JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

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Michel Camilo / Michel Camilo

先週1週間、NHK-BShiで「東京JAZZ2008」の模様を放送していた。月曜から5日間連続で放送されていたけれども、開始時刻が何れも午後11時40分~翌午前1時09分ということで睡魔との闘いだった。録画して後で見れば良いのだろうが、我が家にはHDDレコーダーが無い。よって起きて見るしかない(泣)
結局、日野皓正とサンボーンの出演した1日目と上原ひろみ、ミシェル・カミロの3日目しか見れなかった。最終日のFOURPLAY and David Sanbornは絶対見たかったけど、オヤジですから睡魔には勝てなかったです。
総集編が放送される土曜日の夜も寝てしまった。次の日休みなのに、いつの間にか寝てるからなー。
10月の頭に再放送があるのでそれに賭けます。(再放送はさらに放送開始時刻が遅いので多分寝るだろうけど。。。)

そんな感じで、今回の「東京JAZZ2008」に出演していたミシェル・カミロ・トリオの1988年のアルバム「ミシェル・カミロ」について今日は書きたいと思います。
ミシェル・カミロは84年にフレンチ・トーストに参加、85年に日本のキングレコードからリーダー・アルバム「Why Not?」デビュー。88年にCBSソニーに移籍した第1弾がこの作品。ジャズチャートで何週間も1位を独占したベストセラー・アルバム。
フレンチ・トースト時代からカミロのアルバムに参加していたデイヴ・ウエックルの影響でカミロの作品はずっと聴いていた。ミシェル・カミロ・トリオは年月を経るごとにいろいろメンバーが替わっているけれども、やはり最強トリオはカミロ、アンソニー・ジャクソン、デイヴ・ウエックルの時代。この3人による93年の「ランデブー」か今回の「ミシェル・カミロ」か迷いつつ名曲が数多く収録されているコッチを選んだ。

メンバーは、リズムセクションが2組。(01.~04.)
Dave Weckl(Ds)
Marc Johnson(B)
マーク・ジョンソンとウエックルの組合せも珍しい。

もう1つが、(06.07.09.)
Lincoln Goines(B)
Joel Rosenblatt(Ds)

そして、本作の目玉がモンゴ・サンタマリア(コンガ)とカミロのデュオによる「ブルー・ボッサ」(08.)
これは必聴!

疾走感、きらびやかな美しさ、静寂、哀愁。全てが詰まっている名盤です。
カミロの超絶技巧は当然として、ウエックルがスゴイ。

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01. Suite Sandrine Part 1
実にカミロらしい疾走感あふれるナンバー。冒頭の“ダッ”という全員のキメが肝。
恐ろしいほど高速なフレーズのピアノ・ソロに続き、超長いキメのブリッジからドラム・ソロ→ピアノとドラムの4バースのソロ交換へと。恐るべしカッコよさ。
このドラム・ソロを完コピした譜面が載っているドラム教則本が91年頃発売されていた。(龍吟社/リズム・エコーズのコンテンポラリー・ドラム・テクニック《グレード別パターン&ソロ・フレーズ》 編著者:立岩潤三)
↓↓コレ↓↓
クリックで拡大
この教則本、載ってる曲が、
○チック・コリア・エレクトリック・バンドの「City Gate ~Rumble」
○ビル・コナーズ「Step It」
○ビル・ブラッフォード、アースワークスから「My Heart Declares Holiday」
○ザッパ・イン・ニューヨークから「Black Page#2」等
のドラムソロ譜(しかも完コピ)。
フュージョン系が好きなドラマーの方はわかるだろうけど、選曲からしてとてつもなくマニアックな一冊(笑)。恐らく絶版でしょうけど見つけたら即買い!
クリックで拡大!

