milkybar音盤絵巻

手持ちCD・DVDのレビューを徒然なるままに書き綴ります。JAZZ、FUSION系を中心に週1ペースで更新(目標)

Bass の記事一覧

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Ron Carter / Anything Goes

2014.02.11 (Tue)
carter_ron~_anythingg_101b

今日、中古屋で見つけたロン・カーターのアルバム。
ロゴを見るとCTI-KUDUレーベル製作みたい。

CDを裏返し、参加ミュージシャンを見て若干の違和感が。

Ron Carter: acoustic bass,piccoro bass
Don Glolnick: electric piano
Richard Tee: organ
Steve Gadd: drums
Jimmy Madison: drums
and others

ドン・グロルニックとリチャード・ティーの共演?
ロン・カーターはCTIに多数参加しているので、KUDUのアルバムもあるかもしれない。
曲目を見ると、スタイリスティックスのヒット曲「愛がすべて」が入ってる。

なんじゃこれ?こんなアルバムあったっけ?
即購入w


1曲目、
もろヴァン・マッコイの「ハッスル」的なイントロ
え?エリック・ゲイルが出てきた。
何このピッコロベースのソロ
フルートはヒューバート・ロウズ、いいです。

2曲目、
ヒューバート・ロウズのフルートが心地よいロン・カーターオリジナルのサンバ。
ランディ・ブレッカーが出てきた。いいじゃないですか。
と思っていたら、何このベース・ソロ。変なエフェクターをかましている。

3曲目、
サンボーンが出てきました!
この曲は古くさいけどカッコいい。エリック・ゲイルのカッテイングが渋い。
このソロ誰?マイケル・ブレッカーでは?
ふたを開けてみれば、オール・スター・アルバムでした。

4曲目、
渋めのアレンジで「愛がすべて」
妙なエフェクトのかかったベース・ソロは相変わらず・・・


(以下略)


これはなかなかおもしろいアルバムでした。
完成度から言うと???ですが、
珍盤と言えるかもしれません。見つけたら即買い!


Ron Carter - bass, piccolo bass, arranger
Randy Brecker - trumpet
Alan Rubin - trumpet, flugelhorn
Barry Rogers - trombone
Michael Brecker - tenor saxophone
Phil Woods - alto saxophone
Hubert Laws - flute
Don Grolnick - electric piano
Richard Tee - organ
Eric Gale - electric guitar
Steve Gadd (track 1), Jimmy Madison (tracks 2-6) - drums
Ralph MacDonald - congas, percussion
George Devens, Arthur Jenkins - percussion
Patti Austin, Marilyn Jackson, Maeretha Stewart - vocals (tracks 1 & 6)
Dave Matthews - arranger


01.Anything Goes (Cole Porter)
02.De Samba
03.Baretta's Theme (Keep Your Eye on the Sparrow) (Dave Grusin, Morgan Ames)
04.Can't Give You Anything (But My Love) (Luigi Creatore, Hugo Peretti, George David Weiss)
05.Quarto Azul
06.Big Fro

Recorded at Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, New Jersey in June and July 1975


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The Chuck Rainey Coalition / Chuck Rainey

2011.11.17 (Thu)
chuck_rainey.jpg

「チャック・レイニーが脳卒中で倒れた」というニュースを見た。
今は快方に向かっているとのこと。一日も早い回復を祈ります。

ニュースを見て思い立って聴いたのが、フュージョン黎明期の作品として歴史的価値の高い、チャック・レイニーの1st。
エリック・ゲイル、コーネル・デュプリー、リチャード・ティーが参加しており、“スタッフ”の前身的セッションと言われている。
後にスタッフのアルバムにも収録される「How Long Will It Last」も演っているし、スタッフ風のグルーブ・アレンジの曲も何曲かあり。
当時の流行りだったのか、各楽器に強めのリバーブがかかっており、それが何ともいえない時代感&哀愁を醸し出している。
ジャンルで言えば、ソウル・フュージョンということになるんだろうが、突然出てくる「ハーレム・ノクターン」など、ある意味好き勝手に、いろいろなタイプの曲を楽しんで演っているという印象。
ベーシストのリーダー・アルバムだけあって各曲のベースの存在感は強力。アルバム最後の曲「テーマ・フロム・ピーター・ガン」は、曲調はもろにスタッフ風、ベース・プレイはジャコみたい。
改めて聴いて、チャック・レイニーカッコいい!


