JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

ALIVE / Chick Corea Akoustic Band (LD)

“さよならレーザー・ディスク特集”の第3弾。
チック・コリア・アコースティック・バンドの1989年12月のライヴLD「ALIVE」。同名のCDが出ているが、その映像版。
グルーシン、ローゼン時代のGRP&パイオニアLDCの作品につき、例のごとく再発の可能性が限りなくゼロ。

メンバーは、
Chick Corea (Piano)
John Patitucci (Bass)
Dave Weckl (Drums)


この3人のピアノ・トリオ作品で、1991年ミュンヘン・ガスタイクのライヴDVDが発売されている。発売元がジェネオン(旧パイオニアLDC)。全く同じフォーマットで、音楽性もほぼ同一のガスタイクのライヴは出てるのに、こっちは一向に再発の気配なし。同じ会社なのにDVD化されないのは、やはりGRPがネックとなっているのかな?
ガスタイクの方はパティトゥッチの神がかり的なプレイが見れたりとかなり派手。それに比してこっちは若干地味な印象はあるが、オクラ入りさせとくのはあまりに勿体無い作品である。

このトリオといえば、やはり1stアルバムが印象に残っている。
特に1曲目の“Bessie's Blues”がカッコ良くて、こればっかり繰り返し聴いていた。3曲目、コール・ポーターの“So in Love”もいいなー。

(左:ガスタイクのライヴDVD、右:アコースティックバンドの1st)
ガスタイクのライヴDVD&アコバンの1st

そしてこのレーザーディスク。
当時(1990年頃)はエレクトリック・バンドも平行して活動を行っていた時期で、“Inside Out”のレーザーもほぼ同時に出てたような気がする。レーザー・ディスク業界も輝かしき頃で発売ラッシュだった。当然のごとく“Inside Out”のレーザーも購入したが、これが個人的に全く意味不明な作品で、以後エレクトリック・バンドをほとんど聴かなくなった。そんなワケでアコースティック・バンドのほうに興味が移り、よけいにこっちの方ばかり聴いておりました。

3人が黒いステージ衣装で統一、プロモーション用に撮られたような雰囲気のライヴ。91年のガスタイクのライヴやWOWWOWで放送されていたカリウタが参加したブルーノート東京での超絶ライヴに比べて地味ではあるけれども、当時のアコースティック・バンドの雰囲気が出ているのでとても気に入っている。
おそらく日本でしか発売されておらず未DVD化。ソースがレーザーディスクのためか、上げる人もいないのでYou-Tubeでも見れない。プレーヤーを買うべし。

去年9月頃、プレーヤーのトレイが前に出なくなって持ち込んだ家電修理屋の店員曰く、
「レーザーディスクプレーヤーは、あと10年くらいは修理OK!」
との事だった。
パイオニアの発表前の話ではあるけれども、構造がシンプルなのか部品のストックが膨大なのか、まだまだレーザーは大丈夫そうです(笑)

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Chapter/Track
01. On Green Dolphin Street
02. Sophisticated Lady
03. U.M.M.G
04. Humpty Dumpty
05. 'Round Midnight
06. Hackensack
07. Morning Sprite

1989年12月16日 ロサンゼルス、サンセット・ゴワー・スタジオにて収録

ALIVE
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Manhattan Express / Mike Mainieri (LD)

前回に引き続き、“さよならレーザー・ディスク特集”の第2弾。
Mike Mainieri Quintetが1981年12月にSeventh Avenue Southで行ったライヴ映像作品「Manhattan Express」。
1982年発売のレーザー・ディスクで、A面2曲、B面2曲の計4曲収録。イメージ・ビデオのようなジャケットだが、中身はバリバリのライヴ映像。

メンバーは、
Mike Mainieri (Vibraphone)
Warren Bernhardt (Piano,Synthesizer)
Bob Mintzer (Tenor Saxophone,Bass Clarinet)
Eddie Gomez (Bass)
Omar Hakim (Drums)

以前紹介した96年発売のCD、 「Live at Seventh Avenue South / Mike Mainieri Quintet」の映像版。CDとは各曲の長さが違うので別の日の収録か。
初期のレーザー・ディスクということで画面のノイズはあるものの、演奏の方は圧倒的。特に注目はウェザー・リポート加入前のオマー・ハキム(当時22歳)。若さがほとばしっている。

この時期のマイニエリはセヴンス・アヴェニュー・サウスを拠点にアコースティックなものと、エレクトリック・サウンドのバンドを平行して行っていた。

・81年2月 エレクトリックな指向のソロ・アルバム「Wanderlust」録音
・81年9月 ステップス名義のアコースティックなライヴ盤「Paradox」収録
・81年12月 本作品

特にマーカス・ミラーを擁したエレクトリックなグループは大注目。「Wanderlust」のカッコよさは一連のマイニエリ作品の中では群を抜いているし、マイケル・ブレッカーとマーカス・ミラーが参加しているモントルーのライヴがYouTubeでも見れる。ドラムがリッキー・ロウソン(涙モノ)

YouTube - Mike Mainieri Band Flying Colours


で、このManhattan Express(Mike Mainieri Quintet)は、サウンド的に「Wanderlust」と六本木ピット・インでの伝説のライヴ「Smokin' in The Pit」との中間どころと言えるだろう。ベースがエディ・ゴメスということもあり、「Wanderlust」の曲をアコースティック風に演奏した感じか。

Smokin'~収録の“Tee Bag”でのガッドとオマーの聴き比べやウォーレン・バーンハートの激しいピアノプレイなど見どころが多い。“Flying Colours”のオマーとバーンハートはとにかくスゴイ。必見!
もちろん未DVD化、この映像はYouTubeとかには上がっていないようなのでLDを買うしかなさそうです(笑)

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Side1.
chapter1. Tee Bag
chapter2. Flying Colours

Side2.
chapter3. Crossed Wires
chapter4. Bamboo

収録:1981年12月21日、ニューヨーク“セヴンス・アヴェニュー・サウス”

ManhattanExpress.jpg

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