02. Nostalgia
激しいインタープレイの後に美しいバラード。
きらびやかにフレーズを散りばめるバラードもカミロの真骨頂。タイトルどおりノスタルジックな演奏。

03. Dreamlight
マーク・ジョンソンの弾くベースフレーズが印象的なスローファンク系。
カミロのフレーズに触発されるように自由に繰り出されるウエックルの手数が華やか。清涼感と激しさが共存している美しい曲。

04. Crossroads
切れ味鋭いキメから高速4ビートへ。
どれだけ速いフレーズでもよどみなく弾ききるカミロ。一点の曇りも無いとはこういう事か。

05. Sunset (Interlude/ Suite Sandrine)
ピアノソロ。
たたみかける様なラテンナンバーでの超絶技巧もカミロの魅力だが、こういうクラシカルなバラードをとてつもなく美しく弾くからカミロは人気があるのだろう。
心が洗われるようなピアノだ。

06. Yarey
ここからリズム・セクションがチェンジ。
若いリズム・セクションだが枯れてるところがおもしろい。

07. Pra Voce(For Tania Maria)
“タニア・マリアに捧ぐ”と題された軽快なラテン・ナンバー。
84年、カーネギーホールでのタニア・マリアとの競演からカミロの新しい歴史が始まった。

08. Blue Bossa
モンゴ・サンタマリア(コンガ)とのデュオ。この8曲目から次の9曲目への流れが超カッコイイ。
この2曲はクセになります。
この曲でのカミロのドライブ感は必聴。

09. Caribe
カミロの代表作にして壮大なラテン叙事詩と言える名曲。
リズムセクションも一体になって昇りつめて行く様は圧巻。


「お気に入り度」 ★★★★★

# 肌寒いこれからの季節に聴くとアツくなれるのは確実。
# ブルーレイレコーダーが欲しい。。。

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Bird Of Paradise / Djavan

ブラジル出身のシンガー・ソング・ライター、ジャヴァンがアメリカに進出、LAのスゴ腕ミュージシャン達と1987年~88年に製作したアルバム。
自分の持ってるのは一部英語歌詞のUS盤レコードだが、現在は曲順を入れ替え、ジャケ写も若干真面目なブラジル盤が「Nao E Azul Mas E Mar」というタイトルで発売されているようだ。

ジャヴァンを聴くようになったキッカケはカシオペア繋がりからだった。本作ではなんと元カシオペアのベーシスト、櫻井哲夫氏の曲をジャヴァンがカヴァーしている。
「04. Real」が櫻井さんの曲だが、この曲、カシオペア在籍時に櫻井さんが発表した伝説?のソロ・アルバム「DEWDROPS(1985年)」に収録されていた。この頃はカシオペアのメンバーがこぞってソロ作を発表していた時期で、他のメンバーのソロと同様に聴いていたが、度重なる転勤&引越しによりカセットテープを自然紛失。ネットで調べても「DEWDROPS」に「Real」という曲は無いので曲名が変わっているようだが、どの曲か思い出せない。。。

まぁそれは後で思い出すとして、この「Bird Of Paradise」、サウンドが実に心地良い。
LAの一流どころが総参加でグッド・サポート。

核になる参加ミュージシャンは、
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Larry Williams (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)

ほとんどの曲でのリズムセクション・アレンジメントをジャヴァン自身で行っている。
ハービー&ネーザンに最初からキッチリ譜面を渡してるのかも。緻密な人のようですね。

ジャヴァンの曲は夏に聴くのもいいがこの初秋にも良く合う。乾いた風と哀愁がアルバム全体を包み込んでいる。とてもリラックスして聴けるアルバムです。
その他豪華ゲストもあり(後述)。

------------------------------------
01. Carnaval in Rio (Carnaval No Rio)
この冒頭の3拍子の曲が非常にさわやかで気持ちいい。
ネーザン・イースト&ハービー・メイソンのリズム隊ですから当然か。この1曲でジャヴァンのファンになった。

Djavan (Vocal,Guitar)
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Ronnie Foster (Keyboards)

02. Bird of Paradise
牧歌的なタイトルナンバー。
ラリー・ウィリアムスのシンセソロが鳥の楽園を想像させる。

Djavan (Vocal,Guitar)
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Ronnie Foster (Keyboards)
Larry Williams (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)

03. Apple (Maca)
ドラムとベースを地元ブラジルのミュージシャンで。
ただ、泥臭くは無くとても洗練されたサウンド。ヴォーカルのメロディがとてもクールでカッコイイ曲。

Djavan (Vocal,Guitar)
Teo Lima (Drums)
Sizao Machado (Bass)
Ronnie Foster (Keyboards,Piano)
Paulinho da Costa (Percussion)

