
07. カムフラージュ
08. プラスティック・ラブ
09. 駅
10. リンダ
11. 不思議なピーチパイ
12. SEPTEMBER
13. J-Boy
14. LET IT BE ME
15. Closing~純愛ラプソディ(Instrumental)

歌とドラム

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ノルウェーの森Ⅱ/ L.A. WORKSHOP with NEW YORKER

2009.12.08 (Tue)
norwegian_wood_2.jpg

LAとNYのミュージシャンがビートルズの代表曲をカバーした企画モノアルバム。L.A. WORKSHOP with NEW YORKER「ノルウェーの森Ⅱ」(1989年)

(参加ミュージシャン)
STEVE LUKATHER
LEE RITENOUR
ERIC GALE
RON CARTER
JOE SAMPLE
RICHARD TEE
ERNIE WATTS
ABRAHAM LABORIEL
JEFF PORCARO
ほか

プロデュースは、「音楽家たちの村上春樹 ノルウェイの森と10のオマージュ(2006年)」でも知られる音楽プロデューサーの兼松光さん。日本コロムビアのBETTER DAYSレーベルからの作品。
これだけのメンバーを集めていることやBETTER DAYSからのリリースなど、ジャズ・フュージョンマニアによるマニアックな村上オマージュと言えそうです。

村上春樹さんの原作が発表された翌年、このノルウェーの森シリーズが制作されました。
このシリーズ2枚は現在再発されジャケットが変更されていますが、自分の持っているCDは初版のもの。
色づかいからしても、もろに原作のイメージCDと言えそうなジャケットですが、題名が「ノルウェイの森」→「ノルウェーの森」となっており、あくまでもビートルズのカバーであることを強調?
当時のブームも手伝ってか、1枚目の緑ジャケの方は20万枚のセールスを記録したとのことです。

norwegian_wood.jpg


norway_no_mori.jpg

で、問題の中身のほうですが、
聴いてからのお楽しみということで。。。

以下に参加ミュージシャンのクレジットを記しておきます。ルカサーとリチャード・ティーの共演、ロン・カーターとジョー・サンプルの共演、「ROLL OVER BEETHOVEN」では何と!ジェフ・ポーカロの12小節のドラム・ソロが聴けます。(ポーカロのドラム・ソロはとても珍しい。どうやってジェフを説得したんでしょうか?)

要するに何でもありの企画モノ。ミュージシャンの配置が少しやけくそ気味な感じがしないでもないですが、機会があれば一度聴いてみてください。日本制作ならではの作品です。
今だに再発されているということは結構売れてるかもしれない。CDショップではヒーリング・ミュージック系のコーナーに置いてあることが多いです。

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01. JULIA
Steve Lukather (Guitar)
Jeffery Vanston (Syn)

02. SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
Joe Sample (Key)
Abraham Laboriel (Bass)
Jeff Porcaro (Drums)
Ernie Watts (sax)

03. ELEANOR RIGBY
Steve Lukather (Guitar)
Jeff Porcaro (Drums)
Jeffery Vanston (Syn)

04. ANNA(GO TO HIM)
Lee Ritenour (Guitar)
Abraham Laboriel (Bass)
Jeffery Vanston (Syn)

05. SOMETHING
Steve Lukather (Guitar)
Richard Tee (Key)
Jeffery Vanston (Syn)
Brenda Lee Eager (Vocal)

06. Norwegian Wood
Lee Ritenour (Guitar)
Ron Carter (Bass)
Joe Sample (Key)
Jeff Porcaro (Drums)

07. THIS BOY
Eric Gale (Guitar)
Abraham Laboriel (Bass)
Richard Tee (Key)
Jeff Porcaro (Drums)

08. ROLL OVER BEETHOVEN
Jeff Porcaro (Drums)
Ron Carter (Bass)
Eric Gale (Guitar)
Richard Tee (Key)
Jeffery Vanston (Syn)

09. IF I FELL
Steve Lukather (Guitar)
Jeffery Vanston (Syn)

10. THE LONG AND WINDING ROAD
Richard Tee (Key)
Ernie Watts (sax)

......

