JAZZ、FUSION系を中心に手持ちCD・DVDのレビューを書き綴っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Kaleidoscope World / Swing Out Sister

華麗なストリングスを使用した「You on My Mind」で始まる名盤。明るくつきぬけたサウンドが心地よい。
オーケストラアレンジにフランク・シナトラを担当していたジミー・ウェッブを起用。
古いフランス映画のサントラ盤を聴いているような、懐かしさや哀愁も感じさせてくれる作品です。
そんなオールド・ポップスの雰囲気が、当時のにわかファン(女子大生、OL)から敬遠され、あんまり売れなかったらしい。1989年発売のセカンドアルバム。

この音楽、ライナーによると、
自動車業界の言葉を借りれば「アッパー・ミドル・クラス」のポップス
アパレル業界の言葉を借りれば「シニア・クラース」のポップス
当時の時代背景からか、何かバブリーな感じする紹介文だが、チャラチャラしたところは一切無し。大人の音楽ですね。


Corinne Drewery(vocals)
Andy Connell(keyboads)

----------------------------------

1. You on My Mind
「ベストヒットUSA(懐かしいな)」で最初にこの曲のPV見た時は感動した。
当日のゲストで来てて、小林克也と話してたけど、モデルさんはやっぱり違います。
疾走感あふれる名曲。

2. Where in the World
サビの部分のギターのオブリがいい。
曲良し、コリーンの歌よし、Jerry Heyのブラス良し。
最後、突然ワルツに変わります。

3. Forever Blue
ジミー・ウェッブがオーケストラアレンジ。
オールド・ポップスの雰囲気がいいですねー

4. Heart for Hire
コリーン風R&B

5. Tainted
独自の世界観があふれてます。

6. Waiting Game
この打ち込みの曲いい!
明るく突き抜けた雰囲気が最高。

7. Precious Words
ジミー・ウェッブがオーケストラアレンジ。
オールド・ポップスの雰囲気がいいですねー

8. Masquerade
もろ昔の仏映画の世界です。
「エンニオ・モリコーネ」に影響を受けたとライナーにあり。

9. Between Strangers
コリーン風です。

10.Kaleidoscope Affair
このインスト曲、実は本作のBEST。

11.Coney Island Man
コリーンはスキャットのみ。
これがまたいい。

12.Precious Words [Instrumental]
13.Forever Blue [String Mix]
14.Masquerade[Instrumental]

よくあるインストver.の収録、ボーナストラックということだろうけど、結局は無駄な感じをうける。
しかし本作は違う。別の世界が作られている。曲がいいんですよねー


「お気に入り度」 ★★★★☆


○アッパーミドルな富裕層の方にオススメします(笑)
○ベストヒットUSA 復活してくれ!

スポンサーサイト

TRIBES, VIBES + SCRIBES/ INCOGNITO

Jean-Paul "Bluey" Maunick(G) を中心としたUKのクラブミュージックのバンド。ヴォーカルはスティーピー・ワンダーのアルバムにも参加していたメイザ・リーク。
「とりあえずカッコイイから聴いて」としかいいようがないほど、カッコイイ!
1曲目「Colibli」のギターのイントロ。「Don't you worry 'bout a thing」のコーラスなど、聴き所満載。vocalナンバーだけでなく、インストゥルメンタルの曲も多く、バンドとしてのこだわりを感じます。

私事ですが、
以前、「こういう音楽がやりたい!」って無謀にもこのアルバム紹介しつつ楽器店にバンドメンバー募集の貼り紙を出した。
1週間後サックスやってるお坊さん(本物お寺の住職)から電話がかかって来た。