04. Real
作曲:Tetsuo Sakurai、なんとなく思い出した。曲名はわからないが、
「久し~振りの~遅い~朝は~苦い~コーヒー~なんたらかんたら。。。
 (途中略) 幸せそうに~~」 ボボボボボボ~(フレットレス・ベースソロに突入)
桜井さんの曲はこんな感じの曲だった。悲しい男の歌だった気がする。(20年近く前の記憶なので違ってる可能性大)
自分のアルバムに入れるぐらいだからカシオペアとジャヴァンは深い交流があったんでしょう。ロニー・フォスターのビブラフォンが清涼感あります。

Djavan (Vocal,Guitar)
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Ronnie Foster (Piano,Vibraphone)
Larry Williams (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)

05. Madness (Doidice)
豪華ゲスト第1弾、カルロス・リオスが参加。
パーカッション、スティール・ギター、ストリングスをバックに漂うようなジャヴァンのヴォーカル。いいですねー。

Djavan (Vocal,Guitar)
Carlos Rios (Steel Guitar and Electric guitar)
Nathan East (Bass)
Paulinho da Costa (Percussion)

06. Stephen's Kingdom
歌詞の中に“Goodbye Africa”というくだりがあり、母国についての悲しい歌のようだ。
アレンジは正統派L.A.風だが、テーマの持つ悲しい旋律が心を打つ。本作のベストか。
そして、カルロス・リオスのギターソロ。しびれます。

Djavan (Vocal,Guitar)
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Carlos Rios (Electric guitar)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Larry Williams (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)
Bill Summers (Percussion)

07. Bouquet
なんとジョージ・デュークまでもが参加!
ピアノ&ストリングスをバックにジャヴァンの弾き語り。悲しくも美しい世界です。

Djavan (Vocal,Guitar)
George Duke (Acoustic piano)

08. Take Me (Me Leve)
一転明るい曲調で視界が開ける感じ。リズムの切れ込み具合、シンセの入れ方がカシオペア風。

Djavan (Vocal,Guitar)
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)

09. I Will I Won't (Dou-Nao-Dou)
本作ではキーボード・アレンジも自ら行っているジャヴァンですが、華美にならずシンプルなところがいい。センスいいです。

Djavan (Vocal,Guitar)
Harvey Mason (Drums)
Nathan East (Bass)
Greg Phillinganes (Keyboards)
Larry Williams (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)

10. Miss Susanna
そして最後にビニー・カリウタの登場!
豪華なゲスト・プレイヤー達ですが、決して派手にならずグッド・サポートに徹しているので、アルバム全体の印象としてとても聴きやすい作品となっている。
この曲はスティングの香りを感じさせる洗練されたナンバー。カリウタもシンプルながら随所にカリウタ節を優しく炸裂させてます。

Djavan (Vocal,Guitar)
Vinnie Colaiuta (Drums)
Nathan East (Bass)
Ronnie Foster (Piano)
Randy Waldman(Keyboards)
Larry Williams (Keyboards)
Paulinho da Costa (Percussion)



「お気に入り度」 ★★★★★

# ジャケ違い盤は↓こんな感じ↓(ほとんど一緒だが)
# ブラジル盤も是非聴いてみたいところ。

...



The Swan / Bob James

The Swanボブ・ジェームスが日本からのオーダーによりクラシック・ナンバーをマテリアルにして作ったアルバム。「フォクシー」の次のアルバムで1984年発売。
サン・サーンス「動物の謝肉祭」から「01.The Swan」とヘンデルの「04.Water Music(水上の音楽)」の2曲でクラシックのボブ・ジェームスアレンジ版が聴ける。
“クラシックを素材にしたフュージョン”と聞いただけで、「ああ、レストランで小さい音で流れてるような音楽か。。。」が一般的。要するに評判が悪いのである。
しかし、ことボブ・ジェームス場合は全く違うと申し上げておきたい。ファースト・アルバム「One(はげ山の一夜)」やフォクシー収録の「ルードビッヒ」を聴いて貰えばわかるハズです。



そんなワケで、自分の持っている「白鳥」は↓コレ↓
swau_lp

学生時代に買ったレンタル落ちの中古レコード。ジャケ帯が前面にべったり貼られてて美しい白鳥チャンが隠れてしまっている。これはかなり劣悪な例だろうけど、“フュージョン仕立てのクラシック”の世間一般の評価がこのレンタル業者の扱いに表れてる気がします。(380円の値札でBOB JAMESのロゴが見えないし。。。)
ただ、激安の中古レコード達は今でも自分の宝物。多感な時期にむさぼるように聴いていたから愛着もあり、絶対に捨てられないですね。CD化された今でもレコードで聴いてます。

