milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

指定期間 の記事一覧

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うたポン -うたとポンタ-/ selected by 村上ポンタ秀一 

2006.09.24 (Sun)
ドラム界の大御所、村上"ポンタ"秀一氏が過去の自身参加作品の中から「うたごころ」をキーワードにセレクトした究極のうたモノ・コンピレーション・アルバム。全曲on drums Shuichi"PONTA"Murakamiです。

17曲収録で9/21発売のバリバリの新譜。これが出るとの情報を得てから約2ヵ月、ずっと発売日を待ってました。ピンク・レディーのUFOを叩いてるポンタを(笑)

他に岩崎宏美やハイ・ファイ・セット、松崎しげるとか、こういうコンピの企画でもないと絶対聴く機会が無さそう。だからとても楽しみにしてました。

確かに全部ポンタでした。(UFOはちょっとポンタっぽくなかったですが。。。)
ハイ・ファイ・セットの「フィーリング」なんか鳥肌モノです。南佳孝の「モンロー・ウォーク2004」もいい。

日本ポップス界への功績&ポンタの生き様を知る上でも貴重なコンピレーション・アルバムです。オリジナルのジャケ写を載せた各曲のライナーも良い。(一部曲順が間違ってます)
ちゃんとチェックしろ >>> ビクターエンタテインメント


selected by Shuichi"PONTA"Murakami
drums : Shuichi"PONTA"Murakami

-----------------------------

1. Good, Good-Bye / 井上陽水
2. 恋は流星 / 吉田美奈子
3. シドと白昼夢 / 椎名林檎
4. ANGEL / 氷室京介
5. ファンタジー / 岩崎宏美
6. Come Together / Fried Pride
7. UFO / ピンク・レディー
8. Love Space / 槇原敬之
9. Medley : The Lady Is A Tramp~It's Been A Long Long Time~It's Only A Paper Moon / 3 Views Producers feat.吉田美和
10. I Want You Back / NOKKO
11.フィーリング / ハイ・ファイ・セット
12.言いだせなくて / 大貫妙子
13. Down Town / Tina
14. ワンダフル・モーメント / 松崎しげる
15. モンロー・ウォーク2004 / 南佳孝
16. Blues / 福山雅治
17. 春夏秋冬 / 泉谷しげる


「お気に入り度」 ★★★★☆


○なかなかいい企画だったぞ >>> ビクターエンタテインメント(さっきのフォロー)
○ポンタの歴史はJ-POPの歴史です。




でも何か物足りないんですよねー今回の選曲。
達郎、角松、矢沢とかの大御所が入ってないからかな?
やはりライセンス料の問題か?


よしわかった。しょうがないから俺が選ぶ(笑)


<serected by milkybar うたポン>

1. シクラメンのかほり/ 小椋佳「NHKホールコンサート 遠ざかる風景」1976
2. 朝は君に/ 吉田美奈子「FLAPPER」1976
3. LOVE SPACE/ 山下達郎「SPACY」1977
4. Solid Slider/ 山下達郎「IT'S A POPPIN' TIME」1978
5. I'LL BE THERE/ 渡辺香津美「KYLYN LIVE」1979
6. MI CORAZON/ 松岡直也&WESING「DANZON」1981
7. う・ふ・ふ・ふ/ EPO「Vitamin E・P・O」1983
8. 灰色の指先/ 井上陽水ライヴ「クラムチャウダー VHS」1986
9. 安物の時計/ 矢沢永吉「矢沢永吉ヒストリー2 LD」1987
10. のけものじみて/泉谷しげる「吠えるバラッド」1988
11.DOWN/ 沢田研二with jazz master「Music Station」出演時映像 1989 (非売品w
12.この駅から~the station/ 角松敏生「ALL IS VANITY」1991
13.TRAVELLING(近藤房之助)/ 村上”ポンタ”秀一「WELCOME TO MY LIFE」1998
14.RAMP IN/ 角松敏生「20th Anniversary Live AF 1993-2001」2001


