milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

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Whitestone~カリフォルニア・ブリーズ / Joe Pass

2008.05.26 (Mon)
ぼちぼち衣替えの季節。汗ばむ日も増えてきたので、そろそろ涼しい音楽が聴きたい時期。
今日はジョー・パスが1985年に発表した“フュージョン”アルバム「Whitestone(邦題:カリフォルニア・ブリーズ)」。
ジョー・パスと言えばソロギターの名作「ヴァーチュオーゾ」やオスカー・ピーターソンとの共演などジャズ・ギタリストとしてのイメージが強いけれども、この作品では何故かLAフュージョンを演っちゃってます。
まず1曲目の「Light in Your Eyes 」のイントロ、「ジョージ・ベンソン&アール・クルーのアルバムです。」と言われても納得してしまいそうなサウンド。その他にもAOR風あり、ブラジルあり、マイケル・ジャクソンのカヴァーまでもありで、およそジョー・パスの作品とは思えないヴァラエティに富んだ内容となっている。
そして、それぞれの曲がとても爽やかな風を運んでくれる。清涼感が非常に高いため、夏が近くなると毎年聴きたくなるアルバム。無茶苦茶涼しいです。

メンバーは、

ジョー・パス(ギター)
ジョン・ピサノ(リズム・ギター)
ドン・グルーシン(キーボード)
エイブラハム・ラボリエル(ベース)
ネイザン・イースト(ベース)
ハービー・メイソン(ドラムス)
ポリーニョ・ダ・コスタ(パーカッション)
アーマンド・カムピーン(ヴォーカル)


LAフュージョンど真ん中のメンバー構成と言えそうですね。

ギターをやってる先輩にダビングして貰って聴いたのが最初。あまりにも気に入ったのでその後CDを購入。自分の持っているのは最近ではあまり見かけなくなったステッカータイプの帯付き国内盤CDで、ケースを開く度にバリバリ音がする。この音が妙に快感なんですが、しばらく経つとステッカーの端が汚くなってくるので、一気に剥ぎ取りたいような、でもそのままにしておきたいような。。。

その帯に書かれているコピー、
「ギターの名手ジョー・パスが、あなたを素晴らしいフュージョンの世界へお誘いします。」

誰が考えたのかこの完璧なコピー。蒸し暑いこの時期にピッタリの超推薦盤!
(体感温度が2度は下がります。)

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01. Light in Your Eyes (Andy Narell)
ジョー・パスのファンなら「これはジョー・パス」とわかるかもしれないが、私にはジョージ・ベンソンにしか聴こえない。そんな感じのライト・テイストのメロウフュージョン。
ほんとにジョー・パスか?

02. Shuffle City (Don Grusin)
ジョー・パスがドン・グルーシンのシャッフル・シティ?
ありえない曲が続きます。
デイヴ・グルーシン&ドリーム・ナイト・オーケストラの武道館ライヴのシャッフル・シティとは全く違った色になっている。涼しいシャッフル・シティです。

03. Estate (Bruno Martino-Bruno Brighetti)
哀愁のボサノバ。
ブルーノ・マルティーノの曲。誰なのかよく知らない(笑)

04. Daquilo Que Eu Sei (I..Lins-V.Martina-P.Austin)
「ぼくが知っているあのこと」と題されたイヴァン・リンスのナンバー。
このアルバムではイヴァンやミルトン・ナシメントなどブラジル系の曲を多く取り上げているのが特徴的。

05. Whitestone (Andy Narell)
速いテンポのサンバチューン。この曲も1曲目に続いてアンディ・ナレル。
このアルバムに漂う清涼感はアンディ・ナレルの作り出すメロディが大きく寄与している。
学生時代にこの曲をバンドでコピーしようとして挫折した。(涙)

06. Lovin' Eyes (Billy Tragesser)
これも衝撃。ジョーパスがAOR。
歌モノです。

07. Armanacer (John Pisano)
このアルバム中、ジョー・パスのバックで絶妙のリズム・ギターを弾いているジョン・ピサノのオリジナル。
スティール・ドラムのような音色で奏でられるドン・グルーシンのキーボードが爽やか。
もしかするとポリーニョ・ダ・コスタがスティール・ドラムでソロをとっているかもしれない。

08. I Can't Help It (Stevie Wonder-Susane Greene)
これも本作の目玉。
スティーヴィー・ワンダーのオリジナルでマイケル・ジャクソンが「Off the Wall 」の中で取り上げたナンバー。ジョー・パスはクインシー・ジョーンズが好きだったのかもしれない。
メロウタッチなボサノバに仕上がっている。

09. Tarde (M.Nascimento-Marcio Borges)
(午後)という意味のミルトン・ナシメントのオリジナル。
幻想的なキーボードをバックにジョー・パスの叙情的なギター。

10. Fleeting Moments (Andy Narell)
最後もアンディ・ナレルのオリジナル。4ビート。
ウインダム・ヒル時代のアンディ・ナレルの諸作を引っぱりだして聴きたくなる。


「お気に入り度」 ★★★★★

# このCD、ジャケットが変更されて再発されているようです。
# ラボリエル(1,2,5,6,8,10)とネイザン(3,4,7)のベーシスト聴き比べも見所の一つ。



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2 X 4(Two By Four) / Marc Johnson

2008.05.18 (Sun)
前回に引き続きドラム教室関係の記事。今回は自分が通っていたドラム教室の話をば少々。

93年、当時の日本はJリーグの発足で沸きに沸いていた。(今から15年前)
カズ、ラモス、北澤、武田などスター選手を擁するヴェルディ川崎が圧倒的な人気でTVでもそんな話題ばかり。
その日も会社の独身寮近くのお好み焼き屋で“肉玉そば”を食べながら、Jリーグの試合結果を見ていた。
満腹でその店を出た後、以前から気になっていた近くのジャズ喫茶へ。いつも店の前を通るとジャズが聴こえていたのでいつか行ってみようと思っていた。