この「白鳥」を気にいっている大きなポイントがピーター・アースキン(ドラム)のプレイ。
特に「06. Quietly Crazy for You」での曲の進行に沿って徐々に盛り上がっていく繊細かつ情熱的なプレイは感動モノ。 アースキンのベスト・プレイの一つではないでしょうか。
ボブ・ジェームスも珍しくガッツンガッツン弾いてます。
マーカス・ミラー(ベース)、ヨギ・ホートン(ドラム)という真っ黒な軍団がクラシックの曲を演っている点もポイントではないかと。

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01. The Swan
サン・サーンス「動物の謝肉祭」から。
マーカス・ミラー、ヨギ・ホートンによる白鳥。黒人ミュージシャンを受け入れないクラシック界へのメッセージか?このリズム体の参加がこの曲を特別のものにしている。
情緒深いギター・ソロはスティーヴ・カーン。

Yogi Horton (Drums)
Marcus Miller (Bass)
Steve Khan (Guitars)
Hugh McCracken (Guitars)
Leonard "Doc"Gibbs (Percussion)
Sammy Figueroa (Percussion)

02. Delaissado
静かな湖の風景がどこまでも続いているような趣あるスロー・ナンバー。
ピーター・アースキン&ロン・カーターという異色の組み合わせ。
シンセの響きがミステリアス。

Peter Erskine (Drums)
Ron Carter (Bass)
Leonard "Doc"Gibbs (Percussion)
Rob Zantay (Synthesizers)

03. Prospero
このアルバムは“ミステリアス”がキーワード。決して軽いアルバムではない。
この曲もその雰囲気が全開で、幻想的なシンセをバックにアースキンの空間を紡ぐようなタイコ。
素晴らしいドラムプレイだ。アースキン最高!

Peter Erskine (Drums)
Will Lee (Bass)
Leonard "Doc"Gibbs (Percussion)
Rob Zantay (Synthesizers)

04. Water Music
ヘンデルの「水上の音楽」。
いかにもボブ・ジェームスっぽいアレンジ。「フォクシー」のマルコポーロみたいなヘンデルです(笑)

Yogi Horton (Drums)
Ron Carter (Bass)

05. Ensenada Madness
1曲目の「白鳥」と同じメンバーによる哀愁のミディアムテンポのサンバ。
マーカス節が随所に炸裂しております。ヨギ・ホートン&マーカス・ミラーに絡むボブ・ジェームス。
ヒューのアコースティックギターソロも哀愁。
それにしてもヨギのハイハットは色っぽいなぁ。

Yogi Horton (Drums)
Marcus Miller (Bass)
Steve Khan (Guitars)
Hugh McCracken (Guitars)
Leonard "Doc"Gibbs (Percussion)
Sammy Figueroa (Percussion)

06. Quietly Crazy for You
本作のメインと位置づけているラスト・ナンバー。トランペッター、マイク・ローレンスのオリジナル。
牧歌的で静かなテーマから始まる曲が徐々に表情を変えていく。
ウイル・リーとアースキンの絡みがスゴイ!

Peter Erskine (Drums)
Will Lee (Bass)
Leonard "Doc"Gibbs (Percussion)
Rob Zantay (Synthesizers)


「お気に入り度」 ★★★★★

# 380円とは思えないミステリアスな名盤。再発盤CDには追加収録曲(+1)がある。(らしい)
# 最近レコード・プレーヤーを新調。今後はレアなアナログレコードの記事もぼちぼち書いていきたい。


なな庫



2003年にKIRINが懸賞として消費者にプレゼントしていた生茶の冷蔵庫「なな庫」をゲット!
近くのディスカウントショップで6,300円で売っていたので衝動買い。(高いのか安いのか不明だが)





車内でも使用出来るDC電源コネクター付き。
取説の袋も未開封だったし、本体の状態も良さそう。そして「なな庫」の最大のウリは間接照明。


早速ライトアップ



イエ~~ッス!
書斎に菜々子がやって来ました。
生茶(500ml)が9本入ります。
今年の秋は「生茶」だな。(寒いけど...)
  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
  • first / 夜総会BAND (03/23)
  • ブラームス 間奏曲集他 /グレン・グールド (03/04)
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