「楽器店で貼り紙見ました。ジャズのスタンダードをやってるんですけど、一緒にやりませんか?」
「違うんです。俺はアシッド・ジャズがやりたいんです(^^;」

結局、そのお坊さんが主催していたコテコテのジャズサークルに1年間も在籍してしまいました(ぉ

----------------------------

1. Colibri
冒頭でも書いたギターのイントロ、それに続くベースのライン。
カッチョエエ~~
(インスト)

2. Change
メイザ・リーク登場。
曲がいいねー、時折現れるkeyのフレーズが印象的。

3. River in My Dreams
アカペラの小曲

4. Don't You Worry 'Bout a Thing
ご存知、スティービー・ワンダーの曲。
人気曲です。

5. Magnetic Ocean
ベースソロが効果的な落ち着いた曲想
UKっぽい
(インスト)

6. I Love What You Do for Me
これもいいねー
メイザ・リークの魅力が全開です。

7. Closer to the Feeling
これぞ、JAZZFUNK!
統制の取れたホーンセクションが最高
(インスト)

8. L'Arc en Ciel de Miles
ミュートトランペットのソロがあるので、MILESDAVISにTRIBUTEした曲かもしれない。
(インスト)

9. Need to Know
正統派JAZZFUNK
ローズみたいな音のエレピは、この手のサウンドに欠かせませんね。
(インスト)

10. Pyramids
FUSIONっぽいタッチの曲。
ホーンのSoloがfeaturingされてる。
(インスト)

11. Tribal Vibes
落ち着いたFUNKTUNE。
途中パーカッションが目立つ箇所がお気に入り。
(インスト)


12. Celebrate Your Life *

13. Keep The Promise(Duet) *
14. Bata Rumba *

(* 12.13.14. 日本盤BONUSTRACK)


「お気に入り度」 ★★★★★


○こんなBANDがやりたいよ。
○車の中で聴いてほしい作品です。

WHY NOT? / MICHEL CAMILO

ドミニカ出身のラテン系ピアニスト「ミシェル・カミロ」の1985年のアルバム。
カミロとドラムのデイブ・ウエックルのプレイが聴きどころです。
アルバム全体がラテンフレーバーがぷんぷんで、いたるところに激しいキメの連続。計算されたアンサンブルの中でデイブが叩きまくってます。
カミロの驚異の早弾きが全開で、ホーンセクションも気持ちよくはまってる爽快な作品。


Michel Camilo(p) Lew Soloff(tp) Chris Hunter(as, ts) Anthony Jackson(b) Dave Weckl(ds) Sammy Figueroa(per) Guarionex Aquino(per)


---------------------------------

1. Just Kiddin'
アルバムの最初を飾る明るいラテンタッチの曲。
ホーンセクションのキメがビシビシ決まってます。
Chris Hunter(as, ts)のソロが良い。

2. Hello And Goodbye
マイナー調で激しい展開を見せる。
各ソロパートを繋ぐブリッジ部の超ユニゾンプレイが強力。
Lew Soloff(tp) のソロが特にいいです。
本作のBESTか。

3. Thinking Of You
バラードなんだけど、ピアノが超早弾き。
こんなバラード聴いたこと無い。

4. Why Not?
VOCALグループの「マンハッタン・トランスファー」がこの曲をカバーしている。
ピアノ、ベース、ドラムのトリオでの演奏。Dave Weckl(ds)の驚異的なソロが聴きモノ。

5. Not Yet
激しいキメのラテンフュージョン風
Chris Hunter(as, ts)のソロが良い。

6. Suite Sandrine Part 5
トリオでの4ビートの曲。
カミロは勿論、Anthony Jackson(b)、Dave Weckl(ds)のプレイ必聴。
やっぱりこれが本作のBEST。


「お気に入り度」 ★★★★★


○Anthony Jackson(b)のボトムに乗っかって、みんなGROOVEしまくり。Anthonyが裏番。
○以後、カミロの作品を買い漁るきっかけになった1枚。

JOY / 山下達郎

これはほんとに素晴らしいライブ盤です。
81年以降、9年間に及ぶライブ・パフォーマンスの中から選りすぐった、名曲・名演の数々を収録した2枚組。

普通はライブ音源って「ガサッ」としたところがあるけど、この2枚組は「しっとり」してる。
バックミュージシャンの力量によるところが大きいんだろうけど。達郎のライブ盤だから完成度が高いのは当たり前。
オススメは「LALA MEANS I LOVE YOU」。CINDYと佐々木久美のコーラスワークがとても綺麗です。
初期の曲「LOVE SPACE」はIT'S A POPPIN TIME(1978年六本木ピットインでの2枚組ライブ盤)でのテイクと比べてみるとおもしろい。