これなら大満足ですが(笑)
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About the Monks/ Dafnis Prieto

2006.09.20 (Wed)

ミシェル・カミロ・トリオで来日した巷で話題のドラマー「ダフニス・プリエト」2005年発売の1stアルバム。
ドラムマガジン9月号で4ページの特集が組まれており、神保彰氏曰く、"ダフニスこそがアフロ・キューバン・ドラミングの将来を担う逸材" との記事を見て、1stの「About the Monks」、2ndの「Abusolute Quintet」を2枚同時に大人買い(笑)


「About the Monks」イイ!燃えます。
さすがにミシェル・カミロの目に留まったドラマー。久しぶりのヒットか。

ダフニスのドラムはJAZZセット風の軽めの音色、訛りの少ないキッチリした感じですごく聴きやすいです。激しくも洗練されたドラミング、この秋、ヘビーローテーションになりそうな予感がします。

全曲ダフニス本人のオリジナルということで、単なるドラマーとしての枠組みだけでは語れない才能豊かな方のようです。変拍子や複雑なポリリズムのアプローチが得意。でも全く嫌味を感じない。

ダフニスの公式サイトで、ドラムのセッティング図が見れますが、目の前の10inchタムの上にLP社の赤いウッドブロック、この位置これから流行りそう。是非ライヴ映像で実際に叩いてるところを見てみたいです。
秋の夜長は「About the Monks」で決まり!!

なお、同時に購入した2ndアルバム「Abusolute Quintet」のほうですが、かなりアバンギャルドな内容で、マニアックな方向け?
Abusolute(= 威厳)すぎて、あまりオススメできません(笑)
(聴き込みが足りないだけかもしれませんが。。。)


○musicians
Dafnis Priento(ds,per,melodica,key,vo)
Brian Lynch(tp,flugelhorn)
Yosvany Terry(as,ts,ss,chekere)
Luis Perdomo(p,rhodes)
Hans Glawishing(bs)
Ilmar Gavilan(violin)

----------------------------------

1. About the Monks (5:25)
2. Tumba Francesca (7:38)
3. Ironico Arlequin (3:46)
4. Danzon Santa Clara (8:06)
5. On and On (8:14)
6. Trio Absolute (2:52)
7. Mechanical Movement (6:19)
8. Interrupted Question (6:39)
9. Conga En Ti (3:33)


「お気に入り度」 ★★★★★


○法則崩れの水曜日更新!とにかく聴いてみてください。激アツです。
○赤いウッドブロック衝動買いの予感。

MASTER PLAN/ DAVE WECKL

2006.09.17 (Sun)

会社勤めを始めてから17年、転勤による引越しを5回。その都度不要品は処分してるはずなのに、なぜか物は増えていくばかり。梱包したままのダンボールを解かずにそのまま次の転居先へ送ってるものもあったりして。その間、結婚し子供も2人生まれ、もはや手のつけられない状態へ(笑)

そんなワケで、この3連休を利用し家財道具を大量処分&大掃除をすることにしました。"何でも屋"みたいな業者に発注し、メインのちゃぶ台、タンス×2、物置になってる息子の勉強机、折りたたみベット、座椅子×3、石油ファンヒーター、BSチューナー、スカパーのアンテナ、果ては壊れたノートパソコンやプリンターまで。。。

1個 @500円で引き取ってくれました。
おかげでスッキリ。部屋がスカスカに。

掃除の最中、懐かしい物が出てきました。
DAVE WECKLEの教則本「DAVE WECKL CONTEMPORARY DRUMMER +ONE」です。
テープ付でA面はドラム入り、B面はドラム無しのマイナスワン。テープは紛失してましたが、教則本と付属の楽譜が残ってました。"Island Magic"や"Garden Wall"の譜面です。

plusone.jpg


(クリックで拡大)
islandmagic.jpg


このマイナスワンテープ付教則本は、DAVE WECKLの1stソロ「MASTER PLAN」発売の3年前、1987年にDCIから発売されました。収録曲は、

1. Garden Wall
2. Spur of the Moment
3. Island Magic
4. Again and Again
5. Rainy Day
6. Pretty Girls
7. Love Me A Little Bit
8. Sports Car Jingle
9. Angel Fire/ And Through The Lens

