JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

チャイコフスキー3大バレエ組曲 / カラヤン, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

このブログも毎週末更新!を掲げてしばらく継続してきたけれども、最近は更新が滞り気味。先月末に新居に引越したりで思うように更新が出来なかった。引越しのダンボールも概ね片付いてきたので、ぼちぼち再開します。

新居には念願の防音を施した音楽室を設けることが出来た。今のところアップライトピアノとクラビノーバを置いているが、近々V-Drumsも設置予定。夜中でも近所に気兼ねなく生ピが弾けたり、V-Drumsとのセッションが出来るのは楽しそうだ。

新築祝いに家内のお父さんからDENONのアンプとCDプレーヤー、アメリカ製のデカいスピーカー(INFINITY Kappa 6.1i)をタダで譲ってもらった。
93年頃に発売されたスピーカーなので15年近く経っているけれども、ふくよかな音がとても気に入った。音楽室に貰ったステレオを置いて専らクラシックを聴いている。小さいミニコンポで聴くクラシックはどうもストレスが溜まる。やっぱり大音量で聴かないと。

080723_205027_M.jpg

最近よく聴いているのが、チャイコフスキーの3大バレエ組曲/カラヤン、ベルリン・フィル。
ひたすら「白鳥の湖」をループ。
「Part1:情景」など子供の頃から何度も聴いているけれども、改めて大音量で聴くとかなり恥ずかしい(笑)。
しかしその恥ずかしさをはるかに上回る素晴らしさ!
オーボエの奏でる美しすぎるテーマと圧倒的な管・弦楽器。
ワルツ→白鳥の踊り の流れも最高。

INFINITYのスピーカー、いい音してます。

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01. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品66A 序奏とリラの精
02. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品66A アダージョ パダクション
03. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品66A パ・ド・カラクテール(長ぐつをはいたねこと白いねこ)
04. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品66A パノラマ
05. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品66A ワルツ

06. バレエ組曲≪白鳥の湖≫情景
07. バレエ組曲≪白鳥の湖≫ワルツ(第1幕)
08. バレエ組曲≪白鳥の湖≫白鳥の踊り
09. バレエ組曲≪白鳥の湖≫情景
10. バレエ組曲≪白鳥の湖≫ハンガリーの踊り
11. バレエ組曲≪白鳥の湖≫情景

12. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A 小序曲
13. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A 行進曲
14. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A こんぺい糖の踊り
15. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A ロシアの踊り(トレパック)
16. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A アラビアの踊り
17. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A 中国の踊り
18. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A あし笛の踊り
19. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品71A 花のワルツ


ミシェル・シルヴァルベ(ヴァイオリン・ソロ) (06.~11)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

録音:1971年1月(01.~11.)、1966年10月、12月(12.~19.) ベルリン

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My Dear Family / Mal Waldron

ジャッキー・マクリーンとの共演盤「レフト・アローン」で我が国では不動の人気を誇るピアニスト、マル・ウォルドロンの94年作品。
ビリー・ホリデイやエリック・ドルフィーとの活動後、拠点をヨーロッパに移したマルは親日家で奥様も日本人、国内製作盤も多数残している。
このアルバムもN.Y.で録音されているが、プロデューサーは木全信(kimata makoto)氏。

参加ミュージシャンは、


Mal Waldron ( Piano )
Grover Washington Jr. ( Soprano Sax ) on 01, 02, 05
Eddie Henderson ( Trumpet,Flugelhorn ) on 01, 03, 04, 06, 07, 08
Pheeron Aklaff ( Drums )
Reggie Workman ( Bass )


グローヴァーとマルの共演が目に留まる。一見接点の無さそうな二人だが、アルバムライナーによると、青江三奈!?のジャズ・ヴォーカル・アルバム「ザ・シャドー・オブ・ラブ」での共演がキッカケとなったらしい。

少々脱線しますが、
この青江三奈さんのアルバム、amazonの作品紹介によると、
「 フレディ・コール、グローバー・ワシントンJr.、マル・ウォルドロンらをゲストに迎えたジャズ・アルバム! アレンジはマル・ウォルドロンが担当し、フレディ・コールとのヴォーカル・デュエットも実現。もちろん、大ヒット曲 "伊勢佐木町ブルース"、"本牧ブルース" の2曲も、英詞をつけてジャズ・アレンジで収録。中古市場でも高値がつく希少作品です。」