店内に入ると何だか変な雰囲気。怪しげなマスターが出て来た。
「あの...コーヒーを...」
とりあえず注文。

「はぁ?コーヒー?」
「ここは喫茶店じゃありませんよ。」

「え? ス、スイマセン


そこはジャズ喫茶ではなく、音楽教室だった。
その怪しげなマスターが先生をしているピアノ教室だったのだ。
店内にはドラムセットも置いてあり、自分もドラムをやっている事など、いろいろ話をしている内に先生から「ドラムの事もある程度わかるのでよかったらココで習いませんか?」とのお話が。

ジャズ喫茶だと思ってフラリと入った店で、ピアノの先生にジャズドラムを教わることになりました(笑)

寮に帰ってからも、「何か妙なことになったなー」と思いながらも、これも何かの縁だろうと。
他の生徒さんは全員ピアノ。当たり前だよな、ピアノ教室なんだから。
先生はグレン・グールドが好きで、生徒さんもクラシック系の音大生が多かった。結局、その教室には引越しをするまで1年半近く通った。とにかく楽しかったから。

前置きが少し長くなったけれども、今日紹介する盤がこの音楽教室での最初の教材。
ベース・デザイアーズ以外では、マーク・ジョンソンの最初のリーダー・アルバムとなる「2 x 4 (Two By Four)」。マーク・ジョンソンが4人のミュージシャンとデュエットしている作品で、「2 x 4」というわけ。

デュオのメンバーは、

ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン
ルーシー・クレーン : ヴォーカル
小曽根真 : ピアノ
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ



ドラムレスの作品集なので、「これにあわせて自由に叩いてください。」というレッスン。
スタジオ内にこのテープを流しドラムを叩く。先生も時折ピアノで参加する。そういうレッスンを繰り返していた。このアルバムの他にもジム・ホールの「ジャズ・ギター」とかロン・カーターとのデュオ「アローン・トゥゲザー」などドラムレスの作品を教材に。
レッスン中はドラムについて細かい指示はなかったけれども、「とにかくまわりの音を聴きなさい。」ということを言われた。ドラムの人に習うよりも別の楽器の先生に教わることで得るものは大きかったと思う。
うまくなったかどうかは全くの別問題ですが(汗)。。。

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01. Killer Joe (B.Golson)
02. スパルタカス~愛のテーマ (A.North)
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ

03. Dinner For One Please,James (M.Carr)
04. One Finger Snap (H.Hancock)
05. Miss Teri (M.Johnson)
小曽根真:ピアノ

06. Monk's Dream (T.Monk)
07. Gary's Theme (G.Mcfarland)
ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン

08. Beautiful Love (H.Gillespie,V.Young)
09. Ain't Misbehaven (F.Waller)
ルーシー・クレーン : ヴォーカル

10. Time Remembered (B.Evans)
ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン

11. Goodbye PorkPie Hat (C.Mingus)
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ


「お気に入り度」 ★★★★★

# 選曲されたスタンダードが絶妙!ビル・エヴァンス・トリオの名曲も!
# 若干入手困難かもしれないが、見つけたら是非聴いてみてください。

村上“ポンタ”秀一 ドラム教室ほか (動画)

2008.05.11 (Sun)
最近は「ニコニコ動画」にハマっているが、今日はポンタさんの動画を。
14~15年前の映像か?ドラム教室の模様。
マイケル・ジャクソン「ビリー・ジーン」を題材に、楽曲をどう聴かせるのかを語ってます。
女の子に最初叩かせてから、本人登場!
ベースは沢田研二with Jazz Masterや泉谷しげるwith Looserで共演してる吉田建氏。
かっけー




そして、それを踏まえた上でこの映像を。
おそらくポンタさんの最も古い(若い)映像ではなかろうか。1972年~73年頃だから21歳ぐらい。
最初見たとき誰か判らなかった(笑)
無茶苦茶気合入ってます。若き大村憲司氏も見れる。
3点セットでものすごい手数、ファッションも含めて超貴重な映像である。

You Tube - 赤い鳥「翼をください」

Kylyn Live / 渡辺香津美

2008.05.04 (Sun)
kylynlive.jpg

伝説のバンドKylynのライヴ映像が発掘されました!
1979年4月にデビューアルバム「Kylyn」をリリース後、たった4ヶ月弱のツアーを行い、その年の8月24日に六本木ピットインのライヴがラスト・ステージ。
上記見開きジャケットの伝説のライヴ盤「Kylyn Live」を残しているものの、映像があったなんて思いもしなかった。

今日、偶然ニコニコ動画で発見。最初見た時は目を疑った。
ポンタがカーリー・ヘアー。しかもスタッフの赤いTシャツ。
教授がチャンピオンの青いタンクトップ。
アッコちゃんが若い!
会場はピット・インではなさそうだが、そんな事はどうでも良い。

渡辺香津美(g)
坂本龍一(key)
矢野顕子(key,vo)
村上"ポンタ"秀一(ds)
小原 礼(b)
Pecker(per)
向井滋春(tb)
清水靖晃(ts)
本多俊之(as)

渡辺香津美「Blackstone Milestones」(その1)



渡辺香津美「Sonic Boom」(その2)



# 恐るべしニコニコ動画。正に国宝級のお宝映像だ!
# 各ミュージシャンの配列がジャケットと同じところも感無量!!

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