「MASTERPLAN」収録曲が2曲含まれています。テープを紛失していますので、はっきりとは言えませんが、アレンジはほぼ「MASTERPLAN」と同じだったと記憶しています。Wecklの盟友keybordのJay Oliverが完全参加してるこのテープ、これを持って練習スタジオへ行けば、"Island Magic"でJay Oliverと共演できたワケです。
それだけではありませんぞ。他にもChick Corea, Michael Brecker, Steve Lukather,John Patitucciが参加。ピアノトリオの曲(4. Again and Again)が収録されてまして、Chick Coreaのピアノ、John Patitucciのベース、ドラムが俺(笑)
"CHICK COREA AKOUSTICBANDに加入した気分"を味わえます。まさに奇跡のテープでした。

(元CASIOPEAのドラマー熊谷徳明氏がアマチュア時代、このマイナスワンに自分のプレイをオーバーダブ、デモテープをCASIOPEAの事務所へ送ったところ、そのプレイが認められCASIOPEAに加入したとの噂があります。)

少し調べてみたら、この教則本、CD2枚付きで再発されてます。
GOOD JOB!
楽譜オンラインショップ di-arezzo



前置きがかなり長くなってしまいましたが、DAVE WECKL「MASTER PLAN」はインパクトありまくりの作品です。GRP独特の音の粒が分離した録音で、すごく華やか。DAVEの激しくも流麗なタイコがきれいに聴こえます。「Festival de Ritmo」や「Island Magic」等、ラテン・ファンクと呼べる曲は1990年当時あまり聴いたことが無く衝撃的でした。今聴いても全く古さを感じさせません。
Chick Corea、Michael Brecker、Steve Gadd他サポートメンバーも豪華。FUSION史に燦然と輝く名盤です。

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1. Tower of Inspiration(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards (organ solo), guitar programming,
additional synthesizer horns, sound effects
Tom Kennedy : bass
Jerry Hey : trumpet (lead&parts)
Bill Reichenbach : trombone (lead&parts)

Jay Oliverのハモンドソロがやたらカッコイイ。
ポップな曲調ながらキメはビシバシ。
いきなり1曲目から魂を奪われます。

2. Here and There(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards
Anthony Jackson : bass
Eric Marienthal : soprano saxophone, alto saxophone
Peter Mayer : guitar

ハーフタイム・シャッフルから16分のファンクへリズムチェンジする部分がゾクゾクします。このリズムチェンジ法は「メトリックモジュレーション」と呼ばれているトリッキーなものですが、すごく音楽的です。

3. Festival de Ritmo(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards, additional synthesizer horns
Anthony Jackson : bass
Eric Marienthal : alto saxophone solo
Jerry Hey : trumpet (lead&parts)
Bill Reichenbach : trombone (lead&parts)

いきなり本作のメイン。
バリバリのラテンファンク。 Jerry Heyのきらびやかなホーン。
DAVEの流れるようなソロ。素晴らしすぎます。

4. In Common(mayer/guth/mayer)
Dave Weckl : drums, nrush overdub
Jay Oliver : keyboards
Anthony Jackson : bass
Eric Marienthal : soprano saxophone
Peter Mayer : guitar

少し休息。
エレクトリックバンドで一緒のEric Marienthalのソプラノが印象的。
Peter Mayerのギターソロもいい。

5. Garden Wall(mayer/guth/mayer)
Dave Weckl : drums, percussion programming
Jay Oliver : keyboards, programming
Anthony Jackson : bass
Chick Corea : synthesizer melody & solo
Michael Brecker : tenor saxophone