このアルバムにも一部収録されてる86年の全国ツアー、地元にも来たので行きました。
無茶苦茶好きな曲「プラスティック・ラブ」で演奏が止まりそうになりました。
当日コンサート会場でバイトしてた友人に聞いた話によると、コンサート終了後、楽屋にメンバー全員集められてミーティング&説教。
達郎本人では無く、プロデューサーみたいな人がメンバーをしかり飛ばしてたらしい。完璧を誇る達郎バンドもやはり人間だったのだ。


山下 達郎(vo,ep) 青山 純(ds) 伊藤 広規(b) 椎名 和夫(g) 松田 真人(ap) 重実 徹(syn) 土岐 英史(as) 村田 和人(cho) CINDY(cho) 佐々木 久美(cho) ほか


------------------------------

曲解説は恐れ多くて出来ません。
必聴盤ということで。

(Disc-A)
1. ラスト・ステップ
2. SPARKLE
3. あまく危険な香り
4. RAINY DAY
5. プラスティック・ラブ
6. WAR SONG,THE
7. 蒼氓
8. LA LA MEANS I LOVE YOU
9. DANCER
10. LOVE SPACE

(Disc-B)
11. Introduction to "FUTARI"/ インストゥルメンタル
12. ふたり
13. ドリーミング・デイ
14. GOD ONLY KNOWS
15. メリー・ゴー・ラウンド
16. LET'S DANCE BABY
17. LOVELAND,ISLAND
18. ゲット・バック・イン・ラブ
19. 恋のブギ・ウギ・トレイン
20. DOWN TOWN
21. RIDE ON TIME
22. おやすみロージー


「お気に入り度」 ★★★★★


○観客の拍手を聴いてみて下さい。空気感を感じることが出来ます。

STEPS AHEAD/ STEPS AHEAD

STEPS AHEADがまだアコースティックだったころの名盤。
メンバーは、

Mike Mainieri(vib) Michael Brecker(ts) Eliane Elias(p) Eddie Gomez(b) Peter Erskine(ds)


死ぬほど聴きました。ピーターアースキンのドラムが、むちゃくそカッコイイです。
ヤマハにドラムを習いに行っていた頃、講師の先生から「好きなドラマーは?」と聞かれてこのアルバムでのピーターアースキンについて話をしたところ、その先生知らなかった。 結局1カ月でやめました(俺がクビ)
最近、この時期のLIVE DVDが発売されました。STEPS AHEAD LIVE IN EUROPE(コペンハーゲンライヴ)
同一メンバーで、曲もこの作品のものが中心。もっと前に見ておきたかった。

---------------------------------

「くちドラム」で解説START
(説明不要の素晴らしさということです)


1. Pools
テーン、テーン♪ (どっちちうっちち、どっちちうっちち) パポーポー♪

2. Islands
タンタンスタンタン♪ タンタンスタンタン~♪(カッ、カッ、カッ、カッ)

3. Loxodrome
チーチキチーチキ♪(^^;
        
4. Both Sides of the Coin
コンチキ タチンコ ンチキチ タンチキ♪ コンチキ タチンコ ンチキチ タストス♪


(以下延々と「くちドラム」が続くので省略)


5. Skyward Bound
6. Northern Cross
7. Trio (An Improvisation)


「お気に入り度」 ★★★★★


○こんなタイコが叩けたら。。。
○ブレッカーのハードブローも聴いてくれ

WE WANT MILES/ MILES DAVIS

The Man With A Hornで復活を遂げた後のMilesの復活Liveの模様から、BostonとNewYork、そして東京での演奏が収められています。
マイルス本人は体調不良で調子は今ひとつですが、他のメンバーがキレまくり。インパクトの連続。
最初の見せ場は1曲目「JEAN-PIERRE」の開始から1分30秒付近。パーカッションのミノ・シネルのコンガの連打。
夏の暑い日にこの曲を大音量で聴きながら、この連打に合わせて床または「ちゃぶ台」を手で思いっきり叩くのが最高♪(アホ)
マイク・スターン(g)やマーカス・ミラー(b)ビル・エヴァンス(ss)などのメンバーが強力で、異様な緊張感の漂ったアルバムです。
とにかく夏に大音量で。


Miles Davis(tp)
Marcus Miller(b)
Bill Evans(ss)
Mike Stern(g)
Al Foster(ds)
Mino Cinelu(per)


