JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

Live!Return Of The Brecker Brothers (LD)


さよならLDプレーヤー パイオニア、生産・販売終了 - asahi.com

先週、パイオニアがレーザーディスクプレーヤーの生産・販売終了を発表した。(2回目)
前回はユーザーの存続要望の声に答え継続となったが、おそらく今回発表の撤回は無い模様で、いよいよ手持ちのLDを再生する装置が近い将来無くなりそうである。
80年代中頃から90年代初頭まで、どれだけのLDが流通したのか想像出来ないが、今も莫大な量の"絵の出るレコード”が各家庭に眠っているハズ。
我が家のリビングでは依然としてパイオニアのコンパチブルプレーヤー「DVL-919」がメイン機種として稼働中。DVDもこのLDプレーヤーで見ている。今はほとんど使われていないであろう「S映像ケーブル」を46型BRAVIAに接続しております。
未DVD化のレーザーディスクを早急にDVDに焼いておかないと、後で後悔することになりそうだが、面倒くさいなあ。。。

当ブログでもレーザーディスクのカテゴリを設けて未DVD化のジャズ・フュージョン作品をいくつか紹介してきたけれども、来るべきXデーに向けてラストスパートをしなければならなくなってきた。名作の数々をこのまま永遠に埋もれさせないためにも、ひっそりと更新を続けていきます。

そんなワケで、今回はブレッカー・ブラザーズの再結成ライヴLD。1992年10月、バルセロナでのコンサートを収録した「ライヴ!リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ」。

ザ・ブレッカー・ブラザーズ・バンド:
マイケル・ブレッカー(ts,EWI)
ランディ・ブレッカー(tp)
マイク・スターン(g)
デニス・チェンバース(ds)
ジェームス・ジーナス(b)
ジョージ・ウィッティ(kbd)

収録○1992年10月 パラウ・デ・ラ・ムジカ(バルセロナ)
GRPとパイオニアLDCの共同制作盤。
超豪華メンバーによる伝説のライヴ。マイケル・ブレッカーの雄姿は必見!

ブレッカーBROSの再結成は当時話題を呼び、来日コンサートもあったりしてかなり盛り上がりました。
復活アルバム「Return Of The Brecker Brothers」のジャケットにはGRPレーベルの10thANNIVERSARYのロゴがある。GRPが最も元気があった頃の作品といえる。同様にレーザー・ディスク市場も活況を呈しており、パイオニアをはじめ、ビデオアーツやVAPからいろいろな作品がリリースされていた。マイルスやビル・エヴァンスの過去の映像が次々レーザーで復刻されていた時期だったかな。

2年後の94年、グルーシンもローゼンもブレッカーBROSもGRPを去った。
そして時は流れ。。。
諸般の状況を考えるとDVD化の可能性は限りなくゼロだろう。
このライヴ映像、You-Tubeにも数曲上がっているが、サム・スカンク~やアバヴ&ビロウなど派手な曲ばかりではなく、マイク・スターンの「コモン・グラウンド」が名演。
1月13日はマイケル・ブレッカーの命日。もう2年経つんだなーと思いながら感慨深く見れる素晴らしい映像作品です。

Chapter/Track

01. OPENING
02. ABOVE & BELOW
03. SPHERICAL
04. SOME SKUNK FUNK
05. COMMON GROUND
06. SONG FOR BARRY
07. INSIDE OUT(ENDING)

ブレッカーとパイオニアDVL-919
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You Must Believe In Spring / Bill Evans

1981年、没後追悼盤として発表された後期ビル・エヴァンスの代表作。

ビル・エヴァンス(p)
エディ・ゴメス(b)
エリオット・ジグムンド(ds)
(1977年8月23日~25日録音)


「ワーナー・ジャズ紙ジャケットSHM-CDコレクション」として最近発売され、近くのCDショップではこのアルバムだけの特設コーナーが出来ていた。田舎のCDショップで1枚のジャズ・アルバムがイベントブースで山積みなど、およそ尋常ではない事であり即購入。“ビル・エヴァンスの最高傑作”との大きなポップに誘われた。