Chick Corea&Michael Brecker参加。
派手さは無いものの、ある意味DAVEの凄さを一番感じれる曲。
各パート毎に表情を変えていくドラミングは必聴。
「CONTEMPORARY DRUMMER +ONE」では譜面付でDAVEの解説が見れます。

ちょっと紹介しますと、
バスドラムを抜いたAメロの部分
gardenwall_a_melo.jpg

バックビートを加えたBメロの部分
gardenwall_b_melo.jpg


以後、チックのソロでも表情豊かに。
素晴らしすぎ。

6. Auratune(oliver)
Dave Weckl : drums
Jay Oliver : keyboards, rhythm section programming, synthesizer solo
Peter Mayer : vocal
Scott Alspach : trumpet

打ち込みをベースに、無機質な感じのDAVEが聴けます。
Scott Alspachのtpが印象的。

7. Softly, As in a Morning Sunrise(romberg/hammerstein)
Dave Weckl : drums
Ray Kennedy : piano
Tom Kennedy : bass

硬質なスタンダードの解釈。
4ビートのwecklもいいです。

8. Master Plan(corea)
Dave Weckl : drums (left channel)
Steve Gadd : drums (right channel)
Chick Corea : acoustic piano
Jay Oliver : synthesizers
Anthony Jackson : bass

タイトルチューン。左チャンネルにweckl、右チャンネルにgadd。
このGADDすごいです。90年代のBESTプレイか?気合入ってて無茶苦茶いいです。
Anthony Jacksonのウネウネも聴き応え充分。

9. Island Magic(weckl/oliver)
Dave Weckl : drums, timbales, percussion programming
Jay Oliver : keyboards, programming, synthesizer melodies
Anthony Jackson : bass
Chick Corea : synthesizer solo

7/8拍子のラテンファンク。カッコよすぎて文句無し。
「ワン、ツー、スリー、エン、ワン、ツー、スリー、エン」とカウントします。

7/8で怒涛のドラムソロ。理解不能です(笑)


「お気に入り度」 ★★★★★


○ウエックルとカリウタを比べると、やっぱりウエックルが好き。
○秋の夜長はラテン・ファンク!!

Mo'Bop Ⅱ/ Kazumi Watanabe New Electric Trio

2006.09.16 (Sat)

渡辺香津美がリチャード・ボナ(b)、オラシオ"エルネグロ"エルナンデス(ds)という超強力なメンバーを集めて結成した“New Electric Trio”の2ndアルバム。
この度、彼らの新作「Mo'Bop Ⅲ」が9/6に発売されました。でも、まだ聴いてません(笑)

自分はシリーズ物の新作を聴く前に、旧作を1度聴き直してから買うことが多いです。どんな音だったか忘れてることもありますし、今までの流れがだいたい掴めるというか、頭の中で整理がついて自然に新作が聴ける様な気がして。。。(あんまり意味がない行為かもしれませんが)

“New Electric Trio”は歴代の香津美のギタートリオの中でやはり最強だと思います。とにかくリチャード・ボナ(b)がすごすぎです。勿論オラシオもすごいんですが、ボナは「21世紀のジャコパス」の名が安っぽく聴こえるほど。突き抜けてます。

アコースティックギターの作品も多く世に出してる香津美ですが、やはりギンギンのエレキを聴きたい。“New Electric Trio”の結成は待ってました~!って感じです。1枚目はかなりゴリゴリだったんですが、本作はジャズのスタンダードあり、バラードあり、ポップなラテンありでとてもいいです。
前作では「ユニコーン」、今回は「遠州つばめ返し」と“New Electric Trio”での新解釈が聴けるのも楽しみの一つです。

公式サイトでは、録音風景の写真やMP3での視聴、さらに譜面まで紹介されてます。
「遠州つばめ返し」は4/4+5/4だったんですね。初めて知りました(涙)

渡辺香津美 Mo'bopⅡ special site


○Kazumi Watanabe New Electric Trio
Kazumi Watanabe (eg,gsynth)
Richard Bona(b)
Horacio "El Negro" Hernandes(ds)