1981年10月4日東京、新宿でライブ録音 ほか

-------------------------

見せ場が多いので、時間を追って解説いってみよう。


1. JEAN-PIERRE(10'39)
(0'01) 冒頭からただならぬ雰囲気(マーカスミラーのベース)
(1'39) 最初に書きましたが、コンガの連打(ご一緒に)
(4'00) マイクスターン(g)のsolo開始(ゴンギーン、ゴンギーン)
(8'30) なだれ込みの大ユニゾン


2. BACK SEAT BETTY(8'12)
緊張感みなぎる演奏。
MILESとドラムのアル・フォスターがいいです。


3. FAST TRACK(15'13)
MILES風のハードドライビングナンバー。
(2'30) マイク・スターンのsolo開始、生音に近い音で弾きまくり。
(6'00) マイク・スターンの2回目のsolo、若干音色を変えつつ、さらに弾きまくり。
(8'10) 見せ場来た!! ミノ・シネルのコンガsoloに合わせてドシャーーン!
(14'30) 最後のキメ


4. JEAN-PIERRE(3'56)
1.と同じ曲。こっちは大人の演奏。


5. MY MAN'S GONE NOW(20'05)
マイルスが泣いている。いいぞー
ビル・エヴァンス(ss)もいいsolo吹いてます。


6. KIX(18'35)
レゲエ風テーマ→4ビートの曲
今までとはうって変わって力の抜けた演奏。アンコール用か?



「お気に入り度」 ★★★★★


○スペースの多い演奏で、その場の空気感が伝わってくる。
○音がスカスカで割れてるけど気にしない。大音量で。
○後に大幅なテープカット(編集)が行われていたことが判明したが、気にしない。

LONDON,WARSAW,NEWYORK / BASIA

ポーランド出身の歌姫。イギリスに渡り「マット・ビアンコ」に参加してブレイクしました。本名バーバラ・チェチェレフスカ。

89年リリースのセカンドアルバムで、ラテン、ボサノヴァ調のおしゃれなポップス。実に気持ちいいです。
のびやかな彼女の心地よい歌声を存分に楽しめる1枚。

ポーランド→アメリカ→イギリスと拠点を移していった苦労人?
そんな彼女の生き様からか、とてもスピリチュアルな雰囲気が作品全体を覆っています。


Basia(vocals)
Danny white(keyboads & programming)

ほか

-----------------------------


1. cruising for bruising
Basiaの代表作。3枚目(The Sweetest Illusion)が発売された後のWORLDTOUR見に行きました。
この曲よかったー
詞の内容は「お泣きなさい。私のそばでお泣きなさい。」なんですが。。。


2. best friends
彼女ののびやかな歌が冴える元気な曲。
JAPANTOURでも盛り上がった。


3. brave new hope
壮大でスピリチュアルな世界が彼女のもう一つの魅力。
世界遺産のBGMになりそうな感じ。


4. baby you're mine
得意のボサノバタッチの曲
東欧と南米の融合って不思議。


5. ordinary people
本作のBEST。
アコースティックギター、パーカッション、アコーディオンで奏でる哀愁のWORLDMUSIC風
曲がいいから歌が生きる。


6. reward
PeterWhite(g)のアコースティックギターが悲しい。
夕暮れ時に聴いてくれ。


7. until you come back to me
なんと、スティービーワンダーの曲。
Basiaのオリジナルにしか聴こえない。
強烈な個性ですね。


8. copernicus
アルバムタイトルのLONDON,WARSAW,NEWYORKというフレーズが出てくるラテンナンバー。
「グルーヴする機会さえあったら、きっとショパンだってサンバを気にいったはず」と歌ってる。
いい音楽・歌に国境は無いということですな。


9. not an angel
バリトンサックスを取り入れ、R&Bっぽくしてます。


10. take him back rachel
これもいいねー。
BRAZIL&CUBAって感じ。ブラスセクションのsoloもバッコシはまってます。



「お気に入り度」 ★★★★★


○東欧の雰囲気を味わってみてくれ。
○是非、日本盤(対訳付き)を買って彼女のスピリチュアルな歌詞を見てほしい。

DOUBLE VISION / BOB JAMES & DAVID SANBORN

ボブ・ジェームス(key)とデビッド・サンボーン(as)のコラボレート作品でSmoothJazzの流れを作ったとされる歴史的名盤です。
マーカスミラーの「Maputo」から始まるこのアルバム。もうかれこれ20年くらい聴いてるけど全然飽きない。むしろどんどん良くなっていく。
ボブ・ジェームスがこのアルバムの音作りをヒントに後のフォープレイの結成に到ったというのは有名な話。
ジャケットの油絵も良くて、文句つけるところ無し。
トミー・リピューマのプロデュース、グラミー賞受賞作品。1986年発売。