1.Eliose (First Love) エロイズ(ファースト・ラヴ)
2.How Long Will It Last ハウ・ロング・ウィル・イット・ラスト
3.Genuine John (Colors) ジェニュイン・ジョン(カラーズ)
4.The Rain Song ザ・レイン・ソング
5.Got It Together ガット・イット・トゥギャザー
6.The Lone Stranger ザ・ローン・ストレンジャー
7.Harlem Nocturne / Zenzile ハーレム・ノクターン/ゼンジル
8.It's Gonna Rain イッツ・ゴナ・レイン
9.Theme From Peter Gunn テーマ・フロム・ピーター・ガン


チャック・レイニー(b)
エリック・ゲイル(g)
コーネル・デュプリー(g)
リチャード・ティー(org)
ジョージ・スタップス(p)
バーナード・パーディ(ds)
ウォーレン・スミス(pec)
モンテゴ・ジョー(cga)
メルヴィン・ラスティー(tp)
トレヴァー・ロウレンス(ts)
ほか

2 X 4(Two By Four) / Marc Johnson

2008.05.18 (Sun)
前回に引き続きドラム教室関係の記事。今回は自分が通っていたドラム教室の話をば少々。

93年、当時の日本はJリーグの発足で沸きに沸いていた。(今から15年前)
カズ、ラモス、北澤、武田などスター選手を擁するヴェルディ川崎が圧倒的な人気でTVでもそんな話題ばかり。
その日も会社の独身寮近くのお好み焼き屋で“肉玉そば”を食べながら、Jリーグの試合結果を見ていた。
満腹でその店を出た後、以前から気になっていた近くのジャズ喫茶へ。いつも店の前を通るとジャズが聴こえていたのでいつか行ってみようと思っていた。

店内に入ると何だか変な雰囲気。怪しげなマスターが出て来た。
「あの...コーヒーを...」
とりあえず注文。

「はぁ?コーヒー?」
「ここは喫茶店じゃありませんよ。」

「え? ス、スイマセン


そこはジャズ喫茶ではなく、音楽教室だった。
その怪しげなマスターが先生をしているピアノ教室だったのだ。
店内にはドラムセットも置いてあり、自分もドラムをやっている事など、いろいろ話をしている内に先生から「ドラムの事もある程度わかるのでよかったらココで習いませんか?」とのお話が。

ジャズ喫茶だと思ってフラリと入った店で、ピアノの先生にジャズドラムを教わることになりました(笑)

寮に帰ってからも、「何か妙なことになったなー」と思いながらも、これも何かの縁だろうと。
他の生徒さんは全員ピアノ。当たり前だよな、ピアノ教室なんだから。
先生はグレン・グールドが好きで、生徒さんもクラシック系の音大生が多かった。結局、その教室には引越しをするまで1年半近く通った。とにかく楽しかったから。

前置きが少し長くなったけれども、今日紹介する盤がこの音楽教室での最初の教材。
ベース・デザイアーズ以外では、マーク・ジョンソンの最初のリーダー・アルバムとなる「2 x 4 (Two By Four)」。マーク・ジョンソンが4人のミュージシャンとデュエットしている作品で、「2 x 4」というわけ。

デュオのメンバーは、

ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン
ルーシー・クレーン : ヴォーカル
小曽根真 : ピアノ
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ



ドラムレスの作品集なので、「これにあわせて自由に叩いてください。」というレッスン。
スタジオ内にこのテープを流しドラムを叩く。先生も時折ピアノで参加する。そういうレッスンを繰り返していた。このアルバムの他にもジム・ホールの「ジャズ・ギター」とかロン・カーターとのデュオ「アローン・トゥゲザー」などドラムレスの作品を教材に。
レッスン中はドラムについて細かい指示はなかったけれども、「とにかくまわりの音を聴きなさい。」ということを言われた。ドラムの人に習うよりも別の楽器の先生に教わることで得るものは大きかったと思う。
うまくなったかどうかは全くの別問題ですが(汗)。。。

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01. Killer Joe (B.Golson)
02. スパルタカス~愛のテーマ (A.North)
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ

03. Dinner For One Please,James (M.Carr)
04. One Finger Snap (H.Hancock)
05. Miss Teri (M.Johnson)
小曽根真:ピアノ

06. Monk's Dream (T.Monk)
07. Gary's Theme (G.Mcfarland)
ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン

08. Beautiful Love (H.Gillespie,V.Young)
09. Ain't Misbehaven (F.Waller)
ルーシー・クレーン : ヴォーカル

10. Time Remembered (B.Evans)
ゲイリー・バートン : ヴィブラフォーン

11. Goodbye PorkPie Hat (C.Mingus)
トゥーツ・シールマンス : ハーモニカ


「お気に入り度」 ★★★★★

# 選曲されたスタンダードが絶妙!ビル・エヴァンス・トリオの名曲も!
# 若干入手困難かもしれないが、見つけたら是非聴いてみてください。

Summerhill / Dieter Ilg

2007.07.01 (Sun)
ドイツ生まれのベーシスト、Dieter Ilg(ディーター・イルグ)のリーダー作(1991年発売、LIPSTICK RECORDS)
彼の経歴はほとんど知らない。ランディー・ブレッカーに見出されブレッカークインテットに参加、最近では渡辺貞夫さんの2005年のライヴアルバム「Sadao & Charlie Again 」にクレジットされている。
今週、YouTubeでミシェル・カミロのライヴ映像を見てたらディーター・イルグがベース弾いてたので今日の記事は彼の作品を取り上げることにした。

発売当時、ふらっと寄ったタワーレコードで購入。ディーター・イルグの名前は全く知らなかったけれども、CD紹介の店員手書きのPOPに“コレは絶対オススメ!”と書いてあった。参加メンバーもすごかったので騙されたと思って買ってみた。
これが大正解!
ディーター・イルグがアコースティック・ベースのみプレイしていることもあり、とてもシンプルな音作り。マイ・フェイバリット・ドラマーであるピーター・アースキンのプレイがすごく良くて、自分が持ってるアースキン参加作品の中でも5本の指に入るほど気に入っております。

Dieter Ilg - bass

Featuring:
Mike Stern - guitar
Bob Berg - saxophone
Randy Brecker - trumpet
Jim Beard - keyboard
Peter Erskine - drums

とにかくメンバーがスゴイ。
全曲ディーター・イルグのオリジナルだが、クルセイダーズ風あり、ステップス風あり、マイクスターン風あり、ブレッカーブラザーズ風ありと楽しめる。
リーダーのディーター・イルグは黙々とベースラインを刻んでる。実質、マイク・スターンとボブ・バーグの双頭バンドのような趣。
曲の良さ、参加ミュージシャンの素晴らしいプレイからも、90年代屈指のフュージョン作品だと思ってます。若干入手困難かもしれないが...

01. It's Getting Better
最初のスネアの一発、痺れまくり。
マイク・スターンのコキコキしたイントロのバッキングも素晴らしい。
クルセーダーズ風のファンキーなテーマから、マイクスターン風のBメロへ。
とにかくアースキンのタイコがバッコシハマリまくっている。名演!