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1. Cleopatra's Dream (Bud Powell) 06:08
バド・パウエルの有名なスタンダードナンバー。
このトリオの手にかかれば。。。すごい音圧のクレオパトラの夢。
リチャード・ボナ(b)のプレイは人間技とは思えない。

2. Blue Spiral (渡辺香津美) 7:43
落ち着いた感じのとても香津美っぽい曲。
後半のギターソロで音色を変えながら弾きまくってる部分がいいですなー

3. Mystic Sand (渡辺香津美) 5:53
このトリオならではのクールなインタープレイが聴けます。
目まぐるしく展開する曲をいとも簡単にって感じです。

4. Mosaic Stone (渡辺香津美) 7:22
ボナのフレットレスベースが心地よいイントロ。
オラシオの高速レガートも必聴。
ハードなギターリフが印象的な香津美風の変態ナンバーというところでしょうか。ヘビーです。

5. Dante’s Point (渡辺香津美) 10:10
前半はクリアなサウンドでふわふわと。
中間部、ギターシンセ?のソロ、
ボナのベースソロを挟み、
不思議系でENDING。大作です。

6. Cry Me A River (Arthur Hamilton) 05:06
ジュリー・ロンドンで有名なこのバラードですが、自分はGRPオールスターズライヴで来日もした盲目の女性シンガー「ダイアン・シューア」の歌でこの曲を知りました。
香津美のギターが泣いてます。名曲!名演!!

7. Death Valley (谷川公子) 08:22
谷川公子さんって誰なのか?
ピアニストでありコンポーザーであり、香津美の奥様です。
素晴らしいコラボレートであります。

8. Havana (谷川公子) 03:44
ライヴでも最も盛り上がる奥様作のラテンナンバー。
【MO’BOP DVD Ediiton】ではオラシオの天才的なソロが見れます。
DNAレベルでの感覚の違いを痛感します(笑)

9. Favor Return of Ensyu Swallow (渡辺香津美) 05:06
初出はマーカス+オマー参加の2枚組「Mobo」。公式サイトで譜面を見ることが出来ます。
あまりのも強力な今回の「遠州つばめ返し」
なんじゃこのベースソロ!絶句。。。


「お気に入り度」 ★★★★★


○さ、Mo'Bop Ⅲ買いに行くか♪
○「New Electric Trioのライヴ映像を収めた【MO’BOP DVD Ediiton】も超オススメであります。

Lovers Live / Sade

2006.09.10 (Sun)

sadeのLIVE-DVD作品「lovers live」です。
2000年、シャーデーは8年ぶりの新作 "lovers rock" をリリース。
翌年行われた"lovers live" ツアー、9月にカリフォルニアで行われた公演の模様が本DVDに収録されています。

Sade Aduのイメージは、"coolness" "sadness" "loneliness"
あまりにも美しすぎる誇り高き女性、でも不幸。
そんな感じでしょうか(笑)

1984年のデビューから現在まで、約20年間でオリジナルアルバムは5枚のみ。

Diamond Life (1984)
Promise (1985)
Stronger Than Pride (1988)
Love Deluxe (1992)
Lovers Rock (2000)

Lovers Live (2002) --- 本作品(CD,DVD)

この少なさが余計にsadeのミステリアスな部分を増幅させる。
(男を追いかけてアフリカへ失踪とかいう話もありました)

待ちに待った新作"lovers rock"発売後のこのライヴ。
2時間の長い作品ですが、無茶苦茶いいです。奇跡を感じます。
sade aduの存在自体が奇跡、というか罪ですね(笑)
スクリーンに映し出されるイメージ映像や照明もSadeの魅力を十分に引き出してますが、一番いいのはバックバンドがうまい事。特にドラムがシンプル&タイト。素晴らしいです。