Bob James(key)
David Sanborn(as)
Marcus Miller(b)
Steve Gadd(ds)
Paul Jackson.Jr(g)
Al Jarreau(vo)
ほか

----------------------------------

1. Maputo (Marcus Miller)
タカタドン、タカタドン、
このイントロ部分、いつ聴いてもいいねー
サンボーンが泣き、ガッドが小気味いいフィル。

2. More Than Friends (Marcus Miller)
マーカスミラーのいいプレイが聴ける。
カッチリしたBeatが印象的。

3. Moon Tune (Bob James/David Sanborn)
サンボーンが歌うテーマ部、他のSax奏者が吹けばくさくなりそうなメロディなんだけど、サンボーンだから全然OK。
途中の、たららら~シャッ♪たららら~シャッ♪ってGaddの空シンバルいいねー。
リズムチェンジしたBob Jamesのsoloが最高。
悲しすぎて本作品のBEST。

4. Since I Fell for You(Woodrow Buddy Johnson)
アル・ジャロウの参加したvocal曲。
この作品の真ん中で、丁度いいアクセントになってる。人気曲。

5. It's You(David Sanborn)
Bob Jamesのpianosoloを聴いてくれ。

6. Never Enough(Bob James/David Sanborn)
サンボーンが歌いあげてる。

7. You Don't Know Me(Cindy Walker/Eddy Arnold)
アルバムの最後、「おやすみなさい。」って感じの曲。
あー気持ちよかった。


「お気に入り度」 ★★★★★


○最高!絶対オススメ!!
○疲れた時に聴いてみてくれ
○曲が良すぎ、マーカスミラーが陰の主役

THE BAKED POTATO SUPER LIVE / GREG MATHIESON PROJECT


「GREG MATHIESON PROJECT」
Greg Mathieson(key)
Steve Lukather(g)
Robert'Pops' Popwell(b)
Jeff Porcaro(ds)


「夜の彷徨/Larry Carlton」ルート335のキーボード奏者Greg Mathiesonのリーダーバンド。
TOTOのSteve Lukather(g)、Jeff Porcaro(ds)とRobert Popwell(b)を加えて行なった1981年12月のLAのクラブ「ベイクト・ポテト」でのライブ録音。
レコーディングエンジニアがJay Graydon(g)です。
一時入手困難な時期があったが、CD再発で簡単に手に入れることが出来るようになりました。
Good Job !


81年当時の録音技術のためか、生音に近い音での録音ですが、これが逆に良かった。
未加工の音の粒がスピーカーから噴き出してくるような迫力の演奏。
Jeff Porcaro(ds)とSteve Lukather(g)が特にいい。
ライナーによると、Jeff Porcaroは「思い出したくないほど雑な演奏だった」と後にコメントしていたようだが、この演奏の何処が雑なのか。。。プロは自分に厳しいねー
ルカサーが弾きまくってるので、ギターのカテゴリーに入れました。

-------------------------------------

1. Bomp Me
お約束のディストーションの馬(いななき)→リフへ
ユニゾンのフレーズが印象的なハードな曲

2. Thank You
Mathiesonのオルガンとミニムーグが印象的な曲。
このLiveではRock色を強めるために、オルガンとミニムーグのみ使用

3. First Time Around
大人気曲。ジェフのビートに乗ってルカサーが弾きまくってます。
この作品のBEST。必聴の名演!!

4. Goe
複雑なbeatでもgrooveを失わないリズム隊、Popwellのbassに注目。
Porcaroも勿論すごい。

5. I Don't Know
ミディアムテンポのファンキーなナンバー
ポーカロ節が随所に。
Bassのsoloもあり。

6. I'm Home
バラード曲です。
ルカサーが泣いている。
マティソンのオルガンも良い。

7. The Spud Shuffle
ハードなシャッフルナンバー。
JEFFBECKのFREEWAYJAMに似てるかも。
ルカサーの独壇場ですな。


「お気に入り度」 ★★★★☆


○TOTOのルカサーしか聴いたことの無い人は一度聴いてみて
○ポーカロの生のBeatを体感できる作品

THE ROYAL DAN / STEELY DAN TRIBUTE

STEELY DANの名曲を10名のギタリストがカバーした作品。2006年5月9日発売の新譜です。
ジャケットは幻想の摩天楼(THE ROYAL SCAM)をアレンジ。Vocal無しなのでギターアルバムという位置付け。
amazonで紹介されていたので即注文!