02. Springfever
ファーストテンポのサンバフィール。
こういうの叩かせたらアースキンの右に出る者無し。
いつもはシンプルなジム・ベアードがザビヌルみたいになっている。

03. The Shadows of the Fall
ボブ・バーグのテナーが泣くステップス・アヘッド風のバラード。
曲がステップス風なのでマイケル・ブレッカーを彷彿とさせるが、二人とももうこの世にいないのかと...

04. Summerhill
軽快なフォービートナンバー。
ウネウネのマイクスターン節。ギターソロの最後で得意のディレイを踏むところがアツイ(山びこ奏法)
ボブ・バーグの咆哮も聴きモノ。

05. All Childrens Love Song
レゲエフィールのかわいらしい曲。ベースがテーマを弾く。

06. Somersault
ブレッカー風のファンクナンバー。
ところどころで激しいキメあり。
マイク・スターンのソロが主役。

07. Under the Skin of the Earth
5拍子のテーマが印象的なファンキーなナンバー。
後半のアースキンのドラムソロが炸裂。


「お気に入り度」 ★★★★★


# シンプルな音作り、各楽器が生き生きと。名盤!
# マイク・スターンのソロアルバムか?ぐらい目立ってるが。

The Birthday Concert / Jaco Pastrious

2007.01.21 (Sun)
マイケル・ブレッカー追悼特集第3弾、ジャコの死後に発売されたワードオブマウスビッグバンドの傑作ライブ「The Birthday Concert」。
1981年12月1日、ジャコの30歳の誕生日の夜に収録されたもの。
選曲がピーター・アースキンでアルバムプロデューサーとしてピーターがクレジットされている。
ワードオブマウスビッグバンドとしては、1982年のジャパンツアーの模様が録音された「インヴィテイション」が先に発売されていたが、本作にはマイケル・ブレッカーが参加してるところがポイント。オクラ入りしてたのが不思議なほどの完成度の高さ。

先ず、ピーター・アースキンの書いた長い長いライナーノーツを読むべし。ジャコとの思い出、ワードオブマウスビッグバンドについて、当日の様子、曲解説に到るまで丁寧に書かれています。
当然日本盤を買うべきでしょう。

マイケル・ブレッカーが参加してるジャコのビッグバンドが聴けるのはこの作品だけ。
しかもマイケルが超強力。買って損無し・・・というか必聴盤。

途中、バンドのメンバーがジャコには内緒で突然「Happy Birthday」を演奏する場面もあり、終始暖かい雰囲気。ブレッカーとボブミンツァーのテナーの掛け合い、メルトン・ムスタファのペットに注目!超豪華なライヴです。

「Word of Mouth Quintet」
Jaco Pastorius(b)、Michael Brecker(ts)、Bob Mintzer(ts,bcla,ss)、Don Alias(congas)、Peter Erskine(ds)

「Word of Mouth Big Band」
(trumpet) : Brian O'Flaherty, Ken Faulk, Brett Murphey, Melton Mustafa
(saxohones, woodwinds) : Dan Bonsanti, Gary Lindsay, Neal Bonsanti
(bariton saxophone) : Randy Emerick
(bass trombone) : Peter Graves
(trombone) : Russ Freeland, Mike Kats, Dave Bargeron (+tuba)
(french horn) : Peter Gordon, Jerry Peel or Steve Roitstein
(steel drums) : Othello Molineaux, Paul Hornmuller
(congas) : Bobby Thomas, Jr.
(percussion) : Oscar Salas
(music prep,copyist) : Larry Warrilow

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01. Soul Intro/The Chicken
02. Continuum
03. Invitation
04. Three Views of a Secret
05. Liberty City
06. Punk Jazz
07. Happy Birthday
08. Reza
09. Domingo
10. Band Intros
11. Amerika

「お気に入り度」 ★★★★★

# ラストの「Amerika」でのジャコのソロ、泣けます。
# コンプリート盤での再発が待たれます。


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