会場に訪れたファンのインタビューも収録。
自分の好きなsadeの曲を自分のスタイルで歌うファンの映像。「アメリカっていいな。。。」そう感じます。

作品全体を覆う幸せな雰囲気、オーディエンスのクールな熱狂、いい演奏といい映像、そしてsade aduのカリスマ性。
完璧な作品じゃないでしょうか。


Sade Adu(vocals)
Stuart Matthewman(guitar & saxophone)
Andrew Hale(keyboards)
Paul S.Denman(bass)

Ryan Waters(guitar)
Pete Lewinson(drums)
Karl Vanden bossche(percussion)
Leroy Osbourne(guitar,flute & vocals)
Tony Momrelle(vocals)


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01.Cherish the Day (love deluxe)
いきなり観客の熱狂ぶりに驚かされます。
マイクスタンドを使ったsadeのエロいパフォーマンスが見れます。

02.Your Love Is King (diamond life)
1stから。初期の2枚はやはり特別の思い入れがありますね。
クワイエット・ストームの女王と呼ばれ、当時の時代背景からバブリーなイメージもありますが、彼女の歌詞を知ればそんなイメージは消し飛ぶはずです。根底に流れているのは "哀しみ" "孤独" です。

03.Somebody Already Broke My Heart (lovers rock)
新作より。
1stの「素敵なファーストタイム」のサビ部分が出てきます。

04.Cherry Pie (diamond life)
1stからの大人気曲。
明るい曲調の悲しい歌。

05.Pearls (love deluxe)
最初の泣きの部分です。
ソマリアで飢えのため死んでいく女性を歌った曲。
sade aduの「Hallelujah」のシャウトで会場が熱狂の渦に。

06.Every Word (lovers rock)
新作から、これも悲しい失恋の歌でしょうか。
不幸が似合います。

07.Smooth Operator (diamond life)
記念すべきsadeのデビューシングル。全てはこの曲から始まりました。
巨大なミラーボールをバックに歌うsade。
やはりベースソロで盛り上がります。

08.Redeye
ハードなラテンタッチのインストナンバーです。このバンドの実力を思い知らされます。ドラムうまい!!

09.Jezebel (promise)
promiseから珠玉のバラード「ジェゼベルの物語」。
ステージに腰掛けてsadeが歌い上げます。

sadeは、ざわざわした酒場で聴くような音楽ではありません。
孤独な夜に一人で聴くものです。
sadeを聴いて人恋しくなる、でも恋人はいない。そんなロンリーな男子女子に聴いてほしい(笑)

10.Kiss of Life (love deluxe)
love deluxe収録の大人気曲。
会場の様子が写ってますが、幸せに包まれています。

11.Slave Song (lovers rock)
ステージのスクリーンに荒れ狂う海の映像。
このライヴはスクリーンの映像も素晴らしい。

12.Sweetest Gift (lovers rock)
sadeの娘のことを歌ったlovers rock収録の優しい曲。
こういう雰囲気の曲は今まで無かった。
sadeが母になる瞬間です。

13.Sweetest Taboo (promise)
激しい雷鳴の演出から、特徴的なリズムへ。
大熱狂のオーディエンス。
チャイナドレス&素足で踊るsade。

14.Lovers Rock (lovers rock)
8年ぶりの新作でこの曲を聴いた時、sadeの完全復活を確信したんですが、現在またもや活動停止状態。
復活はあるのか?

15.Immigrant (lovers rock)
sadeの身の回りで起きた実体験をもとにした黒人差別をテーマにした曲。重い内容です。
 
16.Paradise (stronger than pride)
3枚目のstronger than prideは、とても夏を感じます。
スペイシーなギター&パーカッションが心地良い作品です。
夏になったら取り上げてみたいです。

17.King of Sorrow (lovers rock)
演奏とシンクロしてスクリーンに本曲のPVが流されます。
子供を育てながらクラブ歌手をするsadeの映像です。
母親を演じるsadeがエロすぎでして、自分がもしsadeの子供だったら毎朝起きて母親を見た時点で失神してますね。間違いなく学校行ってない引き篭り確定でしょう(笑)

18.No Ordinary Love (love deluxe)
love deluxeの冒頭を飾るナンバー。やはりlove deluxeは超名盤ですね。ジャケットも最高でした。