聴きたい!(でも怖い気もしますが。。。)


で、今回紹介する「My Dear Family」、まず収録曲がおもしろい。
「01. Foot Prints」「06. Jean Pierre」というマイルス・デイビスゆかりのナンバー。
そして、「04. Sakura Sakura」「07. Red Shoes 」という日本を代表する泣ける童謡たち。
マイルスと童謡?これが一枚のアルバムに?一体どんなサウンドなんだろうか。

それは聴いてからのお楽しみ。
ヨーロッパの湿り気と日本の情緒感の融合。侘び寂びの世界です。
ダークさと哀愁。朴訥としたマルのピアノにグローヴァーのソプラノが静かに音を紡ぎ出す。
「赤い靴」は勿論いいけれども、特にマイルスナンバーの2曲は超オススメ。兼六園の茶室でわび茶のマイルスです。

このアルバム、ヨーロピアン・ジャズのカテゴリーに分類されるのかな?聴き易さを重視したような音作りで頑固なジャズ・ファンからはそっぽを向かれそうではありますが、日本人の琴線に触れるのは間違いない。必聴!

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01. Foot Prints (Wayne Shorter)
最強クインテット時代、ダークなマイルスの代表曲。
グローヴァー・ワシントンJrのソプラノが詫び寂び。ヨーロッパ風のフット・プリンツ。
エディ・ヘンダーソンがマイルスの得意フレーズをソロ最後あたりに吹いているのがニヤリとさせられる。

02. Left Alone (Mal Waldron)
マル・ウォルドロンの代表作。
ここでもグローヴァーがテーマを優しくそして切なく歌い上げる。
泣けるジャッキー・マクリーンもヴァージョンもいいけど、ここでのしっとりとしたグローヴァーもいい!
シンプルなマルのピアノ・ソロも心に染みます。

03. Sassy (Mal Waldron)
日本的なメロディのワルツ曲。エディ・ヘンダーソンのミュート・トランペットが哀愁。
全編に渡りエディのミュート・プレイが冴えわたっている。

04. Sakura Sakura (Japanese Traditional)
イントロのピアノを聴いた瞬間、自分は日本人だということを意識させられる。
美しくも悲しげなメロディ。
エディ・ヘンダーソンのミュート・トランペットのソロ。ちょっと曲の持つイメージと違うかな。吹きすぎ感あり。
レジー・ワークマンのベース・ソロは素晴らしい。さくらさくらのイメージどおり。

05. Here's That Rainy Day (Jimmy Van Heusen)
スタンダード・ナンバーのバラードをグローヴァーのソプラノで。
静かに抑制されたマルのピアノ・ソロ。

06. Jean Pierre (Miles Davis)
ヨーロッパ風の陰のあるジャン・ピエール。
憂鬱で低カロリーなマイルス・ナンバーに仕上がっている。
こんなジャン・ピエールもたまには良い。

07. Red Shoes (Ujo Noguchi)
日本の童謡史上、最も悲しい旋律を持つこの曲。

赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった

きみちゃんという名の9歳で亡くなった薄幸な女の子の話。
実話に基づいた話と聞いており、子牛が売られるドナドナと並ぶ悲しい歌と思っていたが、実は作り話であったことが判明している。
赤い靴をはいていた女の子などいなかったらしい。
(こういう子供時代に刷り込まれた歌が捏造とかほんと勘弁してほしいデス)

まーそれはいいとして、ここで聴かれるエディ・ヘンダーソンのトランペットは絶品!
マルのピアノ・ソロもフリーテンポっぽくなる部分もありで、実にいい味。

08. My Dear Family (Mal Waldron)
ラストもしっとりとエディのトランペットをフィーチャーしたバラード。





←←自分が持っている旧盤はこんなジャケット






「お気に入り度」 ★★★★★

# 心に染みるアルバムだと思います。 
#  エディ・ヘンダーソンのトランペットがいい。日本人=哀愁=ラッパ の図式は永遠ですね。


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