IF ON A WINTER'S NIGHT... / STING

2009.12.01 (Tue)
winters_night.jpg

クラシックのレーベル、ドイツ・グラモフォンから発売されたSTINGのアルバム「IF ON A WINTER'S NIGHT... 」
“冬”をコンセプトに、古くからイギリスで歌われていた聖歌や子守歌、クリスマス・キャロルの数々を題材にしたアコースティックな作品。

最初に聴いた時は頭の中が「???」でした。
今まで聴いたことのないような低音で歌うSTING。冬がテーマということもあり、内省的で寒々としたサウンド。おごそかな宗教音楽を聴かされているような第一印象。
「なんだか暗い嫌な雰囲気だなー...」と思いながら、その日は途中で寝てしまった。

翌日、限定盤付属のDVDを見てこの作品のイメージが一変しました。
このメイキングDVDの映像が非常に素晴らしくて、とても暖かい映像に驚きました。
ミュージシャンが室内でキャンドルを囲んで演奏している場面などは、典型的な幸せな冬のイメージでした。
1日でアルバムの評価がガラッと変わってしまったわけですが、それほど美しい映像でした。

輸入盤なら1,200円ほどで聴けますが、日本盤には3曲のボーナス・トラック、そして限定盤DVD付は輸入盤に比べ2,600円と倍以上の価格ですけれども、このメイキングDVDは激オススメです。
CDを聴いているだけではわからないこのアルバムのコンセプトが理解できると思います。というかこのDVDが無ければ全く理解不能でした(笑)

個人的に気に入っている曲は、ケニー・ギャレット(!)がソプラノ・サックスで参加している「08. バーニング・ベイブ」、マーキュリー・フォーリング収録の「10. ハウンズ・オブ・ウィンター」など、どちらかというとSTING色の強い曲。子守唄とか聖歌はまだちょっと抵抗感がありますね。

STINGは今後も年1回のペースでドイツ・グラモフォンからのクラシカル・リリースを続けていく予定とのことで、期待しつつ毎年買ってしまいそうです。

ユニバーサル・ミュージックの紹介ページ(暖かい写真あり


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01. ガブリエルのメッセージ
Gabriel’s Message (Trad.)

02. ソウル・ケーキ
Soul Cake (Music and Lyrics by Paul Stookey, Tracey Batteast and Elena Mezzetti)

03. かほどの美徳あるバラはなからん
There is No Rose of Such Virtue (Anon.)

04. 雪はすぐとける
The Snow it Melts the Soonest (Trad.)

05. クリスマス・アット・シー
Christmas at Sea (Poem by Robert Louis Stevenson, Music by Sting and Mary MacMaster)

06. 一輪のばらが咲いて
Lo How a Rose E’er Blooming (Music by Michael Praetorius, English Translation by Theodore Baker)

07. コールド・ソング
Cold Song (Music by Henry Purcell, Lyrics by John Dryden)

08. バーニング・ベイブ
The Burning Babe (Music by Chris Wood, Poem by Robert Southwell)

09. ゆっくり冬は訪れる
Now Winter Comes Slowly (Music by Henry Purcell, Lyrics by Thomas Beterton)

10. ハウンズ・オブ・ウィンター
The Hounds of Winter (Music and Lyrics by Sting)

11. 子守歌
Balulalow (Trad. Music by Peter Warlock)

12. チェリー・トゥリー・キャロル
Cherry Tree Carol (Trad.)

13. 安らかに眠れ、我が子よ
Lullaby for an Anxious Child (Music and Lyrics by Sting and Dominic Miller)

14. ハーディ・ガーディ・マン
Hurdy Gurdy Man (Music by Franz Schubert, Poem by Wilhelm Muller, Translated and Arranged by Sting)

15. ユー・オンリー・クロス・マイ・マインド・イン・ウィンター
You Only Cross My Mind in Winter (Music by J.S.Bach, Lyrics by Sting)


■日本盤ボーナス・トラック
16. ベツレヘム・ダウン
Bethlehem Down (Music by Peter Warlock, Lyrics by Bruce Blunt and Peter Warlock)

17. ゆりかごの歌
Blake's Cradle Song (Music by Vaughan Williams, Poem by William Blake)

18. コヴェントリー・キャロル
Coventry Carol (Trad.)


■ボーナスDVD(限定盤のみ)
メイキング・オブ・ウィンターズ・ナイト
 
01. 神秘的で物語形式のアルバム Mystery And Storytelling
02. 原始の記憶 A Primal Memory
03. 曲目リストの方向性 Shaping The Repertoire
04. 制作過程のカオス Inviting Chaos
05. 安全地帯からの脱却 Outside Their Comfort Zone
06. 徐々に作り上げた結果 Slowly Coalescing


Sting (Vocal,Guitar,Percussion)
Dominic Miller(Guitar)
Dean Parks(Guitar, Mandolin)
Ira Coleman(Bass)
Kathryn Tickell(Violin, Northumberland Pipes)
Vincent Segal(Cello)
Julian Sutton(Melodeon)
Mary Macmaster(Vocals, Harp)
Chris Botti(Trumpet)
Kenny Garrett(Soprano Saxophone)
Jack Dejohnette(Drums)
ほか


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