19.By Your Side (lovers rock)
アンコール前の最後の曲。
なんなんでしょうか?この会場を包む幸せな空気は。
sadeが笑顔で歌ってます。気持ちいい~~♪

20.Flow (lovers rock)
一度袖に下がってパンツスタイルに衣装替え。
後ろで束ねた髪もほどいて登場。これがまた良くてですね(笑)

21.Is It a Crime (promise)
これはスゴイです。
多分数名の客が失神してるはずです。
4ビートになるピアノソロの部分、あそこがsadeの全曲中1番好きな部分です。

22.It's Only Love That Gets You Through (lovers rock)
最後の曲。観客の感極まった様子が映しだされています。
全員感動の涙でENDING。


「お気に入り度」 ★★★★★


○感動!!そして、ありがとう。
○インタビューが多いので、日本盤を買ったほうがいいと思います(笑)

RAPTURE / ANITA BAKER

2006.09.03 (Sun)

朝晩涼しくなってきて、秋の風を感じる今日この頃。ブログのテンプレートも秋っぽく模様替。
5月にブログを立ち上げ、春夏物FUSIONを中心にレヴューしてきましたが、これからは秋冬物の季節。夏の終わりと一緒にFUSIONの季節も終わりました(笑)
今後は、Sweet系の歌モノやピアノトリオ等も紹介していきたいと考えています。

秋冬物の1回目、ANITA BAKERの「RAPTURE」です。
Sweet系では絶対に外せない1枚であります。

1曲目の「SWEET LOVE」のイントロ。いつ聴いてもいいなー♪
SILKYVOICEと呼ばれる彼女の声はほんとに癒してくれます。学生時代に 深夜、卒論書きながらよく聴いてました。おかげで卒論も〆切までに提出出来た。「RAPTURE」があったから卒業できたようなものです(笑)

本作が発売された1986年当時、アメリカのラジオ業界で流行し始めていたフォーマットが「クワイエット・ストーム」。(ソウル・バラードとジャズ風インストゥルメンタルなどを適度にミックスしてかけるラジオ・フォーマット)その代表がアニタとSADEでした。

ピアノ中心のシンプルなサウンドは20年経った今も全く色あせることなく。グラミー賞R&B部門「最優秀女性ヴォーカル賞」受賞作。捨て曲が1曲も無い歴史的名盤であります。

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1. SWEET LOVE(4:26)
イントロのリッキー・ローソンのスネアの音色、世界遺産級です。
アニタのソウルフルな歌声。しびれます。

2. YOU BRING ME JOY(4:24)
この作品全体に言えることですが、バックのコーラスが気持ちよすぎるんです。

3. CAUGHT UP IN THE RAPTURE(5:07)
このあたりから脳みそがトロトロになっていきます。
コーラスもアニタ本人が担当、大ヒットシングルです。
気持ちよすぎて死にます。
マイケルJパウエルのギターソロがいい。

4. BEEN SO LONG(5:07)
アニタのオリジナルで「クワイエット・ストーム」の王道のような曲。
途中、I don't believe that you could do me this way ~♪の部分で意識が飛びます。

5. MYSTERY(4:56)
すでに思考回路が停止してますが、バックコーラスのナタリー・ジャクソンを聴いてください。
完璧にどこかへ連れていかれます。

もう解説は不可能です(笑)


6. NO ONE IN THE WORLD(4:10)
7. SAME OLE LOVE(4:05)
8. WATCH YOUR STEP(4:54)


「お気に入り度」 ★★★★★


○「CAUGHT UP IN THE RAPTURE」のスキャット部分、ぱぱぱやぱぱ~♪ 何度一緒に歌ったか数え切れません(笑)
○人生の最後の時、聴いたまま死にたい作品。