届くまでの楽しみとして、

○Jimmy Haslip(b) Vinnie Colaiuta(ds)のリズム隊
○「Peg」のギターソロをRobben Fordがどうひくのか。
○Jay Graydonの「Home at Last」
○Steve Lukatherの泣きに期待
○フュージョン系のMike Stern&Frank Gambaleのsolo
○Elliot Randall(生きてたのね)

などなど。。。興味はつきませんが、


注文後、2日で届いたので早速1曲づつ解説いってみます。


1.「Peg」 -Robben Ford-
この作品中、最大の注目ポイント。
Original盤でのJay Graydonのハワイアン風のソロは超有名。
何人もsoloistが差し替えられた伝説のテイクです。

このCDはギターアルバムであること、1曲目に「Peg」を持ってきたこと、
プロデューサー&ギタリストのJeff Richmanのこだわりが伝わって来ます。

で、ここでのRobben Fordですが、
アレンジが原曲とかなり変わってて、比較が難しい。
やはり変えてきたか。。。
リズム隊が同じだし、JING-CHIっぽいかな。

2.「Bodhisattva」 -Steve Morse-
狙ってるとしか思えないアレンジです。
菩薩がハイウェイスターになってしまいました。

3.「Home at Last」 -Jay Graydon-
やっぱりJay Graydon。STEELY DANの曲に合いますねー。
チョーキング、ビブラート・・・難しいことはわかりませんが納得のsoloです。

4.「Aja」-Al DiMeola-
Vinny Colaiuta(ds)のsoloがやはり耳に残ります。
アルディメオラはエレキで弾いてほしい。物足りない。

5.「Pretzel Logic」 -Steve Lukather-
思ったより普通でした。

6.「Josie」 -Jeff Richman-
普通です。

7.「Dirty Work」 -Mike Stern-
Mike Sternのオリジナル曲にしか聴こえません。もろMike Stern節。

8.「The Fez」 -Jimmy Herring-
多分、本作品中のベストです。
原曲に近いアレンジがとてもいい。
しかしJimmy Herringって誰?えらいカッコイイです。
あまりに良いので調べてみましたが、オールマンブラザーズバンドのギタリストみたいです。

9.「FM」 -Frank Gambale-
ChickCoreaElektricBandのギタリスト、フランクギャンバレ。
普通です。

10.「Hey Nineteen」 -Elliot Randall-
これは「Hey Nineteen」なんでしょうか?
原型を留めてないので、よくわかりません。


「お気に入り度」 ★★★☆☆

○やはりDonaldFagenのVocalラインをギターでなぞるのは違和感がある。
○Originalの良さが際立つ作品。
○オケがすでに出来ていて、soloだけ後で録音しに行った感じ。
○リズム隊はやはり安定感抜群。
○Jimmy Herringがカッコイイ。
○Jay Graydonは別格。

-----------------------------------

Support Band

Vinnie Colaiuta(ds)
Jimmy Haslip(b)
Peter Wolf(key)
Ernie Watts(sax)
Jeff Richman(Rhythm Guitars)

  • ALLAN HOLDSWORTH IN JAPAN (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 その4 (07/23)
  • アナログ音源のデジタル化 その3 (05/11)
  • アナログ音源のデジタル化 その2 (05/05)
  • アナログ音源のデジタル化 (05/04)
  • 廉価盤1,000円CD (12/29)
  • SON / 松岡直也&WESING (Romantic Version) (05/03)
  • 結晶~SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE (04/14)
  • first / 夜総会BAND (03/23)
  • ブラームス 間奏曲集他 /グレン・グールド (03/04)
  • プロフィール

    milkybar

    Author:milkybar
    GOGOランプを愛しています!

    最近の記事+コメント

    amazon

    FC2カウンター

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。