今回のSMH-CDによる再発にあたり、ライナーノーツを書いているのが中山康樹氏。著書「新・エヴァンスを聴け!(ゴマ文庫)」でもこのアルバム評価は破格の扱い。マイルスの聴けシリーズ他でお馴染みだが、アルバム紹介は基本的に2ページ。重要作品や氏の思い入れが強いアルバムでも4ページのところ、「You Must Believe In Spring」はナント6ページ!
本SHM-CDの新ライナーの解説は聴けに書かれていたものとほぼ同じだが、

○ビル・エヴァンス最終到達地点
○エヴァンスにとっての「カインド・オブ・ブルー」
○すべての音がエヴァンス化される奇跡

大絶賛である。

kike_evans.jpg

しかし、このアルバムに関する氏の評価についてamazon「新・エヴァンスを聴け!」のカスタマー・レビューはフルボッコ状態?(下記商品リンク先参照)
作品の素晴らしさは認めるが、この論評は認めないというエヴァンスファンの怒りにも似た書き込みが。。。

最近特に思うのは、ライナーノーツや書籍、ネット上の意見にとらわれることなく純粋に音楽を聴くのが本当に難しくなってきたという事。いろいろな論評がある中で、実際にアルバムを聴いた自分自身がどう感じたのかを見失いそうになる。ブログ記事を書く前にそのアルバムの他人のレビューをひととおりチェックしたりしてますから(笑)

今年の抱負:
そのあたりを踏まえつつ、中・高校生時代の気持ちを忘れずに週1ペースで更新がんばります!
(書く前にググるの禁止)

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01. Bマイナー・ワルツ(エレーンに捧ぐ)
1976年に亡くなった妻エレーンに捧げられた美しいバラード。
イメージは白。雪が深く降り積もっているような情景が浮かぶ。

02. ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
1曲目とこの2曲目でこのアルバムの自分の評価が決まった。完成度がどうこうという難しい話ではなく、好きか嫌いかという点。叙情派なので、この世界は大好きだ。
冒頭のピアノ・ソロからエディ・ゴメスのベース・ソロ、そして再びエヴァンスのソロが入ってくる瞬間はゾクゾクする。ゴメスのベースの音がいい。

03. ゲイリーズ・テーマ
これも叙情的なワルツ。
アルバムジャケットの湿地帯の枯れ木?の雰囲気。

04. ウィ・ウィル・ミート・アゲイン(兄ハリーに捧ぐ)
1977年に自殺した兄ハリーに捧げられたナンバー。しかし、録音時に兄はまだ生きていた。
エヴァンス、ハリーの死後にプロデューサーのヘレン・キーンによって副題がつけられ発表されたもの。そのへんの情報を何も知らずに聴いていると、あたかも兄への追悼曲に聴こえる。

05. ピーコック
このアルバムはとても内省的。イメージは冬。
本人を含め、特に身近な人の死をテーマにしているところから、スティングの「Nothing Like The Sun」や「The Soul Cages」を連想した。白い世界感。

06. サムタイム・アゴー
このアルバムほどブラシが似合う盤もないだろう。
ブラシによる連打(プルプルプルプル~ワサワサワサワサ~)が心に染みる。

07. “M※A※S※H※”のテーマ
イントロ、ベース・ドラムの入りがキースのスタンダーズを髣髴とさせる。
エディ・ゴメスのベースが歌っている。今回のSHM-CD化で音がどう変化したのかはわからないが、ベースの音がとても良い。


(以下ボーナス・トラック)
このアルバムのイメージが崩れるので聴かない。明るめの曲や4バースのソロ・トレードはいりません。

08. ウィズアウト・ア・ソング
09. フレディ・フリーローダー
10. オール・オブ・ユー

...

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