YAMA / ART FARMER

2006.09.02 (Sat)
CTIを代表するトランペッター、ART FARMERの1979年の作品。

CTIレーベルは1967年、プロデューサーのクリード・テイラーによって創設されたジャズレコードレーベル。
テイラーがジャズの大衆化を図るために設立し、クロスオーバー(フュージョンの前身)のブームを作った。A&Mレコード内に創設された時の正式名称はCreed Taylor Issueで、独立後はCreed Taylor IncorporatedまたはCreed Taylor Internationalの名をとる。
「CTIレコード - Wikipediaより」

CTIと言えば、イメージ的に“イージー・リスニング・ジャズ”じゃないの?ってことで食わず嫌いの人もいるんじゃないでしょうか。
確かにそういうのもありますが、そうでないのもいっぱいあります。実際聴いてみると「食わず嫌いはもったいない」ということがわかるはずです。
今日はCTIレーベルお気に入りの1枚、ART FARMERの「YAMA」を紹介します。

○PERSONEL
Art Farmer(flugelhorn)
Joe Henderson(tenor sax)
Don Grollnick(key)
Warren Bernhardt(key)
Fred Hersch(key)
Mike Mainieri(vibes and synthesizer)
Will Lee(bass)
Eddie Gomes(acoustic bass)
Steve Gadd(drums)
Sammy Figueroa(percussion)
David Spinozza(guiter)
John Tropea(guiter)
Suzanne Ciani(synthesizer programming)


まず本作のポイントは、アレンジャーにマイク・マイニエリを起用している点。録音が1979年4月、そして収録曲が、

1. DULZURA
2. STOP(THINK AGAIN)
3. YOUNG AND FINE
4. LOTUS BLOSSOM
5. BLUE MONTREUX


収録曲&参加Musician、本作吹込み後同年にSTEPSが結成されてることもあり、"STEPS誕生前夜盤"と言われています。もうこれだけで買い(笑)

マイニエリを軸に考えると77年の「ラブ・プレイ」→アリスタ・オールスターズ78年7月の「ブルー・モントルー」→本作79年4月「YAMA」→80年12月ステップスの「スモーキン・イン・ザ・ピット」という流れが見えてきます。

CTIレーベルですから、ブリブリ吹いたりするのは無し。カッチリとしたアレンジで、ブレッカーのいないSTEPSという感じです。アート・ファーマーとジョーヘンが全体の雰囲気をソフト&マイルドにしています。ガッドもシンプルですが随所にいいプレイを聴かせてくれます。

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1. DULZURA (4:10)
ガッドのプレイが光る軽快なラテンナンバー。アート・ファーマーもキラキラ光るプレイ。
スティールドラム風な音色のキーボードのテーマが心地よいです。

2. STOP(THINK AGAIN) (6:47)
「小さな恋のメロディー」「サタディ・ナイト・フィーバー」で有名なビージーズの曲。バラードです。
アート・ファーマーのミュートプレイ、マイニエリのビブラフォンソロが聴きどころ。

3. YOUNG AND FINE (6:44)
ジョー・ザビヌルの曲で、ウエザーリポートの「ミスター・ゴーン」に収録。ステップスの「スモーキン・イン・ザ・ピット」にも入ってます。本作のメイン。
CTIですからハードブローとかは無しですよ(笑)
ファーマー→マイニエリ→ジョーヘンとソロ回し。それぞれアレンジが変わるところがポイント。

4. LOTUS BLOSSOM (8:23)
ドン・グロルニックのバラード。
ジョーヘンのソフトで暖かいソロが聴けます。アート・ファーマーもいい。
すごくCTIを感じさせてくれる。

5. BLUE MONTREUX (6:58)
アリスタ・オールスターズの「ブルーモントルーⅠ」に収録。
アリスタレーベルと違って、とてもマイルドなブルーモントルー。ベースのウィル・リーが暴れそうになってますが、クリード・テイラーに押さえ込まれてる感じあります(笑)


「お気に入り度」 ★★★★★


○CDショップのJAZZコーナーではBLUENOTEが大きく場所取ってるけど、CTIにもスペースを。。。(お願い)
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